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D-DAYS vol.137 陳内将×宮崎秋人

2019/07/04

「毎回、毎回、少しでも成長できるようにやる!という姿勢を忘れずに、稽古から全力で行きたい」

陳内将×宮崎秋人

――お二人の貴重なデビュー当時のお話もお聞きしたところで、最新のお仕事のお話も。まずは、陳内くんが主演を務める絶賛上演中の舞台『紅葉鬼』から。

陳内「原作があるとはいえ、『紅葉鬼』は劇中劇なので原作で描かれているのは数シーンだけなんです。原作者の桜井梯子先生がプロットを書いてくださって、それを脚本家の葛木(英)さんが本にしてくださって、1から作り上げた作品なので、プロデューサーさんも『これは、2.5次元舞台というよりは、オリジナルのストレート舞台だと思っている』とおっしゃっていて。今回の舞台は、演出家、プロデューサー、役者もみんな含めて、意見を出し合うミーティングとかも、稽古とは別でやったりしていて、本当に全員で1つ1つ手探りでやりながら作っていきました」

陳内将×宮崎秋人陳内将

――キャスト、スタッフ含め、まさに全員で作り上げた作品なんですね。

陳内「登場人物一人ひとり、みんなが本気でこの世界観に生きないといけないというか、主役だからとか、アンサンブルだからとかではなく、みんながその世界観の中でちゃんと生きないとシーンが成立しないので、相手に発するセリフやリアクション、感情とかを大事にして丁寧に作っていきました。この作品を楽しみに待っていてくださる方も多いと思いますが、“これが僕らの『紅葉鬼』です!”と胸を張ってお届けします!」

――『紅葉鬼』の後は、MANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER 2019〜も控えています。

宮崎「いつ稽古しているんですか!?」

陳内「終わったらすぐ参加っていう感じかな(笑)。今回の戯曲を少し読んだんですが、やっぱり亀田(真二郎)さんの本は面白いなと。夏組らしい感じで、笑いを取りにいくわけじゃない笑いというか、会話の中でこのキャラクターがこう言ったら面白いなとか、読みながらクスって笑っちゃう部分もあって、これは僕らがちゃんと頑張ってやれば絶対に面白くなるなって思いました」

陳内将×宮崎秋人宮崎秋人

――SNSでの夏組キャストの交流とか見ていても、みなさん仲良さそうですよね。

陳内「そうですね。『COCOON』とか僕が出ているほかの作品を観に来てくれたり、この前は、(宮崎)湧が出ていた春組単独公演を、夏組の4人で観に行きましたしね。春組の成長をとても感じられたし、公演としてもとても素晴らしくて、すごく刺激を受けました。だからこそ、負けたくないって思ったし、観劇後に夏組のみんなでご飯食べに行って、どうやれば夏組らしく勝負することができるかって真面目に話し合ったりもして。そのためには各々のスキルアップが大事だよねっていう話とかもしました」

――夏組の中で陳内くんはだいぶ、イジられキャラになってますよね? そういうところも演じる皇天馬とリンクする部分もあるのかなと。

陳内「リンクしすぎですね。特に燈は実年齢では年下なんだけど、役柄でいうと年上の役で、ずーっと僕で遊んでいます(笑)」

宮崎「それ、想像つくな〜」

陳内将×宮崎秋人

――でも、そうやってイジられることに対しては……?

陳内「悪くはないなって思ってはいます(笑)」

宮崎「あはははは!(笑)」

陳内「夏組単独公演に関しては、本当に全部が楽しみ。もちろん、頑張らないといけない課題はあると思うけど、みんなと稽古できることが楽しみだし、毎回、毎回、少しでも成長できるようにやる!という姿勢を忘れずに、稽古から全力で行きたいなと思います!」

――宮崎くんは、9月から舞台『HAMLET−ハムレット−』に出演。初のシェイクスピア作品になるんですよね?

宮崎「はい。もともとシェイクスピア作品ってまったく興味がなかったというか、海外戯曲に対してちょっとした苦手意識みたいなものがあって。でも、去年『PHOTOGRAPH51』をやってから、海外戯曲に対しての意識が変わったんです。自分が知らなかっただけで、面白さもやりがいもあるし、海外戯曲を経験したことで新しい課題も見えた。だからこそ、今回、このタイミングでシェイクスピア作品に挑戦できることになって良かったなと。自分の中で興味を持ってから臨むことができて良かった」

陳内将×宮崎秋人

――この作品はオーディションで決まったんですよね? どんな審査があったんですか?

宮崎「僕ら若手の男性キャストは全員オーディションで選ばれました。グループでのオーディションで、最初の40分くらいはペアになってのノンストップの即興ダンスをやりました。ダンスできる人は楽しんでやっていたけど、特にダンスをやってきてない僕は本当に必死でした」

陳内「前に僕もやった! ぶつかっちゃダメとか、一人になっちゃダメとか、いろんなルールがあるんだよね」

宮崎「そうそう。ペアの相手から絶対に目を離しちゃいけないとか、でも、その相手と何も生まれないなと思ったら、一瞬でスイッチしないといけない。かといって、相手から目を離しちゃダメだから、他の人たちがどんな状況かもわからなければ、アイコンタクトも取れないので、気配でなんとなく後ろに違うペアがいるなって察したら、パッと離れる。そうすると別のペアもその空気を察して、ペア替えをするっていうような感じで、シームレスに踊り続けないといけないっていう審査がありました」

――ダンスのスキルというよりも、いろんな感覚が必要とされる審査ですね。

宮崎「そうなんです。空間把握だったり、相手がどういう動きをやりたいのかを即座に読んで、自分もそのダンスに合わせたりしないといけない。きっとダンスのスキルとかではないんだろうなと思ったので、上手に踊れなくてもいいやという感じで臨みました」

陳内将×宮崎秋人

――お芝居の審査はどんな雰囲気だったんでしょう?

宮崎「お芝居もペア組んで、『ハムレット』の抜粋をやったんですが、オーディションながら、演出の森(新太郎)さんが演出をちゃんとつけてくださって。1回セリフをしゃべっただけで、森さんにすぐに弱点を見抜かれました。僕の場合、相手役に対してしか、まっすぐセリフを飛ばさないっていう弱点があって、それは自分でも自覚していたんですけど、森さんはそれをたった1回で見抜いて、『舞台奥にしゃべりながら、でも後ろにセリフを飛ばして』と要求されて。他の人たちに演出をつけているのを見ていてもすごく勉強になったし、すごく面白かったですね」

陳内「僕もまた森さんとやりたいな〜。『HAMLET−ハムレット−』もすごく楽しみ!」

宮崎「この作品が29歳になって1発目の作品になるので、また新たな挑戦だなと。オーディションで受かった男性キャストの中には、知っているメンバーもいるし、今回はじめましての人たちでも、あのオーディションを乗り越えた戦友みたいな感じが勝手にしていて。すでに見えない絆ができているんじゃないかなって思っているので、稽古が始まるのが本当に楽しみです」

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PROFILE

陳内将(じんない・しょう)●1988年1月16日生まれ、熊本県出身。近年の主な出演作は、舞台『戦刻ナイトブラッド』、舞台『文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌』、『劇団アニメ座ハイブリット〜めぐりあい・舞台〜』、舞台『COOCON 星ひとつ』、舞台『紅葉鬼』(主演)など。10月4日公開の映画『HiGH&LOW THE WORST』に出演。

宮崎秋人(みやざき・しゅうと)●1990年9月3日生まれ、東京都出身。OFFICE SHIKA PRODUCE『おたまじゃくし』、舞台『PHOTOGRAPH51』、ドラマ『マジで航海してます。〜second season〜』(MBS・TBS)、ドラマ『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』(日本テレビ系)、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』、映画『新宿パンチ』、音楽劇『マニアック』、ドラマ『つばめ刑事』(ひかりTVほか)、ドラマ・映画『明治東京恋伽』、舞台『COOCON 月の翳り星ひとつ』など。

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Information

MANKAI STAGE『A3!』〜SUMMER 2019〜

東京公演:2019年8月8日(木)〜18日(日)品川プリンスホテル ステラボール
兵庫公演:2019年8月23日(金)〜9月1日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe
愛知公演:2019年9月6日(金)〜8日(日)名古屋市公会堂
新潟公演:2019年9月13日(金)〜15日(日)長岡市立劇場 大ホール
東京凱旋公演:2019年9月19日(木)〜29日(日)品川プリンスホテル ステラボール

『A3!』 ©Liber Entertainment Inc. All Rights Reserved. ©MANKAI STAGE『A3!』製作委員会2019

イケメン役者育成ゲーム『A3!(エースリー)』を舞台化したMANKAI STAGE『A3!』。夏組単独公演となる本公演では、夏組にスポットを当てた第二回公演『にぼしを巡る冒険』、第三回公演『抜錨! スカイ海賊団』の2つのストーリーを展開。

舞台『HAMLET−ハムレット−』
東京公演:2019年9月8日(日)〜10月6日(日)東京グローブ座
大阪公演:2019年10月9日(水)〜15日(火)森ノ宮ピロティホール

戯曲ができてから400余り経った現在に至っても、世界中で毎年のように上演されている不朽の名作『HAMLET』を、卓越した演出力で高い評価を得ている気鋭の演出家・森新太郎が演出。
主要な登場人物全員が最終的に死んでしまう、悲劇中の悲劇といわれる本作の主人公・ハムレットを、舞台単独初主演、初ストレートプレイ挑戦となるSexy Zoneの菊池風磨が演じる。

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