金城茉奈 | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「金城茉奈」

2016/11/09

「刺激をたくさんもらった1年。“もっともっとお芝居をしたい!”という想いが高まった」

金城茉奈

初代マイナビウエディングガールを務めた飯豊まりえちゃんから引き継いで、2代目マイナビウエディングガールに選ばれた金城茉奈ちゃん。同イメージガールのほか、ケツメイシの『さらば涙』MV出演、『non-no』専属モデルに抜擢、2017年秋公開の映画『二度めの夏、二度と会えない君』への出演など、着実にステップアップを遂げている彼女の魅力に迫ります!


金城茉奈
金城さんはスカウトがきっかけで、モデルのお仕事を始められたんですよね?
「はい。地元・沖縄で小学6年生のときに、沖縄のモデル事務所の方にスカウトしていただいたのが始まりです。でも、本格的に活動を始めたのは高校生の頃からで、ショーに出たり、沖縄のウエディングのフリーペーパーに出させていただいたりしていました」
モデルを始めた頃は、どのような想いでやっていましたか?
「最初はすごくワクワクした想いがあったんですが、所属しているモデルさんたちを見て、“あ、無理だな、私なんか全然及ばない”って思ったんです。でも、高校生のときに本格的にやってみよう!と、当時のマネージャーさんとお話をして、週1回のウォーキングのレッスンを受けるようになって、やっていくうちにだんだん楽しくなっていきました」
上京するきっかけになったのは?
「上京するきっかけは“洋服が好き”っていうことがきっかっけです。高校生の頃から東京に遊びに行っていて、沖縄にはないようなすごく可愛い洋服がいっぱいあるし、絶対東京に行きたい!って。最初は“洋服”しか頭になかったんです(笑)。でも、そんなときに、今の事務所のマネージャーに声をかけてもらい、“東京で頑張ろう!”と決意しました」
上京してきて、環境もガラリと変わったと思いますが。
「もちろん変わりました! まずは、一人暮らしを始めたことが一番の変化かもしれないです。最初の頃は身の回りのことを自分で全てやらなきゃいけないのが、本当に大変で。料理もいつも食べる係だったので(笑)、本当に母のありがたみがわかりました。そして、仕事面では、体が細いだけで体力もなく、自分には欠けている部分が多くて、輝いているモデルさんを見て“自分も輝きたい”“みんなに見てもらいたい”と思いました」

金城茉奈
“自分には欠けているものがある”と気づいてから、どのような努力をしましたか?
「まずはマラソンを始めました。学生時代は吹奏楽に没頭していたので、運動は“見る”担当だったんです(笑)。でも、“貧弱な自分から変わりたい!”と思って、TOKYO GIRLS RUNのオーディションを受けて、ランニングをするようになったり、ジムに通うようになりました。今も5期生として活動しているんですが、長距離を走ることはけっこうキツかったけど、自分の体が変わっていくのをすごく実感できて。冷え性やむくみが解消されたり、足に筋肉が付いて足首もキュっとなってメリハリがついたり……体質が本当に変わっていって、それがすごく自信に繋がりました」
“変わりたい”と思ったきっかけは?
「上京してすぐに、エバラ食品さんのCMに出演させていただいたんですが、その後、仕事が全然なくて。それで、自分を見つめなおして、何か自分の中で変えないと一生このままだと思ったので、まずは体力をつけることをしようと思ったんです」
仕事が全然なかったとき、心折れたりはしなかったんですか?
「はい。すごく心は折れました。でも、両親に頼んで上京させてもらったし、沖縄に帰るわけにはいかないという想いが強かったです。家族も応援してくれているし、恩返しというか喜ばせたいし、“絶対成功するんだ!”という想いは今もあります」
金城茉奈
今年1月には『マイナビpresents TOKYO CITY GIRL』の「マイナビウエディング」篇に出演するヒロイン役オーディションに挑戦。もともとお芝居には興味があった?
「最初はモデル業をずっとやっていきたいと思っていたんですが、事務所で受けたお芝居のワークショップで、自分でもわからないくらい役に入り込んでしまって。最初はワンフレーズの台本を覚えるのにすらすごい時間がかかっていたんですが、それらをクリアしていくうちに、どんどんお芝居が楽しいと思ってきて。違う自分と出会えた感じがすごく楽しくて、そこからお芝居をやりたいと思うようになりました」
JOL原宿で行われた最終オーディションは、大勢のお客さんが観ている中で行われましたが、印象に残っていることは?
「すごく緊張していたのは覚えています。大勢の人が見ている中で演技をするという経験がなかったので、すごく恥ずかしかったです。でも、これからこういう経験ってきっとあるだろうなって思ったので、頑張ろう!と決意して。グランプリを獲りたい!という気持ちで臨んだんですが、舞台に立ったらすごく緊張してしまって、自分の思う通りに演技ができませんでした」
グランプリは逃してしまいましたが、「2代目マイナビウエディングガール」に選出されました。
「あれはビックリしました。賞はグランプリだけだと思っていたので、選ばれた瞬間はわけがわからなくて“え?私、名前呼ばれたけど、何に選ばれたの?”みたいな感じで。もちろん「2代目マイナビウエディングガール」に選んでいただけたことは嬉しかったですけど、やっぱりヒロイン役を狙って挑んだオーディションだったし、自分が目指していたものは取れなかったという部分で、今でも悔しい想いが残っています」

金城茉奈
9月からは『マイナビウエディング』のCMが公開されていますが、撮影はいかがでしたか?
「白無垢がけっこう重くて大変だったんですが、周りのスタッフさんがみなさんすごく明るい方で、『茉奈ちゃん可愛い!』ってずっと盛り上げてくださって、気持ちよく楽しく撮影ができました。「スマホで式場探し」篇では、結婚式についてお母さんと会話をするシーンがあるんですが、自分のお母さんと結婚式の話をするときって、こんな感じなのかなって想像したり、お父さんはすごい口を出すだろうなってよぎったり、自分の家族のことが浮かびました。私は20歳なので、自分の結婚はまだ考えてないんですけど、マイナビウエディングガールとして、みなさんの結婚式のお手伝いをさせていただけたらなと思っています」
夏からは『non-no』専属モデルとしての活動もスタートしました。
「『non-no』は中学生からずっと読んでいたファッション誌だったので、すごく憧れていました。“絶対に専属モデルになる!”という想いでオーディションに臨んだので、選ばれたという報告を聞いたときは、すごい嬉しくてマネージャーとハイタッチして喜びました」
金城茉奈
ご家族とか周りの反響は?
「最初は両親に内緒にしていたんです。『non-no』が発売された後に“お母さんnon-no見て”って言うつもりだったのですが、LINEニュースで専属モデルのことが発表される前日に、そこまで耐え切れず、“明日、non-noのLINEニュース見て!”って言ってしまいました。母親はそのニュースを見て“嘘でしょ!?”ってビックリしていました。親戚や友達からもたくさん連絡がきて、ありがたいなって。“non-no専属モデル”という肩書きがついたことも自信になったし、届かない夢だと思っていたけど、諦めなかったから叶ったんだって思って、とても嬉しかったです」
掲載された雑誌をみたとき、どんなことを感じました?
「本当に夢を掴んだんだな、私……って感動しました。最初の撮影は緊張してしまって、笑顔が作れなくて、ポージングもガチガチで、“モデルのお仕事をやっていたハズなのに”って、緊張でいっぱいだったんですが、楽しかったです。今でもまだぎこちない部分はあるかもしれませんが、これから少しずつページも増やしていけたらなって思います」

金城茉奈
今年はそのほかにも、ケツメイシの『さらば涙』のMVでのお芝居も印象的でした。カメラマンのアシスタントとして夢を追いかけてひたむきに頑張る女性を演じていましたが、ご自身とリンクする部分もあったのでは?
「そうですね。私もそのとき、落ち込んでいた時期というか、そんなに仕事も多いほうではなかったし、演じていて“ありのままの私だな”って思いました。私もハルコのように変りたいという想いはすごくあるので、最後に夢を叶えるシーンでは自分の未来を想像して表現しました。自分とリンクしたMVに出会えたこともありがたかったですし、来年公開の映画『二度めの夏、二度と会えない君』に関しては、このMVを見てくださったプロデューサーさんが声をかけてくださって、出演が決まったので、すごく嬉しかったです」
そうだったんですね! 村上虹郎さんをはじめ、同世代が集まった『二度めの夏、二度と会えない君』の現場はいかがでしたか?
「みなさん個々で芝居が全然違っていて、すごく刺激を受けました。みんなと仲良くなったときに撮影が終わってしまったのが、すごく悲しかったけど、“映画ってこんなに楽しいいんだ”って思いました。同世代の役者たちとの撮影だったので、いろいろと話せたし、目線の使い方、表現の仕方とか、学ぶことがたくさんありました」
モデルとして、女優として様々な変化があった2016年だと思うのですが、振り返ってみて、どんな1年でしたか?
「刺激をたくさんもらった1年でした。専属モデルや映画の撮影など、今まで自分が知らなかった世界に踏み出したので、たくさんの人から刺激をもらって学びましたし、“もっともっとお芝居をしたい!”という想いが高まりました」

金城茉奈
着実に夢を一つずつ叶えていっている金城さんが思う“夢を叶える秘訣”とは?
「諦めないで自分を信じることだと思います。“自分はできる!”と思って、自分を信じて努力を続けることは大切。私もそう思って諦めずに前に進んできて、できなかったことができるようになりました。今までは、仕事が全然入らないし、自分の不甲斐なさも感じてツライなという想いが大きかったけど、ここ最近は“楽しい!”という想いが強くなってきて。本当に諦めなくて良かったって思います」
では最後に、今後の夢を教えてください。
「モデル業ももちろんですが、将来的にはお芝居を中心に仕事したいです。まずは、自分のお芝居を高めていく努力をし、それによって素敵な役者さんやスタッフさんと出会い、作り上げた作品で賞を受賞することが夢です。あとは、必ずNHKの連続テレビ小説に出たいです!」

インタビュー・終

撮影/mika

Profile

金城茉奈
きんじょう・まな●1996年2月24日生まれ、沖縄県出身。Grick所属。2014年10月にエバラ食品「小鍋でおかず」のCMにて全国デビュー。 東京ガールズコレクション公式ランニングチーム TOKYO GIRLS RUNのメンバーとして活動中。2代目マイナビウエディングガールに選ばれCMなどに出演。6月号より『non-no』(集英社)専属モデルとして活躍するなど、モデルとして活動する一方で、ケツメイシの『さらば涙』MV出演、12月3日公開の映画『マイナビpresents TOKYO CITY GIRL-2016-』「幸せのつじつま」に出演。さらには2017年秋には、映画『二度目の夏、二度と会えない君』、『くらわんか!〜天の川伝説 2人だけの物語〜』の公開が控えるなど、女優としての活躍も期待されるフレッシュスター。

INFORMATION

2代目マイナビウエディングガール

2代目マイナビウエディングガール

マイナビ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中川信行)が運営する結婚式情報サイト『マイナビウエディング』のイメージガール「2代目マイナビウエディングガール」として活動中。
家族での食後のひと時。 “スマホでサクッと式場探し”ができる機能が搭載された『マイナビウエディング』を、心配性なお母さんとしっかり者の娘とのテンポの良いやりとりを通じて描く『スマホで式場探し篇』、“迷える子羊”の花嫁たちを、“羊飼い”に扮した『マイナビウエディングサロン』のコンシェルジュが導き、悩みを解決する様子がコミカルに描いた「迷える花嫁篇」の新CMが公開中。

『マイナビウエディング 2016年 CM情報』
http://wedding.mynavi.jp/contents/special_contents/cm/

INFORMATION

マイナビpresents TOKYO CITY GIRL-2016-

映画『マイナビpresents TOKYO CITY GIRL-2016-』
12月3日(土)より お台場シネマメディアージュにてロードショー

TOKYO CITY GIRL/トーキョーシティガールとは、いま、注目を浴びている映画女優と新進気鋭の若手監督がタッグを組み「東京で生きる少女達」の刹那を描く短編オムニバス映画シリーズ。武田梨奈や青山美郷らが出演した1作目には続き第2弾の今作には、武田玲奈や増田有華らが出演。さらに、実力派アーティストによる主題歌でのコラボが実現。ねごと、Ms'OOJA、fumika、AZUらが作品の世界観にあったオリジナル楽曲を提供している。
金城茉奈は、監督・山田能龍×主演・飯田佑真×主題歌&挿入歌・fumikaの『幸せのつじつま』に出演。

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