D-DAYS vol.172 池岡亮介 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.172 池岡亮介

2022/06/01

「色々とチャレンジさせてもらえて、その結果、できることが増えていくのなら、絶対にそっちのほうがいい」

池岡亮介

――ストレートプレイからミュージカル、翻訳劇など、出演する作品の幅も広がっています。

池岡亮介「これだけ多様性という言葉が広がって、やれる作品や役が増えているし、狭めていく必要もないと思っていて。チャレンジさせてもらえるのなら、その結果、できることが増えていくのなら、絶対にそっちのほうがいいと思っています」

――不安な気持ちを持ちつつ、飛び込んでしまうこともありましたか?

池岡亮介「ミュージカルや音楽劇は、大体そんな感じです。でも、歌の上手さだけじゃなく、味や個性を出していけるタイプの作品というか、演出家がそこを求めている場合は、意外といけちゃう(笑)。『K世界〜リリーの永遠記憶探訪記、或いは、終わりなき繭期にまつわる寥々たる考察について〜』の雷山のような役もありました」

池岡亮介

――正統派というより、ちょっと変則的な武器を使う人、みたいな。

池岡亮介「まぁ、そんな感じです(笑)。ミュージカル『魍魎の匣』のとき、演出の板垣恭一さんから『お前は、隙間産業みたいな芝居がめちゃくちゃ上手いな』って言われたんです。褒められたのか、何なのか、どっちだろう!?っていう。隙間産業っていうのにピンと来なくて調べたら、“ニッチな”って出てきて、“そういうの好きかも…”ってなりました(笑)」

池岡亮介

――ニッチなところを狙っているのか、自分の感覚でやっていたら、そういうことになっていたのか。

池岡亮介「なんでしょうね? それが良いのか悪いのか、求められているのかそうじゃないのか、判断は難しいんですけど。自分で考えて稽古場に持っていき、ちゃんと提示すれば、演出家の方は受け入れてくれるんです。相手を納得させるまで、出し続けますけどね。妥協はして欲しくないですし、“これはこれでありだな”と思わせるまで、いろんなものを出していかないといけない。作品の中で、周りとの関係性を考えながらやっているうちに、自然と(すき間に)自分の色を加えるようになっていたんですよね」

池岡亮介

――ダメ出しや、“なんだよそれ!?”みたいな反応があるかもしれないことも、恐れなくなっている?

池岡亮介「その辺はね、もうそういうものだと思っているから。演劇においては、それが当たり前だっていうマインドなんですよね。最近は、頭ごなしにただ怒る人っていうのも減ってきていると思うし。笑われたりはしますけど(笑)。むしろ、“何やってんだよ!?”みたいなのを持っていくと、稽古場も楽しくなるんじゃないかな。想定外のことができたってことですから」

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Information

PLAY/GROUND Creation #3『The Pride』
2022年7月23日(土)〜31日(日)赤坂RED/THEATER

作:アレクシ・ケイ・キャンベル
翻訳・ドラマターグ:広田 敦郎
演出:井上 裕朗
音楽:オレノグラフィティ

■キャスト (side-A) ※戯曲表記順/登場順
オリヴァー:荒木健太朗
フィリップ:池田努
シルヴィア:陽月華
医者・男・ピーター:鍛治本大樹

■キャスト (side-B) ※戯曲表記順/登場順
オリヴァー:岩男海史
フィリップ:池岡亮介
シルヴィア:福田麻由子
医者・男・ピーター:山ア将平

◆公式サイト:https://www.playground-creation.com/

Audition

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