D-DAYS vol.167 大久保祥太郎 | 特集 | Deview-デビュー

Deview LOGO

お知らせ

検索の条件設定はコチラ

Deview LOGO

検索の条件設定はコチラ

D-DAYS vol.167 大久保祥太郎

2022/01/05

「“やっぱり自分にはこの仕事しかない”って思いましたし、2020年〜21年の経験を通して、改めて覚悟をし直した感じがします」

大久保祥太郎

――『ロミジュリ』『ドッグファイト』、そして今年もミュージカル作品が続きますが、ミュージカルというものに対してはどんな想いがありますか?

大久保祥太郎「ミュージカルは観るのは好きなのですが、自分がやるとなるとやっぱり大変だなって、ここ数年で改めて実感しています。その分、やり切ったときの達成感は大きいですが」

――難しいなと感じるのは、具体的にどんな点で?

大久保祥太郎「歌じゃない、普通のセリフの場合は自分の好きな間で言ったりできますが、ミュージカルの場合は曲がどんどん進んでいってしまうので、自分の気持ちをその曲のスピードに合わせていかないとどうにもならない。たとえば、前のシーンではすごく気持ちが沈んでいて、ぜんぜんそんな気持ちじゃないのに、次のシーンでは踊らなきゃいけなかったり。歌い始めて2、3分の間で気持ちが変化して、どんどん乗っていって、決心する…みたいな感じのことが、短時間に起こったりする場合があるんですよね。普通の生活ではそんなことないけど、歌ではそれが可能で。自分の中で気持ちの整理を細かくやっていかないとお客さんにも伝わらないので、そういう部分では難しさを感じます。でも、やっぱり楽しいし、好きです。華やかできらびやかな感じとかも」

大久保祥太郎

――大きな作品を経て、自身の成長も感じたりしているのでは?

大久保祥太郎「これまでもボイトレには行っていましたが、『ロミジュリ』のオーディションが決まって以降は、より頻繁に行くようになりました。もともと高音に対しての苦手意識があったのですが、『ロミジュリ』のときには出なかった音が『ドッグファイト』でスコーンって出るようになったりして、そういう部分では成長できているのかなとは思います」

――役者としてステップアップできた、転機の1年でもあったんですかね。

大久保祥太郎「そうですね。一昨年の最初の緊急事態宣言のときは、仕事がストップして3ヵ月くらいずっと家にいる時期に、役者という仕事に対していろんなことを考えました。今までも『この仕事してなかったら何していたと思いますか?』って聞かれることはありましたが、改めて“この仕事ができなくなったらどうしよう”って、本当に考えました。そんな中で、『ロミジュリ』のオーディションに参加して役をいただき、『イヌビト〜犬人〜』が緊急事態宣言明け1発目にあって、そこからこれまで、ありがたいことに絶え間なく舞台をやらせていただいていて。“やっぱり自分にはこの仕事しかないよな”って思いましたし、『ロミジュリ』『ドッグファイト』という大きな作品にも出演することができて、2020年〜2021年の経験を通して、改めて覚悟をし直した感じがします」

大久保祥太郎

――役者として大きな転換期を迎え、今年1発目に挑むのは、TRUMPシリーズ最新作、ミュージカル『ヴェラキッカ』。大久保さんはシリーズ最多出演ということで、今作でなんと7作品目です。

大久保祥太郎「この前のYouTube配信『はじめての繭期』では、配信された8作品中5作品に出てました(笑)。みなさんのコメント欄を見ていたら、“あ、また大久保くん来た!”とか、“いまセリフ言っているキャラクターは、昨日〇〇を演じていた大久保くんです”って、みなさんいろんなコメントしてくださっていて嬉しかったです」

――改めて、TRUMPシリーズってどんな存在でしょう?

大久保祥太郎「自分の所属先で言うと、僕はD-BOYSと阿佐ヶ谷スパイダースに所属していて、大きなホームが2つあるとしたら、そこにもう1つTRUMPシリーズがホームになりつつあるな〜って感じです。“また戻ってきた。帰ってきた”みたいな感覚。一番最初のD2が総出演した『TRUMP』(2013年)は、当時僕はまだ高校生でした。今回と同じように12月稽古で1月が本番だったのですが、あれがもう8年前なんですよね。そこから3〜4年空いて次に出演したのが『グランギニョル』で、それ以降は、1年半おきに1回、繭期が来ている感じです。年齢はだんだん上がっていますが、繭期は変わらない。年々、体力がしんどくなっているなと(笑)」

関連記事

Information

TRUMPシリーズ最新作
ミュージカル『ヴェラキッカ』

東京公演:2022年1月15日(土)〜23日(日)東京建物 Brillia HALL
大阪公演:2022年2月2日(水)〜6日(日)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

「ヴェラキッカ」

作・演出:末満健一
音楽:和田俊輔

キャスト:
美弥るりか、松下優也、古屋敬多(Lead)、愛加あゆ、大久保祥太郎、斎藤瑠希、西野誠、宮川浩、平野綾ほか

■あらすじ
TRUMP流「人間愛奇劇」開幕。
ようこそ、秘密に覆われた荘園へ
名門貴族ヴェラキッカ家の当主ノラ(美弥るりか)は、遠縁の親戚であるシオン(松下優也)、異母弟のカイ(古屋敬多)、シオンの妹ジョー(愛加あゆ)、家庭教師のロビン(宮川浩)、執事のウィンター(西野誠)ら一族の仲間や、クレイ(大久保祥太郎)、マギー(斎藤瑠希)ら養子たちに囲まれて暮らしていた。ヴェラキッカ家の吸血種たちは、全員がノラに強烈なまでの愛情と執着を見せる。そこに新しい養子であるキャンディ(平野綾)が迎えられる。ノラを巡るマウントゲームにキャンディが巻き込まれたことから、ヴェラキッカ家の秘密が暴かれていく。

◆公式サイト:https://verachicca.westage.jp/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2022年1月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

募集要項をチェック!

Present

大久保祥太郎 サイン入りポラを1名様にプレゼント!

【応募のきまり】
1.『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント「@Deview_staff」をフォロー
2. 対象ツイートをRT&リプでインタビューの感想を送る
で応募完了!

【応募締切】
2022年1月31日(月)23時59分まで。

◆当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
◆商品の発送先は日本国内に限らせて頂きます。
◆当選者様には『Deview/デビュー』公式Twitterアカウント(@Deview_staff)より、ダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。その際、返信期日までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
◆所定の文章を変更したツイートや、Twitterアカウントを非公開設定にしている場合は、応募を受け付けられません。
◆当選賞品を、インターネットオークションなどで第三者に転売・譲渡することは禁止しております。
※転売・譲渡が明らかになった場合、当選取消とし、賞品をお返し頂く場合があります。

【個人情報の取り扱いについて】
※ご登録いただく個人情報は、プレゼント発送、及び問い合わせ対応にのみ使用させていただき、それ以外には使用いたしません。第三者への提供はございません。
※詳しくは当サイトの「個人情報の取り扱いについて」をお読みください。
※なお、「個人情報の取り扱いについて」にご同意いただいたうえで、ご応募をお願いいたします。

  • 記事へのご感想・ご意見・ご要望はコチラにご連絡ください。
  • ※当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
Archive

最近の記事

×