D-DAYS vol.170 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.170 三津谷亮

2022/04/01

「インプット期間にいろんな作品に触れたことで、自分がやりたい表現方法というのが明確になったんだと思う」

三津谷亮

                                                                                                 

――5月13日から上演される、ゴツプロ第七回公演『十二人の怒れる男』では、ベテラン俳優陣とともに、3度目の本多劇場に立ちますね。

三津谷亮「すごく楽しみです。最近、2.5次元作品の現場だと、年齢的にもキャリア的にも上のほうになってきていて。僕自身は年齢やキャリアを気にしないようにしているけど、周りからはそう見られることもある。“この作品に出てたから、コレできるよね?”みたいな。でも、今回はベテランの皆様の中に入っていくので、わからないものに対してはまっすぐに聞いて、いろんなディスカッションをして作品を作っていきたいなって思ってます。物語の中でも“ディスカッション”がテーマになってくると思うのですが、普段からもディスカッションを大事にしていくことで、実際の舞台上での裁判の話し合いがリアルになっていくんじゃないかなと」

三津谷亮

――演じる役柄については?

三津谷亮「僕が演じる陪審員第十二号は優柔不断で、父親を殺した容疑で起訴された少年が有罪なのか、無罪なのか、意見がコロコロ変わるような役柄です。なので、そこも含めて、目の前で起こっていることに対して本当に納得したり、わからないということに対しては素直に聞いたり、役としてもそうだけど、三津谷としてもそれをキーワードに、1ヵ月間稽古していきたいなって思っています。この作品では、客席とステージが分かれているのではなく、役者もお客さんも同じ空間にいて、同じものに対して一緒になってディベートしている感覚になってもらえたらいいなと。最近観た、モダンスイマーズの『だからビリーは東京で』が、まさに体感できる演劇だったんです。2、3月はインプットの期間でいろいろな作品を観に行ったのですが、いろいろ観て、自分が目指したいものはそれだなと感じて。役者を始めてもうすぐ15年になるけど、これまで僕の演劇を観たとき、“体感したな”と感じてもらえたものって、どれくらいあるんだろうって思ったし、自分もそういうものを届けていきたいと改めて思いました」

三津谷亮

――いろんな作品を観て刺激を受けたんですね。

三津谷亮「インプット期間にいろんな作品に触れたことで、自分がやりたい表現方法というのが明確になったんだと思います。いかに自然に役として板の上に立てるか。簡単なことじゃないけど、それをやりたい。“演じる”じゃなくて、“役として生きている”となれるよう、“板の上で役として生きる”を大事にして、これから“体感”を届けていきたいなと。その1発目が『十二人の怒れる男』になるので、ぜひ楽しみにしてもらえたらと思います!」

Special Movie

舞台を中心に活躍中の俳優・三津谷亮、5月上演のゴツプロ第七回公演『十二人の怒れる男』への想い

PROFILE

三津谷亮(みつや・りょう)●1988年2月11日生まれ、青森県出身。近年の主な出演作に『COCOON 星ひとつ』、タクフェス『流れ星』、舞台『文豪とアルケミスト 異端者ノ円舞』、unratoプロデュース朗読集『ヴィヨン』、喜劇『お染与太郎珍道中』、舞台『刀剣乱舞』无伝 夕紅の士 -大坂夏の陣-、劇団時間制作プロデュース公演 舞台『ヒミズ』、good morning N°5 舞台『異常以上ゴミ未満、又は名もなき君へ』、演劇の毛利さん −The Entertainment Theater Vol.1『天使は桜に舞い降りて』など。

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Information

ゴツプロ!第七回公演『十二人の怒れる男』
2022年5月13日(金)〜22日(日)本多劇場

ゴツプロ

■あらすじ
スラム街に暮らす少年が父親を殺した容疑で起訴された。
夏の暑い日、見知らぬ十二人の男たちが陪審員室に集まり審議に入る。
判決は全員一致でなければならない。
誰もが有罪を確信する中、一人の陪審員が「話し合いたい」と異議を唱える。彼は粘り強く語りかけ、少年に不利な証拠や証言の疑わしい点を一つ一つ再検証するよう、集団心理を導いていく。息詰まる展開で浮き彫りにされるのは、人間の様々な偏見や矛盾、無関心、先入観……。
そして、有罪を信じていた陪審員たちの心は、徐々に変化していく。

◆公式サイト:https://52pro.info/12_angrymen/

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