D-DAYS vol.166 中尾暢樹 | 特集 | Deview-デビュー

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

検索の条件設定はコチラ

D-DAYS vol.166 中尾暢樹

2021/12/01

「2021年はとても充実した1年でした。今年頑張った作品が来年も続いたらいいなと」

中尾暢樹 撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、12月4日開幕のライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜うずまきナルト物語〜にて、主演を務める中尾暢樹くんが登場。最新舞台の見どころはもちろん、ソロでの連載初登場ということで、激動の1年だったという2021年を振り返ってもらいました☆

中尾暢樹

――ソロでの連載登場は初となります。今年1年を振り返ってみて、どんな年でしたか?

中尾暢樹「ミュージカル『刀剣乱舞』 ―東京心覚―から始まり、とても充実した1年でした。年が明けてから“刀ミュ”の稽古に入り、同時に“あな番”(映画『あなたの番です 劇場版』)の撮影もやっていて。睡眠不足でハードな日々でしたね(笑)。“刀ミュ”に関しては、ミュージカルが初めてということもあり、最初のほうはとにかく緊張していました。公演期間も長いですし、やることがたくさんありすぎて」

――大変だというのは、なんとなく耳にしていた?

中尾暢樹「はい、荒木(宏文)さんからいろいろと話は聞いていました。この作品特有のやり方があるので、自分のやり方で押し通そうとしなければ大丈夫と。“郷に入れば郷に従え”ということを教えてくれたんです。柔軟性を大事にするようにって。なので、稽古に行ったら、言われたことは全部真摯に取り組もうという心構えで臨みました」

中尾暢樹

――それでも、壁に当たったり、つまずいたりすることはありましたか?

中尾暢樹「ありました。振り付けなど、言われたことをそのまま、必死で覚えて何度も練習していたら、『自分で表現したいことはないのか?』と問いかけられました。それが最初のつまずきでしたね。決められた振り付けを踊ることに加えて、役として自分が入れたいことは何なのかと。自分としては、言われたこと、教えられたことを正確に、より丁寧にやろうと集中していたのですが、さらに役者として、中尾暢樹がやるからこそのキャラクターの“らしさ”を入れなければいけない。僕を通したソハヤノツルキがその動きをしたら、どういう見せ方になるのか。いただいた振り付けをソハヤノツルキとしてどう表現するか、そこは振付師ではなく役者が埋めるべきだというところに、すぐにはたどり着けなかったんです」

――まわりを見て、参考にしたこと、吸収したこともありますか?

中尾暢樹「もちろんです。まわりはみんな、ほかの2.5次元作品や、ミュージカルやダンスなどをやってきていて、2次元のキャラクターを3次元で表現することを経験してきた人たちでしたから。“みんなは、どんな感じで表現するんだろう!?”というのは、意識して見ていました」

中尾暢樹

――長い期間に渡る公演でしたが、振り返ってみて改めて思ったことは?

中尾暢樹「“青春の1ページ”かな。稽古期間2、3ヵ月弱、公演数も元々は60公演ぐらいあって、こんなに長い期間同じメンバーでいることって、そうそうないですからね。コロナ禍だったので、一緒に食事したり、出かけたりっていうのはなかったけれど、オンラインでゲームをするなど、仕事以外でのちょっとした交流も楽しかった!」

――大典太光世役の雷太さんからも非常に可愛がられていて。

中尾暢樹「稽古中から、ずっとあんな感じでした(笑)。『まちゃき、仲良くしてくれるの、まちゃき〜!?』って。雷太くんはずっとダンスをやってきている人なので、すごくお世話になっていたんです。『ここ、こんなふうにやってみたいんだけど、どうかな?』『見てもらってもいい?』と、いつもつき合ってもらって。雷太くんも疲れていたはずなのに、ずっと面倒見てくれました」

関連記事

Information

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜うずまきナルト物語〜

東京公演:2021年12月4日(土)〜12月13日(月)日本青年館ホール
大阪公演:2021年12月25日(土)〜2022年1月2日(日)メルパルクホール大阪

「NARUTO-ナルト-」©岸本斉史 スコット/集英社
©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会 2021

原作:「NARUTO-ナルト-」岸本斉史(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:児玉明子
音楽:和田俊輔

キャスト:
うずまきナルト:中尾暢樹
うちはサスケ:佐藤流司

春野サクラ:伊藤優衣
はたけカカシ:君沢ユウキ

サイ:定本楓馬
奈良シカマル:泰江和明
日向ヒナタ:星波
シズネ:小嶋紗里

綱手:大湖せしる

ペイン:輝馬
小南:小林由佳
うちはマダラ:伊勢大貴
ゼツ:河合龍之介

我愛羅:納谷 健
エー:北村圭吾
キラービー:小柳 心

鬼灯水月:前田隆太朗
香燐:七木奏音
重吾:江本光輝

古田伊吹  荒田至法  宮川 連
細川晃弘  肥田野好美  倉知あゆか
波風ミナト:北園 涼 

長門:玉城裕規

自来也(声の出演):大塚芳忠


これまで、演劇の枠を超えたあらゆる表現手法で驚きと感動を巻き起こしてきたライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」シリーズ。4年ぶりの新章となる今作では、原作の「ペイン来襲編」「五影編」を中心として、師を亡くしたナルトが仇であるペインに立ち向かっていく場面や、兄であるうちはイタチの真実を知ったサスケが、木ノ葉隠れの里への復讐に突き進む様子など、物語が大きく展開していく。

◆公式サイト:http://naruto-stage.jp/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2021年12月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

募集要項をチェック!

Archive

最近の記事

オススメ