D-DAYS vol.171 荒木宏文×鈴木裕樹 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.171 荒木宏文×鈴木裕樹

2022/05/02

「ズッキーに対しては何をやられても大丈夫なくらい、お互い理解し合いながら芝居ができていたと思う」

荒木宏文×鈴木裕樹

――さきほど、荒木さんが現場で鈴木さんのサポートに救われたとおっしゃっていましたが、それは意識的に?

鈴木裕樹「単純に荒木が激務だったので(笑)。作品を観ていただいたらわかると思うのですが、荒木がほぼ出ずっぱりなんですよ。物理的な分量も大変だったろうし、寝る間もないくらい撮影の日々だったと思うので。特別に何をしたっていうことではないけど、現場の風通しを良くする感じだったと思う。あとは、僕自身もしっかりと良いお芝居をして、みんなで良い作品を作っていければっていうところだけです」

――久々の共演が東映作品ということで、“古巣に戻ってきた”みたいな特別な思いもあったのでしょうか?

荒木宏文「今回戻ってきた感じが強いのは、『ゲキレンジャー』でもお世話になりました塚田プロデューサーがいるからだと思います。その塚田プロデューサーの下で、また違う作品を撮るということで、『ゲキレンジャー』とも重ねやすいんだろうなと」

荒木宏文×鈴木裕樹

鈴木裕樹「それはあるね。キャストだけじゃなくて、スタッフのみなさんも『お久しぶりです!』っていう、ホーム感はあった」

荒木宏文「そういうのはすごく嬉しかったですね。スタッフさんたちも変わらないし、僕らの取り組み方も根本的には変わってないだろうなと。20代でデビューして、キャリア数年のペーペーが自分のプライドを持ってこだわって、1年間取り組ませてもらえた現場があって。今回、その現場のプロデューサーを務めていた方がいる作品だし、信頼関係がベースにあるので、また同じように作品や役に没頭することができる。そういうモチベーションで芝居に集中できたことは、スタッフの皆さんに、懐かしい人たちがいてくださったたというのが大きかったと思います」

鈴木裕樹「僕はわりと東映作品をやってきているほうですが、その中でもやっぱり『ゲキレンジャー』は特別なんだと思います。なんか、ほかの作品とは違うんですよね。元気がないときとか、たまに自分の作品を見返すことがあるんですけど、それに『ゲキレンジャー』は入らないんです。ほとんど見返さない。なんか、眩しすぎて(笑)。そういうことがあっての今回なので、きっとこれも特別な作品になるんじゃないかなって思います」

荒木宏文×鈴木裕樹

――同じ現場で久々に芝居をしてみて、いかがでしたか? お互いの芝居について感じたことなどありましたか。

荒木宏文「信頼を置いている分、全部想像できているというか。ズッキーに対しては何をやられても大丈夫なくらい、お互い理解し合いながら芝居ができていたと思います」

鈴木裕樹「そうだね。だからこそ相手が上手くなったなとか、そういうところはまるで見ていないかもしれない」

荒木宏文「探り合ってないからね。普段だったら、稽古とかで築き上げていくものを、ズッキーとはプライベートからずっと築き上げてきたから、そこのタイムロスがなく役者として違和感なくやれました」

荒木宏文×鈴木裕樹

――映画『漆黒天 -終の語り-』の世界観や台本に関して、どんなところに魅力を感じましたか?

荒木宏文「台本を読んだときに僕が思ったのは、“陰と陽”、“正義と悪”のような表裏一体、相対するものが必ず存在していて、それが50対50で100%になる…。光があれば影があるって、いろんなところで当たり前のように話されていることで。ただ、これが本当に50対50なのかといったら、正義として定義されているほうを正義だというプレゼンをしなきゃいけないから、51対49とかになっていると思うんですよ。コッチもあるけど、コッチも正しいよね…だと良い悪いの区別がつけづらいから。絶対に半々にはならないと思っていて」

鈴木裕樹「なるほどね」

荒木宏文「そうしたときに、自分が役者として表現する上で、僕は天邪鬼だから、少数派意見を大切にしたくなっちゃうんです。割合的に少ないほうを無下にできない。むしろ意識的に半分に持っていきたくなってしまう性格で。今回の作品は、今まで役作りをしていくときに消化しきれなかった部分をテーマにされたような台本だったので、そこが面白いなと感じました。今まではそこのバランスを勝手に決めて表現していたけど、そこのバランスを半々に持っていくことが一番の理想形になるであろうと考えることで、役作りが気持ち良くできた作品だったなって思います」

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Information

■映画『漆黒天 -終の語り-』
6月24日(金)新宿バルト9ほかにて公開

キャスト:
荒木宏文
小宮有紗 松田凌 長妻怜央(7ORDER)
橋本祥平 松本寛也 / 小島藤子
梅津瑞樹 小澤雄太 鈴木裕樹
唐橋充 / 宇梶剛士

脚本:末満健一
監督:坂本浩一

漆黒天@2022 movie-st

▼映画story
「この町で……俺を見たことはないか?」ぼろを纏った男(荒木宏文)が江戸の町に現れた。
男はなりゆきから喜多(小宮有紗)というコソ泥女を助ける。喜多は「助けてくれた」お礼にと、記憶を失くした男に<名無し>の名を与えて、狂言作者の玄馬(唐橋充)、ごろつきの邑麻兄弟(松田凌・長妻怜央)らを巻き込みその素性の手がかりを求めはじめる。
現状で名無しについてわかっている事実は、どうやら自分は謎の剣客たちに命を狙われている、ということ。
しかもその度に圧倒的な剣技で返り討ちにしてきたらしい。なぜ自分がこれほどまでに強いのかも思い出せない。
だが、町で悪事の限りを尽くしてきたという<日陰党>の名を聞いた時、記憶の中にただひとつ残る<愛する者の死に際>が思い出される。
同じ頃、与力である玖良間士道(鈴木裕樹)や皿月壬午(小澤雄太)はある計画を実行に移そうとしていた。
愛する者の死の記憶、尋常ならざる剣の腕、その命をつけ狙う謎の刺客たち……どうやらこの男には、何かある。

■舞台『漆黒天 -終の語り-』

東京公演:2022年8月5日(金)〜 21日(日)サンシャイン劇場
大阪公演:2022年8月31日(水)〜9月4日(日)梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

キャスト:
荒木宏文
松田凌 長妻怜央(7ORDER) 梅津瑞樹 / 小島藤子
橋本祥平 松本寛也 加藤大悟 安田桃太郎
小澤雄太 鈴木裕樹

作・演出 末満健一

◆公式サイト:toei-movie-st.com

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2022年5月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
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中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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