D-DAYS vol.152 鈴木裕樹×碓井将大 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.152 鈴木裕樹×碓井将大

2020/10/01

「ズッキーさんはみんなに優しくて、いつもまとめる役を任されていたイメージがある」

鈴木裕樹×碓井将大

――碓井さんが事務所に入った当時は10代の高校生。当時の年齢差では先輩に対して緊張もしていたのでしょうか。

碓井「最初のうち、荒木さんは怖かったですね(笑)。身につけているものも個性的というか、それは衣装用の小道具なの!?っていう」

鈴木「ゴツいやつね(笑)」

碓井「でも年齢が離れていたせいもあるのか、荒木さんにはすごく可愛がってもらいました。ズッキーさんは最初から、真逆の印象です。みんなに優しくて、いつもまとめる役を任されていたイメージがある」

鈴木「D-BOYSが集まるようなイベントでも、だいたいMCをやることが多かったからね。“なんでオレがMCなんだよ!?”とは一切思わず、“あ、わかりました〜”みたいな感じでやっていたんだけど、それがいつの間にか、自分の身についていたんだなって思う出来事があったんだよ」

鈴木裕樹×碓井将大碓井将大

碓井「え、なんですか?」

鈴木「今年の夏にドラマの『警視庁・捜査一課長2020』でライブ配信があって、そこで陽月華さんと一緒にMCをやってくれと言われて。そういう場を回すことに長けているナイツの塙(宣之)さんがいるのに!? と、内心、焦りつつやったんだけど、『MC上手いね。なんでそんな回せるの?』って誉められました。当時、何も考えていないような個性が強すぎるD-BOYSのメンバーをまとめていたんだから、そりゃあ、しっかりした大人の、プロの役者さん相手のほうがやりやすいのは当たり前だよなぁと(笑)」

碓井「そんなことがあったんですね」

鈴木裕樹×碓井将大鈴木裕樹

――そんな二人が出演するのがリーディング公演『Equal-イコール-』。総勢16名のキャストが2人一組で、朗読劇を行います。

鈴木「はい。碓井は誰とやるの?」

碓井「納谷健です」

鈴木「共演したことあるの?」

碓井「いや、芝居をするのは初めてなんですが、大阪を訪れたときに劇団Patchの稽古場を覗きに行ったことはあるんです。あ、でもあのときはまだ納谷はいなかったか。(松井)勇歩や三好(大貴)とかがいて、会議室みたいなところで演出家の末満(健一)さんと一緒に稽古していた頃でした。僕、Patchって角のない人が多いというか、親近感を抱かせる子ばかりだなって思ったんです。D-BOYSって、昔はトガッた人ばかりだったじゃないですか(笑)。だからPatchは新鮮だった。そんな中でも納谷はどちらかと言えば、個性が強いタイプだなと。人としての当たりは柔らかいんだけど、自分はこうしたいっていうのがハッキリしている。自分と同じ匂いがするなとは思っていたんです。それでこの間、僕から声をかけて2人でご飯を食べに行ったんですけど、いやぁ、自分も大人になったなと思いました(笑)」

鈴木裕樹×碓井将大

鈴木「連れて行ってもらう側から、連れて行く側になったと」

碓井「はい。ズッキーさんのペアはどうですか?」

鈴木「僕と辻本(祐樹)くんのペアが一番良いんじゃないかな!(笑)」

――『Equal-イコール-』を熟知しているベテラン組ですね。

碓井「共演経験はあるんですか?」

鈴木「ないんだけど、2015年に末満さん演出で『Equal-イコール-』を上演したときの演出助手が僕で、辻本くんはそのときの出演者だったんだよ」

碓井「なるほど。それはおもしろい!」

鈴木裕樹×碓井将大鈴木裕樹

鈴木「今回は新たに元吉(庸泰)さんが演出されますし、前作を知っている分、新しい解釈での『Equal-イコール-』にしたいなと思っています。末満さんもTwitterで、初演時に演出助手だった僕が出演することが感慨深いと喜んでくださっていて、僕も嬉しかったですね」

碓井「末満さんって役者もされていたから、演出でも役者の気持ちに入ってくるようなタイプの人なんですよね。演出にしても人間くさいというか、アプローチの仕方がすごく好きなんです」

鈴木「独特の世界観だから、ガワに目が行きがちだけど、結局は人間の感情を見たいんだよ、っていうね」

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Information【1】

STAGE GATE VRシアター vol.2 『Equal-イコール-』
2020年9月27日(日)〜10月17日(土)DDD青山クロスシアター

◆碓井将大×納谷健 出演回
10月3日(土)17:30〜、6日(火)18:30〜、11日(日)17:30〜
※VRアーカイブ配信:10月9日(金)21:00〜

◆鈴木裕樹×辻本祐樹 出演回
10月9日(金)13:00〜、14日(水)14:00〜、15日(木)18:30〜
※VRアーカイブ配信:10月21日(水)21:00〜

ふたりの役者がふたつの役を固定することなく演じ合うことによって、観る者を幻惑的錯綜へと導いていく。
テオとは何者なのか?ニコラとは何者なのか?そして、あなたは一体何者なのか?
その問いかけの先で自己と他者との境界が融和した時、ふたりの男の友情は果たしてどこにたどり着くのだろうか?
末満健一の傑作戯曲『Equal-イコール-』を総勢16名の出演者が2名1組となりリーディング形式で上演。

Information【2】

舞台『YARNS』
東京公演:2020年10月7日(水)〜11月8日(日)浅草九劇
大阪公演:2020年11月21日(土)〜23日(月・祝)シアター・ドラマシティ

脚本家・演出家 鈴木勝秀による「能と現代劇の融合」を目指す新作シリーズ。このシリーズの基本的なスタイルは、カウンセリングを受けに来る精神的に少し疲れた現代人と、その患者の話を聞くカウンセラー(精神科医)の静かな会話劇。
今回の『YARNS(ヤーンズ)』は“スズカツ能楽集”のスタートとなる作品で、「ヤーンズ」とは、英語で「紡ぎ糸」という意味で、さらに、「作り話」「大げさなホラ話」といった意味も。果たして患者の語る物語は「真実」なのか「作り話」なのか……。
カウンセリングや告解を覗き見ているような不思議な雰囲気を創り上げ、人々の繊細な心情を描く。

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