D-DAYS vol.193 瀬戸康史 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.193 瀬戸康史

2024/03/01

「榊原は無表情な役柄ですが、“実は怒ってる?”とかいろんな想像をしながら観て楽しんでもらえる役なのかなと」

瀬戸康史 撮影/宮坂浩見

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、現在放送中のフジテレビ系連続ドラマ『院内警察』にて榊原俊介役を演じている瀬戸康史さんが登場。若き天才外科医・榊原を演じる上でのこだわりや撮影現場のエピソードなどを語ってもらいました。さらに、来年俳優デビュー20周年を迎える瀬戸さんの役者人生で転機になったことや今改めて思う役者業の楽しさ・魅力など、たっぷりとお届け♪

瀬戸康史

――現在放送中のドラマ『院内警察』も後半に差し掛かってきましたが、最初に台本や原作を読んだ際、どのような点に魅力を感じましたか?

瀬戸康史「みなさん声を揃えて言っていることだとは思いますが、刑事モノと医療モノのコラボレーションって、今まであるようでなかったし、その2つのジャンルを融合した新感覚の医療エンターテインメントとして、原作を読んでいてもどちらも上手い具合に活かされていて面白いなと思いました。刑事モノっぽく事件を解決していくとか、追っていくハラハラ感もあり、医療モノとしての“命を救えるのか⁉”というドキドキ感や患者さんとの温かい触れ合いなど盛りだくさんで、良いところ取りみたいな感じがあって、それが良い具合にドラマの脚本にも落とし込まれていて素敵な作品だなと思います」

――主演の桐谷健太さん演じる武良井治や、瀬戸さん演じる榊原俊介など、登場人物たちのキャラクターも色濃く、人間ドラマとしても楽しめる作品だなと思います。

瀬戸康史「そうですね。武良井にも榊原にもそれぞれバックボーンがあって、榊原でいうと、なぜそこまで心臓の施術に固執するのか…など、いろんな謎がどんどん暴かれていきますから。榊原は無表情で何を考えているのかわからないというキャラクターでもあるので、そこを意識して役作りをしていきましたが、物語が進むにつれて、その変な鎧みたいなものがどんどん外されていって、どこか少しサイボーグっぽい感じだったのが、“この人も人間だったんだ”とか、“本当は温かみがある人かもしれない”みたいな部分が少しずつ見えてくればいいなと思って演じています」

瀬戸康史

――そんな榊原俊介を演じる上でのこだわりや、難しかった点などはありますか?

瀬戸康史「やっぱり、感情を表に出さないという部分で、今までにやったことないくらい表情に出さずに芝居をしているので、そこが難しかったです。リアクションしていると表情って勝手に出てきてしまうし、今回はそれを無理やり抑えている状態で芝居をしないといけなかったので。そこに関しては感情を表に出せずに発散できない分、苦しみみたいなものはありますが、心の中だけで処理するみたいなイメージでやっています」

――顔の表情もあまり見せられないし、声のトーン的にも感情的になれない役ですしね。

瀬戸康史「それができない苦しさはもちろんありますが、逆に観ている人にいろんな解釈で受け取ってもらえたらいいなと思っています。無表情だけど、“実はこの時怒っているのかな?”とか、“何か企んでいるのか?”“ちょっと悲しそうにも見える”とか、いろんな想像をしながら観て楽しんでもらえる役なのかなと思います」

瀬戸康史

――主演・桐谷健太さんとは、連続テレビ小説『まんぷく』以来の共演となりますが、撮影現場の雰囲気はいかがですか?

瀬戸康史「現場の空気感としては明るいし、雰囲気は良いと思います。ただ、武良井と榊原はバチバチに対立する役どころなので、現場でたくさん話すということはそんなになくて。共演者の長濱ねるさんや、誰かがいれば一緒に3人で話す…とかはあるけど、僕ら2人でガッツリ話すっていうのは今のところないですね。2人とも各々の役を背負っている分、磁石が反発しちゃうみたいな感じで空気が流れている気はします」

――榊原は医局チームとも群れないというか、孤独な感じがありますが。

瀬戸康史「そうなんです、孤独なんですよ。なので、みんなが院内交番でワイワイ集まっているシーンや、居酒屋でのシーンとかは、すごく羨ましくオンエアを観ています。いいな〜って(笑)。今日もそうなんですけど、朝から夕方前くらいまで僕はほぼほぼ1人とか2人のシーンを撮っていて、僕が帰ったらほかの皆さんがゾロゾロとセットに集まってきて、みんなのシーンを撮る…みたいな感じで。ちょっと悲しい気持ちになっています(笑)」

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Information

ドラマ『院内警察』
(毎週金曜 よる9:00〜 フジテレビ系)


≪2024年3月1日放送≫第8話 ストーリー

武良井治(桐谷健太)は、勤務中に当直室で不倫行為をしていた男性医師に証拠写真を突きつけていた。その医師が阿栖暮総合病院と製薬会社の取次役だという情報を得ていた武良井は、兼ねてから捜査していた治験に関する情報と不倫の証拠写真破棄を交換条件として出す。

一方、榊原俊介(瀬戸康史)は他界した妹と同じHLHS<左心低形成症候群>に苦しんでいる少女・今井結依(梨里花)を励まそうと病室の外へ連れ出す。結依は親しかった入院患者・清宮松雄(でんでん)の死にショックを受け、すっかりふさぎ込んでいた。そんな結依に、榊原は不器用ながら元気づけるための言葉をかける。 そんな折、院内交番に救急搬送されていた患者が行方不明になったとの連絡が入る。曽根崎茉莉(美山加恋)という名前と特徴を聞いた川本響子(長濱ねる)は、「高校の同級生かも」と武良井とともに捜索を始める。病院近くの通りで倒れている茉莉を発見するが、川本が知る茉莉とは正反対の痩せ細った体型をしていた。 茉莉を診察した総合内科医の田尻賢太郎(忍成修吾)から診断結果の提供を断られた川本は、院内交番に与えられたアクセス権を利用して茉莉のカルテを検索。すると、処方されていない食欲抑制剤や睡眠薬を大量摂取していたことが明らかになった。

同じころ、院内交番室長の横堀仁一(市村正親)は、田尻が生活保護者に睡眠薬ばかり処方していることが気になり、武良井に相談を持ちかける。それを知った川本は、この一件は自分が調べると言い出し……。

◆公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/innai_keisatsu/

Information

D-BOYS連載リニューアル

雑誌『デビュー』2006年2月号よりスタートし、D-BOYSの活躍を追ってきたD-BOYS連載「D-DAYS」が、2024年4月よりリニューアル決定! お楽しみに〜〜♪

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2024年3月度)

ワタナベ次世代オーディション 2023

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、山田裕貴、綱啓永、井上想良、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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