連載「D-DAYS ＋Plus」vol.214 SEVENIC

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメント所属の男性俳優陣のDramaticなDreamLifeに直撃する連載企画「D-DAYS＋Plus」。
今月は11月に3rdシングル「LOOPER」をリリースし、グループ最大規模のワンマンライブを成功させ、ますます勢いに乗るダンス＆ボーカルユニット『SEVENIC』が登場！
今年春にデビューして以降、成長著しい彼らに、デビューからこれまでの活動を通して成長した部分やさらなる飛躍への思いなどを聞いた。

――５月に念願のデビューを果たしてから半年が経過しましたが、感触としてはいかがですか？

リョウ「デビュー直後というより、活動をしていく中で感じたことなのですが、自分が想像していた以上に、お客さんの応援してくれる熱量が高くて。何度もリリースイベントに来てくださったり、お友だちを連れてきてくれたりして、目に見えてお客さんが増えてきたことで、よりデビューしたという実感が湧きました。リリースイベントでいろんなところに行けて、ファンのみなさんに会える機会が増えてきて、もっと頑張らなきゃという意識も強くなりました」

リク「僕はグループ外でのお芝居の仕事をするときに、よりグループに還元しなければと思うようになりましたね。個人として爪痕を残すだけでなく、自分に興味を持ってもらってSEVENICの現場にも来てもらいたいという気持ちがさらに強くなったというか。“自分が自分が”というのではなくなったことが、僕の中では一番大きな変化でした。グループのためを思って行動できるように、自分なりに成長できたのかなって」

ショウ「僕は、今まで見えていなかったものが見えるようになってきました。新しい曲ができて、イベントやライブなどで露出が増えた分、課題が生まれ、そのたびに今までは感じてこなかったことを感じて話し合うことが多くなったと思う。曲やパフォーマンスで伝えたいこと、MCでも今までは言えなかったけど伝えたほうがいい思いみたいなものがどんどん出てきました。ファンのみなさんに対してだけじゃなくて、メンバーにも自分の思いを伝えることで、ライブがより仕上がっていくんだなという実感もありました」

ケンタ「練習生時代はデビューすることが大きな目標で、いざデビューをして世の中に出ていくとなったときに、自分たちが何者になりたいのか、世の中にどういう影響を及ぼしたいのか、自分たちの存在意義とは？といったことを深く考えることが増えました。この先、どうなっていきたいのかという夢の話もするし、ミーティングも増えて、方向性を具体的に考えてきた半年間でした」

オオジュ「デビュー前は応援してくださる方の人数も少なかったのが、やっぱりデビュー後は応援してついてきてくださる方たちが増えて、そのありがたみを感じる日々でもありました。自分たちが幸せじゃないと、応援してくれる人たちも幸せになれないんだなとか、僕も人から応援していただくポジションについて考える時間が増えたと思います。と同時に、他のメンバーと自分を比較することも増えて、グループの中の自分についても考えるなど、個人的な目標としてデビューを目指していたときとは明らかに意識が変わったと思います。心臓が５つあるみたいな感じで、ひとりじゃなくて５人での共同体という意識も芽生えました。他のメンバーと自分とを比べながら、５人でひとつのものを作り上げるのが難しくもあり、楽しくもあるっていう感じです」

――デビュー前の取材で、ケンタくんが高校２年生は垢抜ける年と言っていましたが、変化はありましたか？

リク「垢抜けましたよ！ オタマジャクシだったけど、今ではイケメン男子高校生です！ 出会ったときは12歳で、本当にお子様だったせいかも（笑）」

ショウ「自分が可愛いってことを自覚し始めたよね。あとボケ・ツッコミがわかるようになって、性格も進化して垢抜けました」

ケンタ「高３になったら、もう一段階上がらないとね。ジェントルマンというか、メロ男になりたいです！」

――ありがとうございます（笑）。10月には『ギブミーキャッチコピー』という番組で、ヒーロー風の名乗りポーズをしていたりも。

オオジュ「台詞はみんなで考えたんですけど、番組に出るって決まったときにテレビで披露してみよう！となったんです」

リク「前から“仮面ライダーの変身をみんなで練習中”みたいな日常系のショート動画を撮って投稿していたというのがあって、それを活かせないかなというので考えたんです。僕らオリジナルのポーズがあったらおもしろいんじゃない？ って」