D-DAYS vol.170 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.170 三津谷亮

2022/04/01

「18歳で上京後、4月はひたすら仕事探しだった。オーディション受けるには、まずは生活できるようにならないと思ったので」

三津谷亮 撮影/ワタナベミカ

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、5月上演のゴツプロ第七回公演『十二人の怒れる男』に出演する三津谷亮くんが登場。作品のみどころはもちろん、デビュー15年を目前に、改めて感じた目指すべき姿などを熱く語ってもらいました。さらには、4月=新学期・新生活ということで、三津谷くんの上京エピソードについてもお届け☆

三津谷亮

――4月は新学期や新生活の季節ということで、三津谷さんの上京エピソードをお伺いできればと。

三津谷亮「僕は18歳のときに青森から上京してきました。オーディション受けるためには、まずは生活できるようにならないとダメだなと思ったので、4月中はハローワークに行ったりして、ひたすら仕事を探してました。仕事が決まってからオーディションを受けようと思って。その結果、1回サラリーマンになったんです。仕事を探している間は、どんどん貯金が減っていくから、早く働かなきゃ、でも、自分には夢があるからオーディションも受けないといけないし、でもオーディションを受けるためには、まずは生活しなきゃいけない…っていう感じでずっと葛藤してました。4月はとにかく節約しないといけない状況だったので、ご飯も1日2食に減らしたり、ご飯だけ炊いてそれに塩かけたり、ごま油かけて食べてました。でも、こんな食生活じゃダメだと思って、自炊も頑張るんだけど、1人で野菜を使い切ることができずに腐らせちゃったりして…。なので当時は、塩おにぎりにはすごく助けられました」

三津谷亮

――そこから仕事しながらオーディションを受けるようになっていった?

三津谷亮「はい。最初は、サラリーマンの仕事以外にも、朝5〜9時までコンビニでアルバイトをして、そこから仕事に行って、夜9時くらいまで働くっていう生活を1ヵ月くらいしてました。その後、公休を使ってオーディションに行くようになって。とはいっても、オーディションですぐに結果が出るわけでもなく。たくさんの事務所に応募したけど、オーディションを受けては落ちての繰り返しでした。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストもBEST30までは残ったけど落ちてしまって、『デビュー』の(オリジナルオーディション企画)『誌上オーディションPUSH!』でも、最終の事務所面談まで行ったけど結局ダメで…。そのあとに受けたのが『D-BOYSオーディション』だったんですよね」

――オーディションを受けても結果が出なくて苦しい時期、どんな想いで過ごしていたのですか?

三津谷亮「とにかく自分から動かないと夢にたどり着けない。でも行動起こしてもそこにたどり着けないっていう、そういう苛立ちや鬱憤は、夜走ったり体を動かしたりして発散してました。仕事で疲れてるんだけど、走るとすごくスッキリしたというか、なんか運気が変わる気がして、よく走ってましたね。春が来るといつもそれを思い出します」

三津谷亮

――ご両親との約束で「20歳までに事務所を決める」と期間を決めて、オーディションを受けていたんですよね。

三津谷亮「そうです。『20歳までにスタートラインに立てなかったら、それは縁がなかったってことだから、帰ってきなさい』と言われていて。『D-BOYSオーディション』を受けたときが19歳だったので、“これに落ちたら青森に帰る”って決めてました。今の時代だと、いろんなSNSを通して、自己プロデュースして自分を表現したり、発信したりできるけど、当時はそういうものもなかったし。“何歳になっても夢は叶う”っていうような考えはなかった。だからこそ、今思うと『20歳までに』と期限を言われていたことが自分にとっては良かったのかもなと。もし、親から期限を言われず、何歳まででも大丈夫だよっていう感じだったら、もしかしたら今もまだスタートラインに立ててなかったかもしれない。“いつか、いつか…”って、ダラダラと生活してしまっていたかもしれないなって思います」

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Information

ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』
2022年5月13日(金)〜22日(日)本多劇場

ゴツプロ

■あらすじ
スラム街に暮らす少年が父親を殺した容疑で起訴された。
夏の暑い日、見知らぬ十二人の男たちが陪審員室に集まり審議に入る。
判決は全員一致でなければならない。
誰もが有罪を確信する中、一人の陪審員が「話し合いたい」と異議を唱える。彼は粘り強く語りかけ、少年に不利な証拠や証言の疑わしい点を一つ一つ再検証するよう、集団心理を導いていく。息詰まる展開で浮き彫りにされるのは、人間の様々な偏見や矛盾、無関心、先入観……。
そして、有罪を信じていた陪審員たちの心は、徐々に変化していく。

◆公式サイト:https://52pro.info/12_angrymen/

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