D-DAYS vol.147 陳内将×宮崎秋人
2020/05/05
「家にいる期間に何ができるのかを模索しつつ、動けるようになったらすぐに動き出せるよう整える準備期間という感じ」
ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今月は、陳内将くん&宮崎秋人くんにリモート取材を実施(リモート取材の模様以外の写真は過去に撮影したもので構成)。“おうち時間”で今どんなことをやっているか、さらには二人のルーツについて、たっぷりと語ってもらいました♪
――今回の連載は、リモート取材ということで、みなさん“おうち時間”でどんなことやってますか?
陳内将「最近は手の込んだ料理を作ることにハマっていて、ローストポークとかいろいろ作ってます。もともと実家で祖母が仕出し屋をやっていて、小さい頃から手伝ったり、上京してきたときも飲食店でアルバイトしていたりしたので、自炊はずっと続けてきていて。ただ、これだけ手の込んだ料理って、自分一人用のご飯だとなかなかやらないけど、今は時間があるので、けっこう作っていますね。この前も、モツ鍋のスープから作り始めましたから」
宮崎秋人「え!! すごいっすね」
陳内「もうね、料理人よ。ただ、太りたくはないから、夜ご飯は基本的におかずと多めのサラダを食べるようにしている。それと、人になるべく合わないように気を付けながらウォーキングもしています。目指せ1万歩!と思って歩いているんですけど、ただ歩くだけってけっこう大変なんですよね。舞台の稽古とかやっていると余裕で行くんですけど。ただ、今は舞台もないし、まあ、1万歩はなかなかいかない。1時間歩いても6,000歩くらい」
宮崎「僕は家で映画を観たりとか、戯曲を読みあさっています。『冬の時代』でお世話になった演出の大河内直子さんやプロデューサーの田窪桜子さんとかに、オススメの戯曲や映画だったりをいろいろと聞いて、それをひたすら読んだり、観たりしていて。あと、僕も仕事復帰したときに太ったって思われるのは嫌なので、ファスティングを始めてみたりしています」
――今、この期間中に何か挑戦したいこと、改めてやってみようかなっていうものは?
陳内「最近は、インスタライブとか配信をちょこちょこやっていて。今までそういうものをやってきたことなかったのですが、そういうものを通して、ファンの方と新しい触れ合い方ができたのかなと思っています。自分個人でソロイベントとかはまだやったことないけど、そういうのに似ているのかなと。実際に会えてはいないけど、会話しているようにみえる。ただ、一人でみんなのコメントを読みながら話していると、隠されていた陳内のポンコツっぷりが露呈してきているなと(笑)」
宮崎「あははは(笑)。僕は家にいる期間に何ができるんだろうっていうのを模索しつつ、今は動けるようになったらすぐに動き出せるよう整える準備期間っていう感じで、いろんな戯曲を探したりしています。今後のことも考えて、これからは来る話だけを待つのではなく、作品作りの企画段階からもっと関わっていけるようになりたいなっていうのもあるので、そのためにはもっともっと多くの戯曲や、やったことないもの、触れたことのない作品をもっともっと読まなきゃいけないなと思っているのでそれを今やっている感じです」
――前回、お二人で登場した回(2019年7月掲載:Vol.137)ではお互いの第一印象や役者としての印象などを語ってもらいましたが、今回はお二人のルーツについて語ってもらおうかなと。まずは、一番最初にこの世界に興味を持ったきっかけを改めて。
陳内「僕はたまたま友達と遊んでいたときに、雑誌にワタナベエンターテインメントの養成所のオーディションが載っていて、ノリで一緒に応募したことが始まりなんですけど。これ、嘘なのか本当なのかわからないんですが、僕が福岡の大学に1年だけ通っていた頃に、うちのオヤジが『どうせ福岡みたいに大きな都会に行くなら、芸能人とかのライブやイベント系のアルバイトをすれば、何かのコネクションができるんじゃないか』って言っていたらしく。僕自身はオヤジが言ったことをぜんぜん覚えてなくて、その4ヵ月後くらいに、オーディションに応募したんです。それで、東京本選に行けることになったから、両親に『東京に行く交通費を貸してほしい』ってお願いしに行ったら、オヤジがやたら嬉しそうな顔をして、『だから、言っただろう!』みたいな感じに言われたんです。僕はオヤジがそういう風に言っていたことなんてぜんぜん覚えてなかったから、完全に自分から自発的にやったと思っているんですけど、オヤジは自分が言ったからって思っているんですよね」
――もともと芸能界というものに興味や憧れはあったの?
陳内「いや、そういうわけでもぜんぜんなくて。友達とノリで応募したっていう感じだったんです。でも、今思い返してみると、小さい頃から発表会とかみんなの前で何かやるみたいなものは好きだったんですよね。応援団長をやったり、中学のときには英語劇の2人芝居で県大会まで行ったり、高校のときも全校生徒が参加するマスゲームの指揮者に選ばれたり、目立つことは嫌いではなかった。そういうのをオヤジもわかっていたのかなと」
宮崎「僕はもともと保育士になりたくて……」
陳内「へ〜、そうなんだ!」
宮崎「でも、大学のオープンキャンパスに行ったときに、男女比に驚愕して諦めたんです。そうしたら、小学校のときにバスケのチームでお世話になった先輩が、某オーディションを経て役者になっていて。またその先輩に会いたいなと思って、入ったっていう感じなんです。だから、もともと役者になりたいとか、そういう夢を抱いていたわけではなく、ただただ、その人にまた会いたいと思って飛び込みました」
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BSフジ『CODE1515』
2020年5月10日(日)スタート 毎週日曜 深夜24:00〜
BSフジがお送りする完全オリジナルドラマがこの春スタート!出演は今注目を集める若手俳優たち。
3人のTVクルーが、奇妙な人形と暗号を発見。
その暗号に導かれ、3人は25年後の世界から来た未来人たちと出会い、彼らが後悔している出来事の“やり直し”を手伝うことに−。
この行動は誰かを救うことなのか…それとも…?
“過去のやり直し”を通して、“未来”とは、“今”とはなにか、を見出していく。
陳内は、報道専門ネットTV局「チャンネル88」に所属する、ディレクター・昴巧を演じる。
舞台『アルキメデスの大戦』
東京公演:2020年6月30(火)〜7月16日(木)シアタークリエ
広島公演:2020年7月19日(日)呉信用金庫ホール(呉市文化ホール)
静岡公演:2020年7月21日(火)清水文化会館マリナート
愛知公演:2020年7月25日(土)〜26日(日)御園座
大阪公演:2020年7月29日(水)〜31日(金)メルパルクホール大阪
数学者の視点から第二次世界大戦を描くという、かつてない切り口の漫画『アルキメデスの大戦』は、『ドラゴン桜』や『インベスターZ』などユニークな作品で鋭く時代に斬り込んできた漫画家・三田紀房によって生み出された。戦艦大和建造の是非をめぐって繰り広げられる、息もつかせぬ攻防戦。
大阪公演:2020年7月29日(水)〜31日(金)メルパルクホー
舞台化にあたって脚本と演出を手掛けるのは、読売演劇大賞をはじめ数々の演劇賞を受賞し、いま演劇界が最も注目する劇団のひとつ、劇団チョコレートケーキのクリエイター陣。独自の視点で史実に隠されたドラマを紡ぐ古川健の脚本と、骨太な作品の中に人間の心情を丁寧に描く日澤雄介の演出によって、2020年夏、舞台『アルキメデスの大戦』が劇場で幕を開ける。
大阪公演:2020年7月29日(水)〜31日(金)メルパルクホー
宮崎は、戦艦大和建造反対派の一人の海軍少尉・田中正二郎を演じる。
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