D-DAYS vol.181 三津谷亮 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.181 三津谷亮

2023/03/01

「これからは、俳優・三津谷亮の芝居・表現が好きだっていう仲間を増やしていかなきゃ!って、すごく思いました」

三津谷亮

――役者に限らず、これまでもそういう目標の決め方だった。

三津谷亮「一輪車をやっていたときもそうでした。まずは予選通過を目標に頑張って、通過したら、じゃあ次は全国大会頑張ろう、で、全国でも結果残せたら、”え、次は世界大会出られるの?“みたいな感じで、自分にとって先があることはご褒美みたいな感じなんです。でも、テニミュをやっていたころは、来年はこうなりたい、再来年はこうなりたいって、5年分のこれからの目標を書き留めていたこともありました。今ではやめてしまったけど、そのとき、わりと書き留めていた目標通りになっていったんですよね」

――テニミュが終わったあとには、D2総出演の『TRUMP』や『真田十勇士』(ともに2013年)などの作品が続きましたね。

三津谷亮「でも、舞台『亜雌異人愚なグレイス』(2013年11月)が終わったあとに、しばらく先々まで仕事が何もなくて、ポンって抜けたんです。それまでは常に今やっている仕事の次に何に出るのか、先の仕事が決まっていた状況だったんです。でも、“アメグレ”に出ていたとき、次の仕事が何も決まってなくて。“アメグレ”に出ていたキャストの中で、次の仕事が決まっていなかったのは僕だけだったんです。そこで、これから先どうしよう、これからは実力というか、俳優・三津谷亮の芝居・表現が好きだっていう仲間を増やしていかなきゃ!って、すごく思いました。“アメグレ”が終わってからの約4ヵ月間、仕事が何もないその期間が自分の中ではすごく長く感じて、やっぱり自分には役者向いてないのかな、辞めようかなとも思っていました」

三津谷亮

――そんな中で出演したのが、學蘭歌劇『帝一の國』(2014年4月)。どのような想いで臨まれていたのですか?

三津谷亮「ここで結果を残さないと先がないって思っていたから、顔合わせの初日から緊張で心臓バクバクでした。稽古場でもぜんぜん上手くできなくて。しかも、主演の木村了くんの相棒役で、了くんは芝居が上手すぎるし、それに対してどうやって(榊原)光明として応えていけばいいんだよって、めちゃくちゃ凹んで、本当に辞めようって思っていました。いつも稽古終わりで、氷室ローランド役の冨森ジャスティンと公園のブランコで缶ビール開けては、『お互い頑張らなきゃな』って言い合っていて。ジャスとはデビュー前からの知り合いで仲が良かったのですが、作品で一緒になるのは、これが初めてで。『帝一の國』ではジャスが僕の心の拠り所でしたね。それに、了くんに『僕はもう役者辞めようって思ってます』って話したら、『ここにいるだけで才能だよ』って言われて、もうちょっと続けてみようかなって思ったんです。それと同時に、マネージャーさんに『もっと芝居を深めたい』って相談して。その後、Dull-Colored Pop vol.14 『河童』(2014年7月)に出させてもらえることになって。そうしたら、その作品を見た関係者の方が、僕のことを知ってくださって、そこから小劇場などの舞台にも呼んでもらえるようになったんです」

三津谷亮

――そのあたりから、三津谷さんの出演作品の幅が着実に広がっていっていますよね。

三津谷亮「オフィスコットーネプロデュース『漂泊』(2015年)もオーディションだったんですが、今稽古している『マミィ!』でも演出されている田村(孝裕)さんが演出された作品で。田村さんがダルカラ(Dull-Colored Pop)も知っているし、ちょうど『真田十勇士』をやっていたタイミングだったから、観に来てくださって、『漂白』のオーディションに受かったんですよね。でもまたそのあと、第2次辞めようかなって思う時期に直面するのが、Patch stage vol.7「幽悲伝」(2015年12月)」

――そこからは順調に進んでいったと思いきや、また壁にぶつかる瞬間が…。

三津谷亮「各方面から期待をしてもらって、一つ自身の中で勝負どころだった『幽悲伝』が終わってしまい、學蘭歌劇『帝一の國』−血戦のラストダンス−(2016年3月)が始まる前に、いよいよもう次はないっていう状況になって。“ここまで続けてこられたからいいか”とか、“俳優というスタートラインには立つことできたしな”とか、いろんな感情が相まって、光明が帝一に対する想いと、自分が今まで歩んできた想いがリンクしちゃって、リアルに涙が止まらない公演だったんです。“ああ、もう自分はこれで終わりなんだろうな”って。でも、それをファンには言えないし、公には出せないから、表現にその想いを込めて届けようって思ってやっていて。僕自身からしたらファンに対しての想い、光明からしたら帝一への想いみたいな感じで、“ありがとう”っていう想いを込めてやっていたんです。そうしたら、たまたまその公演をNHKのプロデューサーさんが見ていて、大河ドラマ『真田丸』(2016年)が決まったんです」

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Information

プリエールプロデュース『マミィ!』

2023年3月3日(金)〜5日(日)亀戸文化センター カメリアホール
※以降、全国7都道府県にて上演予定

作・演出:田村孝裕
出演:熊谷真実、佐藤B作、松金よね子、三津谷亮、宮ア香蓮、中島愛子

マミィ!

≪story≫
今日は母の還暦祝い。
しかし昨夜から高齢の祖母が危篤状態になり、蒸発していた父が15年ぶりに戻ってくる。
父がいなくなってからも常に笑顔を絶やさなかった母は再会を喜ぶが、子供達は嫌悪感丸出し。
微妙なバランスを保っていた家族の関係が一気にゆがみ、それぞれの思いが露呈していく―。

◆公式サイト:https://priere.jp/performance/2303/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2023年3月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、綱啓永、井上想良、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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2023年3月31日(金)23時59分まで。

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