D-DAYS vol.137 陳内将×宮崎秋人 | 特集 | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

D-DAYS vol.137 陳内将×宮崎秋人

2019/07/04

「どの環境においても、目の前にある1つ1つの課題やハードルに対して一生懸命向き合うことというのが大事なのかなと」

陳内将×宮崎秋人 撮影/宮坂浩見

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、同連載初組合せの陳内将くん&宮崎秋人くんが登場。二人の懐かしい養成所時代のエピソードもお届け♪

陳内将×宮崎秋人陳内将

――連載では初組合せのお二人ですが、最初の出会いって覚えていますか?

陳内将「ちゃんとしゃべったのって、『東京サンダンス』のときかな? 事務所のレッスンとかは一緒じゃなかったし、どの辺から秋ちゃん居たんだろう?ってフワっとしてる」

宮崎秋人「いつ出会ったんですかね?(笑)」

陳内「あれ!? D2のイベント、手伝ってくれてなかったっけ?」

宮崎「あっ!『春どこ』でグッズ列の整理やってた!! そうだ、そのときD2の中に知っている先輩がいたから、裏でしゃべりましたね」

――その時のことで何か印象に残っていることは?

宮崎「そのイベントを見ていて、陳内くんはD2の兄貴的な存在なんだなっていう印象を抱いて。年下チームのみんなはきっと、陳内くんのことを君子的な感じで見ているのかなって思っていた」

陳内「いやいやいや、どんどんイジられるようになっていったからね(笑)」

宮崎「確かに(笑)。だんだんと、そういう感じではないんだなって思った。僕は池岡(亮介)や荒井敦史とか、年下チームと先に知り合ったから、それ以降は、そういうはみ出しすぎている年下チームをまとめようとしている人なんだなと(笑)」

陳内「今、僕に敬語を使ってる後輩なんているのかな……見当たらないんですけど(笑)」

陳内将×宮崎秋人宮崎秋人

――きっと先輩・後輩の垣根を越えて、仲が良いってことですね!(笑)。お互い、役者としてはどんな印象がありますか?

陳内「秋ちゃんの芝居をちゃんと観たのが、『東京サンダンス』なんだよね。その時の演出が茅野(イサム)さんだったし、スタッフさんも気心知れた人たちだったから、裏でいろんな話をしていて。僕は当時のマネージャーと一緒に観に行っていたんだけど、そのときに茅野さんがマネージャーに『宮崎は良い役者だよ』って言っているの聞いたりしていたこともあり、素敵な魅力がある子なんだなっていうのが最初の印象かな」

宮崎「へ〜。そんなことがあったんですね」

陳内「芝居でがっつり一緒になったのは、この前の『COCOON月の翳り星ひとつ』が初めてで。僕の中ではTRUMPシリーズの“ウル”っていうキャラクターに対して、確固たるものがあったんですけど、秋ちゃんはそれを覆してきたんです。“あ、見たことのないウルだなって”。それも役者のわがままではなくて、秋ちゃんが表現したらこういうウルになるんだっていう説得性があったし、しっかりといい道筋を辿ってきた役者さんだなって感じた。そういう意味では、お芝居に対してちゃんとしている人っていう部分では、最初から印象は変わってないかな」

宮崎「陳内くんは器用な人だなって思う。役を自分に寄せられるところは寄せて、一番美味しく調理をして板の上に立つ人だなっていう印象。なんだろう、隙がないんです。この前の『COCOON』でも、演出の末満(健一)さんから、クラウスという役に対して、新しいオーダーをされた部分に対しても、陳内くんがいろいろと考えて悩んでいるところも見ていましたけど、毎公演挑戦していたし、それでもその時に一番美味しい調理の仕方でしっかりと板の上に立っていて。クラウスというキャラクターの立ち位置もそうだけど、俳優として舞台上に立つ責任感というものをすごく背負っている先輩だなって見ていました」

陳内将×宮崎秋人

――養成所出身という共通点もあるお二人。当時を振り返って、どんな想いでレッスンやオーディションを受けていましたか?現在、ワタナベエンターテインメントでBOYSオーディション2019を開催中ということもあるので、読者に向けてアドバイス的な意味も含めて。

宮崎「養成所では芝居以外にもいろんなことを学ぶレッスンがあって、当時は“こんなレッスンやる意味あるのかな?”って思ったりすることもあったんです」

陳内「あ〜、わかる!(笑)」

宮崎「たとえば、30秒間しゃべり続けるという課題があって、体感だけで30秒計ってしゃべるんですが、話し終わったらストップウォッチを押して、実際は何秒だったかというようなレッスンで。それを経験しているから30秒、1分、2分っていうのがしみついているというか、なんとなくわかるんです。だからこそ、告知動画とかの撮影で、事前に内容をあまり考えずに見切り発車で話し出したとしても、そろそろ1分だから終わりにしようってまとめられる。やっていた当時はわからなくても、振り返ると、“そういえばこういうレッスンやっていたな”って、あとから気づくことがたくさんあるんです。なので、どの環境においてもそうだと思いますが、とりあえず目の前にある1つ1つの課題やハードルに対して一生懸命向き合うことというのが大事なのかなと。僕もそうやって1個1個やってきたことが、今につながっているなと思っています」

陳内将×宮崎秋人

――陳内くんは、養成所時代で思い出に残っていることって?

陳内「ある時、養成所の方から、D-BOYS STAGEの『ラストゲーム』のアンサンブルオーディションを受けたほうが良いって勧められて、自分としてはあまり興味がなかったというか、渋々受けたんです。でも、いざオーディションが始まったら、やっぱり負けたくなくて。必死になってオーディション頑張ったら、アンサンブルのリーダーをやらせていただけることになった。それが今に繋がっていると思うので、大人の言うことを聞くって大事だなと(笑)。どこにチャンスが転がっているかわからないから、大人の言うこともたまには聞いて、でも、自分の意見もしっかりと大事に持って臨むことが大事なのかなと思います」

――食わず嫌いじゃないけど、やってみないと自分に合うのか合わないのか、わからなかったりしますからね。

陳内「そうですね。あと、すごく印象に残っていることがもう1つあって。養成所に入る、最初のオーディションのとき、友達と一緒に受ける約束をしていたんです。でも、前日になって友達が行かないって言いだしたから、僕もオーディションに行くのを辞めようと思って、辞退の電話をかけたんです。そしたら、電話に出た養成所の女性のスタッフさんに、『そんな覚悟で受けるなら受けなくていい』って怒られて(苦笑)。それでムカついて、『じゃあ、行きます!』って言って、オーディションに参加することにしたんです。それで、当日1時間前に会場に行ったら、まだ設営中だったから、スタッフさんと一緒に椅子を並べたりするのを手伝いました(笑)。本当に何が起こるかわからないし、どこにチャンスが転がっているかわからないなと。そのときに僕が電話して、その人から怒られなかったら、オーディション受けてなかっただろうし、今ここにいなかったかもしれない。実はその人は、養成所の2年目に僕らのクラスの担任をしてくださった方だったんですが、その方には本当に感謝しかないです」

関連記事

Information

MANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER 2019〜

東京公演:2019年8月8日(木)〜18日(日)品川プリンスホテル ステラボール
兵庫公演:2019年8月23日(金)〜9月1日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe
愛知公演:2019年9月6日(金)〜8日(日)名古屋市公会堂
新潟公演:2019年9月13日(金)〜15日(日)長岡市立劇場 大ホール
東京凱旋公演:2019年9月19日(木)〜29日(日)品川プリンスホテル ステラボール

『A3!』 ©Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. ©MANKAI STAGE『A3!』製作委員会2019

イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化したMANKAI STAGE『A3!』。夏組単独公演となる本公演では、夏組にスポットを当てた第二回公演『にぼしを巡る冒険』、第三回公演『抜錨! スカイ海賊団』の2つのストーリーを展開。

舞台『HAMLET−ハムレット−』
東京公演:2019年9月8日(日)〜10月6日(日)東京グローブ座
大阪公演:2019年10月9日(水)〜15日(火)森ノ宮ピロティホール

戯曲ができてから400余り経った現在に至っても、世界中で毎年のように上演されている不朽の名作『HAMLET』を、卓越した演出力で高い評価を得ている気鋭の演出家・森新太郎が演出。
主要な登場人物全員が最終的に死んでしまう、悲劇中の悲劇といわれる本作の主人公・ハムレットを、舞台単独初主演、初ストレートプレイ挑戦となるSexy Zoneの菊池風磨が演じる。

Present

陳内将×宮崎秋人 サイン入りポラを1名様にプレゼント!

【応募のきまり】
1.『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント「@Deview_staff」をフォロー
2. 対象ツイートをRT&リプでインタビューの感想を送る
で応募完了!

【応募締切】
2019年7月31日(水)23時59分まで。

◆当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
◆商品の発送先は日本国内に限らせて頂きます。
◆当選者様には『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント(@Deview_staff)より、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。その際、返信期日までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
◆所定の文章を変更したツイートや、Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は、応募を受け付けられません。
◆当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。
※転売・譲渡が明らかになった場合、当選取消とし、賞品をお返し頂く場合があります。

【個人情報の取り扱いについて】
※ご登録いただく個人情報は、プレゼント発送、及び問い合わせ対応にのみ使用させていただき、それ以外には使用いたしません。第三者への提供はございません。
※詳しくは当サイトの「個人情報の取り扱いについて」をお読みください。
※なお、「個人情報の取り扱いについて」にご同意いただいたうえで、ご応募をお願いいたします。

  • 記事へのご感想・ご意見・ご要望はコチラにご連絡ください。
  • ※当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
Archive

最近の記事

×