D-DAYS vol.162 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.162 三津谷亮

2021/08/02

「主演の熊谷真実さんがとにかく素敵な方で。目の演技が本物だから、彼女の芝居で感情が動かされるんです」

三津谷亮 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、現在上演中の『マミィ!』をはじめ、『ヒミズ』、『異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ』と舞台作品への出演が続く三津谷亮くんが登場!

三津谷亮

――前回の取材から1年以上経っていますが。その間に、やむなく公演が中止になるなど、予想外の事態にみまわれてきたと思います。

三津谷亮「そうですね。ファンの方の中には僕の最新の舞台『マミィ!』が、『COCOON 星ひとつ編』(’19年5・6月)ぶりの観劇になるという方もいて。それぞれに事情があって、観劇に行けない方もいますからね。『マミィ!』は、そんなコロナ禍をリアルに描いていて、共感できるポイントも多いと思います。その上で、人間らしい悩みもしっかりと描いている。田村(孝裕)さんの作品って、どちらかというと暗めのものが多い印象でしたが、稽古入る前に対談した際に田村さんが『このコロナ禍で明るい作品を描きたいと思った』とおっしゃっていたんです。とは言いつつも、出来上がった台本を読んだら、決して明るさ100%ではなく、“田村節”もしっかり入っていました(笑)。もともと、はっきりと結論を提示するのではなく、観た方によって受け取り方が変わる作風ではあると思います」

三津谷亮

――お芝居のほうも、いろんな受け取り方ができるように演じている?

三津谷亮「最初、感情がわかりやすく伝わるようにやってみたところ、そう表現しなくていいと言われました。わかりやすい、ビビッドな芝居になるのは、少し前までIHIステージアラウンド東京で舞台『刀剣乱舞』やっていたから。とても広い劇場なので、大きい芝居にしないと会場全体まで伝わりづらいんです。セリフを言っているときも、誰が話しているのかわからなくなるから、“僕が話していますよ”という大きめの芝居にしないといけない。それを稽古も含めて4ヵ月やってきたので、体に染み付いてしまっていて。クセって怖いなぁと思いましたね(笑)」

三津谷亮

――劇場のサイズに合わせた芝居を。他に、『マミィ!』の稽古で印象に残っていることは?

三津谷亮「主演の熊谷真実さんが、とにかく素敵な方で。本当にお芝居が上手で、稽古でも目の演技が本物だから、彼女の芝居で感情が動かされるんです。僕は真実さんの息子役で、現場でもとても可愛がってくださって、プラスのエネルギーをもらえているなって思います。毎日稽古に行くのが楽しみで、本当に感謝しています。あと今回の舞台はアドリブも稽古で採用されたりするんです。以前、『漂白』(’15年)で田村さんとご一緒したときは、作品の性質柄そういう空気ではなかったのですが、同じ演出家さんでも、作品によってアプローチが違うんだなと思いました」

三津谷亮

――キャリアを重ねるにつれて、作品の幅も広がって来ています。そんな現状をご自身ではどのように捉えていますか?

三津谷亮「ありがたいです。演出家さんによって表現の正解が違うので、僕も偏らないでいられる。現場によってアウトプットの仕方を調整するのですが、演出家さんがどんな表現を求めているのか、その嗅覚を鍛えてもらっている感じです。指示されたことへのリアクションとしても、『はい』以上のことは言わなくなりました。わからないことがあるときは質問すればいいし、指示されたときに“あ、そっちだったか〜”っていう悔しさがあったとしても、あえて『そっちですね』とかは言わず、『はい』だけでいい。余計な言い訳をするのは、無駄なやりとりだと気づいたんです。いろんな演出家さんがいるんだとわかっていれば、言い訳をする必要はない。正解はひとつじゃないとわかっているから、頑なにならずに済んでいるのかもしれないです。僕の経験上、場数を踏んでいるベテランの人ほど、ダメ出しをされたとしても柔軟で、余計なことは言わずに、『はい』とだけ返すんですよね」

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Information

プリエールプロデュース『マミィ!』
2021年7月30日〜8月8日 赤坂レッドシアター

放蕩を重ねる父と笑顔を絶やさない母。
理解に苦しむ子供たちは、母にヤキモキし、父を嫌った。

今日は母の還暦祝い。
しかし高齢の祖母が危篤状態に。
聞きつけた父が数年ぶりに帰宅し、穏やかだった家族の時間が軋み始める。
笑顔の裏に秘めてきた母の思いとは――。

◆公式サイト:https://priere.jp/performance/2107/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2021年8月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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