「大阪発、完全育成型の男性ダンスボーカルグループプロジェクト」THE FIRST NOISE（TFN）新規メンバー募集【PR】

「レッスンに通うだけで毎月最大5万円もらえる！もちろん、レッスン費は無料！」というキャッチコピーも鮮烈な、「大阪発、完全育成型の男性ダンスボーカルグループプロジェクト」THE FIRST NOISE（TFN）新規メンバー募集がスタートした。「話がウマ過ぎないか？」と編集部も勘ぐってしまいそうになるところだが、ここは運営の株式会社 AIFエンターテインメント代表・樽井修氏に直撃取材を敢行、その真意を聞いた。すると、15年以上芸能イベントの世界で活動してきた樽井氏が、本気で大阪の若者の夢を支援するビジョンが見えてきた。

――「レッスンに通うだけで5万円」、さすがにそんなウマい話は警戒されてしまう気がするのですが…その真意を聞きに来ました。

樽井「大手ならブランド力があるので、逆にレッスン費を取っても人は集まるんですが、ウチはずっとレッスン費無料でやっていたんです。でもレッスン費を無料にしても来れない子もいるだろうな思ったんです。特に今僕が出会いたい中高生と仮定して、神戸から大阪まで片道の交通費が1000円ぐらいで往復2000円、週3回で交通費だけで6000円かかって、1ヵ月で2、3万ぐらいになってしまった時、レッスン費無料ですと言ったところで、親も“そんなの辞めたらいいんじゃない？”って話になると思ったんですね。そこでこちらが5万円を出すことで、交通費も払えて、プラス帰りにマクドナルドとかにみんなで一緒に行けて、もっと頑張ろうという風になるんじゃないかなと思ったんです」

――今回は大阪を中心とした関西圏で、中高生ぐらいの男子にアプローチするためにそのシステムを導入したんですね。

樽井「例えば中高生が“芸能界デビューしたい”とお母さん相談したとして、“高校を卒業してから好きにすればいい”と言われたり、“大学進学で東京に行ったら好きにできるから、そこからちょっと養成所行ってみようかな”というような子が多いんだろうなと仮定すると、20歳くらいになってからウチに来たとしても、人格的に出来上がっていて、SNSでいろんな情報を仕入れているから素直じゃないんですよ。バイトをやったほうがもっとお金がもらえるとか、何かと比べるようになってしまっているより、もっとフラットな年齢の時に知り合いたい。だからレッスンを受けることに対価を支払う、それぐらい思い切ったほうが、新しい子に出会えるんじゃないかと思ったんです」

――そういう考えに至ったのは、これまで男性アイドルグループを運営してきた経験からですか？

樽井「男性アイドルは4グループぐらい手掛けたんですが、2年ぐらいでみんな辞めるんです。もう少し本気で頑張ればいいのに、1、2年でチヤホヤされだすから…。街を歩いていたら顔を指差されるような者になりたかったはずなのに、数えるほどのお客さんに毎日かっこいいって言われて、ある程度のお金が与えられて、自分のお金が使えるようになって、今まで我慢してきた色々なものから解放されると、そこでいい気分になってしまうんです。こんな環境では、結局いい子が入ってきてても伸びきれないなと思って」

――メンズ地下アイドルの子が陥りがちなケースですね。

樽井「メンズアイドルはホストの延長っぽくなってしまいがちなんです。僕はもう一段階上の1000〜2000人のライブイベントをやっていたんですが、通常のイベントで50〜100人集められる子が、3ヵ月前からチケットを売り続けたら1000人くらいは集められる。でもそれでは正直意味がなくて。1000人のライブをやった次の日に、100人の箱で4組合同でライブをやってる例も普通にあるんです。そういうハリボテみたいなワンマンライブを目標にするのではなくて、本物の筋肉をつけていこうって言うんですけど、周りの派手なハリボテのグループのほうが魅力的に見えてしまうんです」

――今回のプロジェクトはそういう道には進ませたくないと。

樽井「THE FIRST NOISEは本気でデビューしたい子に入ってきてほしいから作ったシステムなんです。INIのオーディションを18歳で受けたいという中高生が入ってきてくれて、レッスンしてステージ経験も得て洗練されていく。それで18歳になったら色々な大きいオーディションを受けてもらっていい。僕もそのぐらいの気持ちで付き合うぐらいほうが良くて。そういう子たちで5、6グループができていくと、その集団が1000人〜2000人をライブに呼べるようになる。18歳になった時に、このグループに居続けて前に進んだほうがいいのか、新しいオーディションを受けたほうがいいのか悩むぐらいの組織に、これから3年ぐらいの間にしたいと思っているんです」

――『完全育成型』を謳うのはそういう意味なんですね。

樽井「育成してライブの経験を積ませながら、そのなかで子どもたちが育っていって、どんどん卒業していってもいいという、育成型のビジネスモデルを作っています。以前手掛けていたグループでの反省もあるんですが、“辞められたら困る”というふうに、人に依存するようになってしまうと、その子がいけないことをしたとしても許してしまう。そうすると結局、新規のお客さんを生まないし、お金が目的になってしまって、お客さんに対しても失礼だし裏切っていることになる。だから、もう2年ぐらいで卒業して行くつもりで、新しい子をどんどん入れていこうと思っているんです」

――育成と言ってもレッスンを受けさせるだけでなく、その過程である“努力”をコンテンツとすることを構想しているそうですね。

樽井「メンズアイドルには、女性アイドルのように『東京アイドルフェスティバル』みたいな“目標”が無いなと思っていて。僕が今構想しているのは5、6グループぐらいができたとき、自社で『M-1グランプリ』のような大会を開いて、審査員にメディアやレコードレーベルの人を入れて、優勝した人が大々的にプロモーションを受けられるようにしたいんです。年齢制限を設けて高校3年生までにすれば、中学生からいる子にとってはラストイヤーになり、そうすると物語が動くし、お客さんも物語を作る。自社イベントをエンタメとして外部に見えるようにしていきたいんです」

――今回、関西圏で始めようという意味合いは？　そして勝機は？

樽井「東京で芸能人になりたいと思ったら、関東近郊の子たちは結構都心まで出られますし、在京の事務所に入ればメディアのオーディションも受けられるんですけど、関西圏では吉本興業以外の事務所では、なかなかテレビ局を回って売り込んで行けるような会社は少ない。だから上京するという話になるし、親が援助してくれるような子しか芸能活動的なことは難しいだろうなと思うんです。だからこそ『レッスンを受けるだけで5万円』という話があったらおいしいと思うのではないかと。そして関西圏にしたのは、まだ事務所の手がついていない若い子たちに出会いたいからなんです。関東ではどこかの事務所に入っていたり、養成所に通っている子が中学のクラスにいても状況でも、そんなに珍しくないと思うんですよ。でも比較して関西ではそれほど多くないと思うんです」

――素直に吸収できる若い子たちに会える可能性があるということですね。

樽井「高校生までに限定したいと思っている意味はもう一つあって。2年間、本当に一生懸命やっても無理だったら、無理だと思うんです。でももし結果が出なかったとしても、部活と同じように一生懸命やりさえすれば自信になるじゃないですか。そこで向いていなかったと思えたら、若いうちなら別のこともできる。だからウチは育成の段階を全力で手掛けますし、良いこと・悪いことはちゃんと教えたいと思っています」

――“地域から全国へ発信していく”というビジョンもあるそうで。

樽井「以前、名古屋発で活躍しているBOYS AND MENと仕事したこともあるんですが、もう圧倒的にいいヤツらなんですよ！　2、3回仕事しただけの僕のことを覚えていて挨拶をしてくれる。そういうことが当たり前にできるような子らがグループにたくさんいれば、どんどんチャンスの輪が広がっていくだろうと思うんです。特に大阪は街として応援してくれる場所ですし。天王寺とか阿倍野とか、そこの顔のようになっていって、ポップな売れ方をしたいですね。例えばふなっしーのように土着性がありながら全国区になるような」

――育成についてはどのようにお考えですか？

樽井「今回ボイトレーナーをお願いする櫻木輝先生は、若いんですけど教え方がめちゃくちゃ上手で。以前のグループも先生のところに通ったら2ヵ月くらいで圧倒的にスキルが伸びました。自分はダンススタジオを運営していたこともあるんですが、ダンスの先生って厳しい人はめっちゃ厳しくて。体育会系でなので“1万回反復して”とか言うんですが、そうすると子供はやる気をなくしますよね。だから、逆に楽しさを売りにするぐらいの先生じゃないと。今の子は納得しないとやらないと思います。ダンスだけをやっている先生って、アイドルのダンスが分からないから技術論に逃げるんです。アイドルのファンはダンスだけを観に来ているわけじゃなくて、アイドルとして光るためのダンスなので、そこを分かっている先生じゃないとダメなんです。今回お願いするERI先生はアイドル経験もある現役のダンサーなので、その辺りが分かっている方だと思います」

――最後に、これから応募しようか迷っている人の背中を押すメッセージをいただけますか？

樽井「ちょっとでも興味があったら参加してみてほしいです。なんかEXILEかっこいいなとか、INIかっこいいなとかでも、テレビに出てる人楽しそうだなって思っているだけでもいいです。レッスンに1ヵ月来てくれたら翌月には5万円お渡しします。最初の1ヵ月分の5万円をもらうつもりで来てもらってもいいです。本当ですよ！」

THE FIRST NOISE（TFN）は、経済的な理由で夢をあきらめがちな中高生を対象にした、完全育成型の男性ダンスボーカルグループプロジェクト。
このプロジェクトの最大の特長は、「レッスンに通うだけで最大5万円支給される制度」。
「やってみたいけど、環境がない」「バイトもできない」「お金がない」そんな理由で夢を諦めかけている子たちが、一歩を踏み出せる場所をつくることがこの企画の目的。 大阪から始まるこのプロジェクトが業界にFIRST NOISEを響かせる。

https://thefristnoise.com/lp/