D-DAYS vol.144 荒木宏文×前山剛久 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.144 荒木宏文×前山剛久

2020/02/06

「2.5次元作品はビジュアル撮影でバシっと正解を出しておかないといけないなと思うので、準備がすごく早い」

荒木宏文×前山剛久前山剛久

――そんな前山さんから見た、荒木さんは?

前山「『GARANTIDO ガランチード』(2015年)や『御茶ノ水ロック THE LIVE STAGE』(2018年)で共演したときも、荒木さんはカリスマ性がすごくある人だなって感じますし、荒木さんのライブを観に行ったりして、こんなに自己プロデュースができる役者っていないよなって思いました。そこはすごく憧れています。あと、荒木さんはスーパー戦隊シリーズで敵役(『獣拳戦隊ゲキレンジャー』理央役)をやられていて、僕も『仮面ライダーウィザード』で敵役(ソラ役)をやっていたので、目指すところは荒木さんなのかなって思っていたんです。尊敬しているし、ずっとずっと追いかけてきましたけど、さきほどの荒木さんのお話を聞いて、そんな風に考えてくださっていたんだなというのを知って、すごく嬉しかったです。これを言ったら生意気かもしれないけど、いい意味でライバルだと思っていて。荒木さんのお芝居はすごく刺激を貰えるし、近しいところにいるからこそ、負けてられないなっていう気持ちもすごく強い。なので、今度ヒプステ(『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-)で共演できるものすごく楽しみですし、いい意味で切磋琢磨できたらなって思っています」

荒木宏文×前山剛久

――様々な2.5次元作品で活躍されているという共通点もありますが、原作のある2.5次元舞台をやる上で心がけていることってどんなことですか?

荒木「言ってしまえば、シェイクスピア作品も原作はあるじゃないですか、だから大して変わらないのかなって。でも、その中で唯一の違いは、2.5次元作品は、演じる役の容姿の正解がすでに出ているっていうことかな。2.5次元作品をやるとき、ビジュアル撮影でまずバシっと正解を出しておかないといけないなと思うので、準備がすごく早いです」

荒木宏文×前山剛久

――どういう準備をするんですか?

荒木「見た目です。演じるキャラクターが決まったら、どう寄せるかしか考えてない。本番では、稽古を通して中身もじっくり作った上で成立したものを見せられるけど、ビジュアル撮影では中身は関係ない。まずは見た目をどれだけ近づけられるか。2.5次元作品に関しては、チラシビジュアルで、ある種合否が決まるというか。チラシビジュアルを見て、“どんな作品になるんだろう”って観に来てもらえる部分って多いと思うんです。ビジュアル撮影で正解を出しておかないと、観に来ることすらないよなって思うから、手元にある資料のみで、カメラマンさんよりも役のことを理解してないといけない。イラストで描かれているそのキャラクターの絵を見比べて、人間の身体でそれを表現するにはどう不備が出るのか、どうやったらいいのかというのを、スタジオですぐにカメラマンさんたちと話し合えるように、めちゃくちゃ研究します」

荒木宏文×前山剛久前山剛久

前山「ビジュアル撮影の準備は本当にそうですよね。資料のイラストも場合によっては3枚くらいしかなかったりすることもあって、イラストでしか見てないから、ポージングもすごく限られるんですよね。そのイラストを再現するっていうことも大事だけど、ビジュアル撮影ではそんなわけにはいかない。“この役はもしかしたらこういうポーズもとるかもしれない”“これはやらないんじゃないか”っていうのを自分ではっきりと理解してないと、良い写真は撮れない。原作のビジュアルを再現しながらもそれを超えていかないといけないので、キャラクターのことを誰よりも理解するっていうのはすごく大切にしています」

荒木「本当にそうだよね」

前山「ビジュアル撮影もそうだし、現場に行くまでの準備はすごくやりますね。2.5次元作品は、2次元と3次元の間を縫わないといけないから、自分もそっちに寄せる準備をします。そこは人にもよると思うんですが、完全にキャラクターに寄せる人もいるし、自分に寄せてやる人もいる中、僕はなるべく間を取りたいタイプで。なので、そのキャラクターが好きなものを多く取り入れたりします。たとえば、本が好きな役だったら、自分も日ごろから本を読むようにしたり、その役が好きな食べ物をいつもより多く摂取したり、そういう内面的な準備もすれば、役への理解も深まっていくのかなと」

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Information

舞台『十二夜』

【東京公演】2020年3月6日(金)〜22日(日)本多劇場
【大阪公演】2020年3月29日(日)〜31日(火)近鉄アート館

『十二夜』

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・演出:青木 豪
出演:前山剛久 新納慎也 納谷健 三好大貴/坪倉由幸 清水宏/木庭允視 根本大介
 宮澤和之/阿南健治 春海四方 小林勝也
◆公式サイト:https://12th-night.westage.jp/

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.2-

2020年5月15日(金)〜31日(日)品川プリンスホテル ステラボール

『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』©『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会

原作:EVIL LINE RECORDS
演出:植木 豪
脚本:亀田真二郎
音楽監督:Ts
テーマソング:井手コウジ

キャスト:
◆シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”
飴村乱数:世古口 凌
夢野幻太郎:前山剛久
有栖川帝統:滝澤 諒

◆シンジュク・ディビジョン“麻天狼”
神宮寺寂雷:鮎川太陽
伊弉冉一二三:荒木宏文
観音坂独歩:宮城紘大

◆アサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”
鬼灯甚八:加藤良輔
駒形正宗:和田泰右
影向道四郎:結城伽寿也

◆ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
Toyotaka RYO gash! SHINSUKE HILOMU Dolton KENTA GeN

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