D2(山口賢貴/陳内将/荒井敦史/近江陽一郎)スペシャルインタビュー | インタビュー | Deview-デビュー

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インタビュー「D2」

2011/06/03

この映画はD2の記念作品で僕たちの原点。

D2
【特別企画! BOYS☆インタビュー】
若手俳優集団D-BOYSの弟分ユニット『D2』のメンバーが総出演する映画『ポールダンシングボーイ☆ず』がついに公開! 冴えない男のコたちが、男だけのポールダンスショーに挑み、未来を切り拓いていく青春ムービーについて、D2メンバーの山口賢貴くん、陳内将くん、荒井敦史くん、近江陽一郎くんに聞いちゃいました! 男だらけのインタビューは○○な方向にハミ出していって…。とにかく賑やかなインタビューをどうぞ!



Q この映画の見どころは何と言ってもラストのポールダンスのステージだよね。

D2

D2(上段左より山口賢貴、近江陽一郎、
下段左より荒井敦史、陳内将)

山口 「連続ではやっぱ体力的にキツいんで、最後のステージ撮影のときは、一発でできないとヤバイなって、プレッシャーが」

荒井 「会場の熱気で、ポールに付く水滴がスゴくて、スベっちゃうんですよね。だから、本番の前には、カラッカラのタオルで何度も拭いて…」

近江 「ポールの太さも練習と本番で違ってたしね」

陳内 「ゴメンな、ドッキリをしかけようと思ってさ(嘘)」

Q お客さんもいっぱい入って。あれだけのお客さんの前で披露した感想は?

山口 「気持ちよかったですね。初めは緊張したけど」

近江 「陳ちゃんが盛り上げてくれてるときとか、控室で待ってるときに歓声が聞こえて“うへぇ〜〜〜すげー”って…」

荒井 「ポールダンスをやる前に漫才で出てくじゃん、オレ。それが何より怖かった。でも台本通りやったらウケてくれたから。あ、わかってくれてるんだな、みんなって。オレとシンタロウ、“(客は)笑ってない? 笑ってる?”って目になってたし。“お客さん、この熱気のまま笑って!”って。ここでシ〜ンとなったら立ち直れない、このあとポールダンスできない!って」

近江 「せっかくDJジンナイが盛り上げてくれたのにね」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

荒井 「たぶん、そこでスベってたら、“(DJジンナイに)もう一回お返しします”って戻す」

陳内 「でもポールダンスのときさぁ、役で緊張してんのか、自分なのか、わかんなくならなかった?」

荒井 「そういう気持ち、わかるっ!」

Q 心情的には役そのままの緊張と興奮がシンクロしてた?

山口 「そうですね。しかも観客役として来てくれたのが、いつも応援してくださってるファンのみなさんだったので…」

荒井 「ただ、若干恥ずかしかったよね、ふんどしになった瞬間とか」

Q ふんどし姿のファンの反応はどうだったの?

荒井 「“キャ〜〜ッ”ってなんのかと思ったら、すごい納得しちゃったの、“お〜お”って。“お〜お”って言われたときは、もうオレ達ステージからはけられないから、“イエーイ”って」

山口 「人目をちょっと気にしながらね」

荒井 「“納得しちゃうんか〜い! こっからどうしよう”って、出ちゃった瞬間の逃げられなさは…恥ずかしかった」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

近江 「誰が一番最初に出るかでモメたよね」

荒井 「誰が最初に楽屋から出るかとかね」

近江 「ふんどしはく機会って、そうないからね。オレあれが初ふんどしだし」

山口・荒井 「俺も、俺も!」

陳内 「(ナレーション風に)その時陳内、クランクアップ!!」

山口 「言い方がウザイ(笑)」

Q その時DJは上から見てたの?

陳内 「奥の方の部屋で見守ってました。オレが恥ずかしかった。メンバーの恥部が!って(笑)」

荒井 「“恥部”って言葉が好きなんだよね! けっこういろんなところで使ってるよね」

Q 割り切ってた人って?

山口 「けっこうみんな堂々と割り切ってたよね?」

荒井「賢貴さんとかが、すぐ着替えに行って。唯一、マネージャーをずっと待ってたのが三津谷 亮」

Q タンクトップに漢字一文字が書いてあったけど

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【タクヤ】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

荒井 「全部まとめたら、何になるの、あれ」 みんな「『男』『魂』『打』『破』『信』とか…」

山口 「初めて着たとき、カッコイイなと思った」

荒井 「でもあれ、なんともいえないよね。下はふんどしなのに、上はタンクトップっていう。この中途半端な恥ずかしさ。上が裸だったら“オレふんどしだぜ!”っていけるけど、タンクトップあるから、ふんどしが若干隠れてるみたいな」

山口 「しかもお客さんは下から見るからね」

荒井 「チラッと見えてる? みたいな」

陳内 「どうでもいいんだけど、お相撲さんがタンクトップ着てたら、おもしろくない?」

(一同爆笑)

荒井 「胸に『張り手』とか、『猫』とか、これから出す技が書いてあったりしてね(笑)」

Q 荒井くんはシンタロウくんより陳内くんとのほうがお笑いコンビ役に向いてるんじゃない?

陳内 「僕らD2のライブで一緒にコントやろうって言ってたんだよね。それで練習してたんですけど、尺の問題なのか、ネタの精度の問題なのか、カットされました(笑)」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【ヤマグチ】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

荒井 「夜中集まって、念入りにネタ合わせやってたんですけどねぇ。でも、シンタロウの嫉妬って声に出さないから怖いんですよ。“お前、結局そうかよ…”ってなるかもしれないし」

Q やっぱり最後のショーの達成感はハンパない?

山口 「一生懸命稽古してたし、全部で2ヵ月くらい。だから達成感はありました」

荒井「最後のショーでオールアップだったから。終わってからさ、監督から花をもらったときとかね 」

陳内 「『(ナレーション風に)その時、陳内、花もらえず! 』。これ出る幕じゃね〜なオレって。ガマンだ!って」

荒井 「すごい達成感だったし、やり切った感じ。泣いちゃってたし。そこでは泣かないと思ってたけど、みっちゃんは泣いてた。我先に崩れ落ちてたね。あと、ポールダンスの先生が泣いてて。それを見たときに一番、出てよかったなって思った。途中から映画のためでもあるけど、先生のためみたいなところもあったから。先生は“ポールダンスのイメージを変えるんだ”って言っていて、全然できないヤツらに、根気良く教えてくれてたし」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【イケオカ】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

Q この作品は舞台化しても面白そうだよね!

近江 「舞台化したら、なお大変だからね、本当に事故起きそうだよね」

荒井 「そこは服装も考えてね。舞台化したとき、ふんどしなのか?っていう話だよね」

近江 「でもホントに舞台化したら、今度は陳ちゃんにもやってほしいけどな〜」

陳内 「あ、大丈夫です。DJジンナイやります(あっさり即答)」

近江 「そこはやろうよ〜!」

陳内 「今の答えはひとつのパターンで…。『え、マジ俺もやっていいの? めっちゃやりかたってん!ホントは』」

Q 自分で編集点作ってるし(笑)では、今後のD2の動きは?

山口 「今後も引き続きD2 LIVEをやっていくと思います」

近江 「今回の映画で、D2みんなで役者として一つの作品を作るっていうのが達成感あったし、楽しかったので、今後もそういう機会があったら映画でもドラマでも舞台でもやってみたい」

Q やってみたい作品のテーマとかはある?

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【ヨウイチロウ】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

山口 「戦いもの。D2は16人だから8対8の」

陳内 「オレ、リーダーやる!」

山口 「けっこうシリアスな戦いものやってみたい」

陳内 「鉄砲系?」

山口 「バズーカ系!」

荒井 「ソレ何? 映画? 舞台?」

山口 「映画で。拳でやりたいですね。カッコイイ感じ」

近江 「普段、こうワイワイしてるから、ガチでっていうのはイイね」

山口 「不良系やりたい!」

陳内 「めっちゃやりたいっ!!」

山口 「お笑いの部分も多少はありで…」

荒井 「何かやりたいですよね、ポールダンスみたいなものも。D2は6人も増えたし。逆に新しい6人にもこの辛さを体験してほしい。6人はポールダンスに初挑戦するじゃないですか、オレらはちょっとできるからみたいな」

Q 意外とすぐ超えられちゃったり?

荒井 「超えられちゃったら、頭上がらない」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【カミツル】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

陳内 「あと、もうちょっと大きい会場でイベントやりたいね」

荒井 「運動会とか、スポーツ対決とかもしたいね。基本体育会系が多いんで」

近江 「シンタロウを除いてね(笑)」

陳内 「高校1年生組は、根岸以外は全員、基本運動嫌いですね」

荒井 「え、でも幸人は陸上部だったんでしょ?」

陳内 「でもね、運動できないの、このコ」

荒井 「全部ね、ちょいちょい何かをかじるんですよ。こいつは。陸上もちょっとかじって、野球もちょっとだけかじって…」

陳内 「なんかかじりそうな顔してるもんな〜」

山口 「どんな意味だよ!」

陳内 「すぐかじる」

荒井 「なんかよくわかんないけど、おもしろい!(笑)。『すぐかじる』って」

Q それでは最後に、映画のPRを!

近江 「力もないし、スタートしたばっかりの僕等でしたけど、その時できることを一生懸命やって、全力でやった作品です。役がわりと素にも近いので、D2のことも知ってもらえると思います。是非観てください!」

映画「ポールダンシングボーイ★ず」

【ミツヤ】 映画「ポールダンシングボーイ☆ず」より一場面

山口 「僕たちの初映画ということで、D2の記念作品というか。僕たちの原点になる作品。そこらへんを見ていただければと。今後いろんな作品に出たときに、“D2成長したなって”って振り返ってもらえる映画だと思います」

陳内 「この映画は、役と本人がホントにリンクしてる部分が多くて。リアルなみんなの成長日記みたいになってて。感情移入もしやすいし、D2のことがわかってもらえる作品。是非観てください」

荒井 「『ポールダンシングボーイ☆ず』は、ある意味D2でもあるんです。映画ではバラバラな境遇の男の子たちが様々なきっかけでダンス教室に集まってくる。D2メンバーもいろいろなコンテストからひとつのD2っていう場所に集まってきていて、そしてどちらもひとつのものを作り上げていくっていうのは、すごくリンクしてるんじゃないかなと思う。コレをみれば、D2のこともわかるし、D2が成長していくところもわかると思います。いい意味で予想を裏切るので、是非見てほしいですね」

インタビュー・終

映画 『ポールダンシングボーイ☆ず』

芸人修行中のアツシとシンタロウ、リストラされたサラリーマンのヤマグチ、関西出身のカミツル、モテてない事に悩むヨウイチロウ、東北訛りがとれないミツヤ…などなど、どこにでもいるちょっと残念な男子たちはお笑いワークショップに集まるはずだった。しかしそこはポールダンスの教室で、実は詐欺に遭ったことが判明。彼らは、ダマし取られたお金を取り戻すために“男だけの”ポールダンスショーを開くことを決意。果たして、冴えなかった彼らはステージで輝けるのか!?
5月28日(土)より池袋東急ほか全国順次ロードショー
主演:D2/監督:金子修介「DEATH NOTE デスノート」
moviekokuchi
山口賢貴/やまぐち・けんき●1986年7月17日生まれ、愛知県出身。ワタナベエンターテインメント所属。『第4回D-BOYSオーディション』ファイナリスト。『シューイチ』(毎週日曜 午前8:00〜日テレ系)コーナーレポーターとしてレギュラー出演中。7/1から上演される『ミュージカル 忍たま乱太郎 第二弾再演』に出演。
陳内 将/じんない・しょう●1988年1月16日生まれ、熊本県出身。ワタナベエンターテインメント所属。今夏公開の映画『メサイヤ』に出演。
荒井敦史/あらい・あつし●1993年5月23日生まれ、埼玉県出身。ワタナベエンターテインメント所属。『第21回JUNONスーパーボーイ・コンテスト』ビデオジェニック賞 受賞。今夏公開の映画『メサイヤ』に主演。
近江陽一郎/おうみ・よういちろう●1989年4月5日生まれ、埼玉県出身。ワタナベエンターテインメント所属。『第6回D-BOYSオーディション』審査員特別賞。ミュージカル『「テニスの王子様」青学vs不動峰』のDVDが発売中。

インタビューに答えてくれた4人の役をcheck!!

「ヤマグチ」(演・山口賢貴) ボーイズのマジメ担当。そのマジメさが災いして突然のリストラに遭ってしまうのだが、すぐに切り替えてポールダンスにもマジメに取り組む。ボーイズのオバさん人気No.1
「ジンナイ」(演・陳内将) クラブ・ウェアハウスの人気カリスマDJといえばこの人ジンナイ! 彼の華麗なプレイでダンサーズのショーはかつてない盛り上がりに!
「アツシ」(演・荒井敦史) お笑いに対する情熱はひと一倍。しかしツッコミと同時にチリンチリン(自転車のベル)を鳴らすって、シュールすぎるやろ!! ショーを思いついたのも実はこの人。
「ヨウイチロウ」(演・近江陽一郎) さむ〜いダジャレでまわりを引かせまくりのスベリ芸担当。しかし、ひとたびポールをもたせるとボーイズイチのスベらない男。はじめて女性に褒められた!

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