D-DAYS vol.165 宮崎秋人 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.165 宮崎秋人

2021/11/01

「所属してすぐにたくさん仕事ができたわけでもなくて。最初の2、3年は続けられるのかな…という不安はあった」

宮崎秋人 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、現在上演中のパルコ・プロデュース2021『ザ・ドクター』、TBS10月期ドラマ『最愛』、2022年1月より開幕の舞台『マーキュリー・ファー』など、話題作への出演が続く、宮崎秋人くんが登場! 作品の見どころはもちろん、ソロでの連載登場は初ということで、これまでの役者人生を振り返ってもらいました★

宮崎秋人

――もともとは役者というものへの憧れというより、先輩がやっていてその人に会いたかったから…という入り口だったと言っていたと思いますが、デビューから10年が経ってみた心境は?

宮崎秋人「確かに、最初は先輩を追いかけて、みたいな感じで養成所に入ったんですよね。事務所に所属してからも、すぐにたくさん仕事ができたわけでもなくて。同時期にデビューした松田(凌)は次から次へと仕事をしていたから、最初の2、3年は、“自分、これ続けられるのかな…”という不安はありました。それから、目の前のことに向き合ってやっているうちに、来年、再来年の舞台のお仕事をいただくようになり、しばらくこのまま行けそうだなという状態が数年前まで続いていたんです。ただ、2、3年後の仕事が決まるということは、予期せぬ大きな変革が起こることもないわけで。仕事が決まるのはありがたいことなんですが、“このままでいいのかな?”という思いも芽生えていました。最近は2、3年後の仕事を決めずに、マネージャーと話し合いながら、1つひとつ選んでやっていくやり方に変わってきました」

――大体2、3年周期で、変化や変革みたいなものが訪れている。

宮崎秋人「そうですね。意図してというより、たまたまなんですけど」

宮崎秋人

――デビュー当初、ミュージカル『薄桜鬼』や舞台『弱虫ペダル』など、シリーズ物があったことも関係しているのでしょうか。

宮崎秋人「それはあると思います。続く作品に出させてもらい、そこから、別の作品にも呼んでいただき、先々まで決まるようになったので」

――それが一度途切れたというのは、シリーズ物を卒業したタイミングなのか、自分でそういう方向に持っていったのか。

宮崎秋人「両方ですね。自分の意志も、もちろんあります。26歳のときだったかな。舞台『青の祓魔師』島根イルミナティ篇(2017年)の打ち上げで、演出の西田(大輔)さんがみんなの前に僕ときたむー(北村諒)を呼んで、『この2人は、10年後には演劇界を担う俳優になるから』とおっしゃってくださったことがあって。まぁ、打ち上げでのテンションもあったと思うんですけどね(笑)。その時に、“じゃあ、10年以内にそう認めてもらえる俳優になろう!”、“演劇界で、もっともっと広く認知してもらいたい!”という思いは強くなりました。まだやったことのない演出家さん、俳優さんとお芝居がしたい、いろんなところに飛び込んでいきたいなと」

宮崎秋人

――ドラマに舞台にと展開した『男水!』は、今も続く映像&舞台化システムの走りのような企画だったと思いますが、振り返ってみていかがですか?

宮崎秋人「共演したキャストなどとの人間関係もお芝居も、それまで積み上げてきたことの総集編みたいな感じでした。特に、そこから先のことを見通して、というのはまったくなくて。久しぶりに松田凌と共演できたし、同世代のメンバーと一緒の現場だったので」

――そこから、『PHOTOGRAPH 51』(2018年)といった翻訳劇への挑戦もありました。

宮崎秋人「たまたまでしたけどね。梅芸(梅田芸術劇場)さんからは、それまでもミュージカルなどで何度か名前を挙げてくださっていたようなんですが、僕はミュージカル方面はちょっと…という想いがあるので(笑)。そこからの『PHOTOGRAPH 51』をいただいたので、ぜひやりたいですと。事務所とのコミュニケーションがちゃんととれるようになってきたっていうのもこのタイミングだったのかな。ずっと自分で動いて、作品や機会があるごとに監督や演出家さんに会いに行きつつ仕事の縁をつなげてきていたんですが、20代後半からは事務所と一緒に方向性を定めて進めていくようになった。自ら動いて切り開いていく姿勢を見てくれていたからこそ、今の関係に繋がっている気はします」

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Information

パルコ・プロデュース2021『ザ・ドクター』

【埼玉公演】2021年10月30日(土)・31日(日)彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
【東京公演】2021年11月4日(木)〜28日(日)PARCO劇場
【兵庫公演】12月2日(木) 〜5日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【豊橋公演】2021年12月10日(金)〜12日(日)穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
【松本公演】2021年12月18日(土)・19日(日) まつもと市民芸術館 主ホール
【北九州公演】2021年12月25日(土)・26日(日) 北九州芸術劇場 大ホール

ザ・ドクター

作:ロバート・アイク
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也

出演:
大竹しのぶ / 橋本さとし 村川絵梨 橋本淳 宮崎秋人 那須凜 天野はな 久保酎吉 / 明星真由美 床嶋佳子 益岡徹

◆公式サイト:https://stage.parco.jp/program/doctor

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2021年11月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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