D-DAYS vol.157 陳内 将 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.157 陳内 将

2021/03/01

「演じる凛汰に関しては、天才アーティスト故の足りない部分、放っておけない要素を入れたいなと」

陳内将

――演じる峰岸凛汰に関しては、どんな風に自分らしさを足していきたいと考えていますか?

陳内将「前作で和田(雅成)くんが凛汰をやっていたときに、単純にカッコイイなって思ったんですよね。和田くんの凛汰は、感情をあまり表に出さない感じで、一見クールに見えるんだけど、実は悩みを抱えていたっていう感じのキャラクターで、確かにそういう作り方もあるよなと。そんなことを思いながら、台本を読んで、過去の映像を見返したときに、津村さん演じる長谷川南斗を面白くするには、僕が演じる凛汰がカギになってくるのかなと思って、ちょっと砕けた感じにしたらどうなるんだろうなっていうのを試してみたくなったんです。それで1回、読み合わせのときに、超生意気な感じだったり、ちょっとどこか抜けている感じだったりを試してみたら、読み合わせの段階で、津村さんがすごく反応してくださって。そこからどんどん津村さんと、『ここのセリフ、たとえばこういうワードで言ったらどうですかね?』、『そっちのほうが台本の流れ上、いいかもね』みたいなことをいろいろと話して、それを稽古で亞門さんに提示してみるっていうことをやっています。亞門さんもそういう取り組みを楽しんでくださっていて、『そのセリフが一番いいと思います!』と受け入れてくださることも多くて。だから、今僕は心穏やかに稽古ができていて、すごく楽しいです」

陳内将

――コミュニケーションを大事に作っていっているんですね。

陳内将「南斗と凛汰の関係性をより大事にしたいというか、凛汰はもともと画家で、でもあることがきっかけで描かなくなって、南斗さんを頼ってその人のところへ行く。その中で、“なぜ凛汰は南斗さんのところに行ったのか”、“なぜ南斗さんは凛汰を可愛がるのか”…という部分をより深く作っていきたいなと。凛汰に関しては、天才アーティストが故のちょっと足りない部分というか、“こういうところがあるから傍にいて支えてあげないと”みたいな、母性をくすぐる、放っておけない要素を入れたくて、それを稽古場に持っていきました」

陳内将

――先日、平野さんたちと一緒に、北斎ゆかりの地である長野県・小布施にも行かれたとか。

陳内将「小布施は“また行きたいな”ってなる、すごく魅力的な街でした。北斎館や高井鴻山記念館を案内してくださった方もそうですが、小布施のみなさんの生活の主役が北斎な気がしたんですよね。とても謙虚で、自分は二歩も三歩も下がった低姿勢のところからお話をされるし、おもてなしをするのが当たり前みたいな感じで。資料館の人たちだけじゃなく、街全体がそんな感じがしたんです。現地の中学校の先生とかにご挨拶する機会もあったんですが、みなさん、おもてなしの心がすごいというか。なんでそこまで僕らに良くしてくださるんだろうっていうくらい、すごく温かく迎えてくださって、楽しかった。今回、地方公演もあるのですが、小布施でも公演があるので、すごく楽しみですね」

陳内将

――ゆかりがあるといえば、本作のプロデューサーさんや主演の升さんを、養成所時代のアルバイト先で接客したことがあるんですよね。十数年の時を経て、今回ご一緒するというのは、何か運命的なものを感じますが。

陳内将「そうなんですよ。いや、“まさか!”ですよね。僕が19歳の頃にアルバイトしていた居酒屋の常連さんだったんです、プロデューサーの難波さんが。それで、升さんもたまに一緒にいらっしゃっていて、お酒を出したりしていました。その後、僕は俳優としてデビューして、21〜23歳くらいのときに、ほかのメンバーが難波さんと一緒に仕事をしてるのを見ていて、“なんで自分じゃないんだろう”って、うらやましさもあり、悔しさもあり……。でも、13年の時を経て、難波さんと初めてお仕事するのが、宮本亞門さんの演出作品で、“ここで呼んでくれるんだ”っていうのは、すごく感慨深いものがありました。上演順でいったら、この前の『5 years after』ver.3〜J-T-N〜』が難波さんとの一発目にはなるけど、先に北斎のオファーがあったので、このタイミングでご一緒できることは素直に嬉しかったです。今年は、令和三年で、33歳になって、親が還暦になる年だったり、甥っ子も県外の高校に巣立っていくし、いろいろと変わる年だなって感じていて。初めて亞門さんの作品に出演できることもそうだし、4月には初めての写真集も出すし、まだまだコロナの影響で大変な中ではあるけど、僕にとってはきっと面白い1年になるんだろうなって感じています」

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Information

舞台『画狂人 北斎』令和三年版

【東京公演】2021年3月4日(木)〜14日(日)新国立劇場 小劇場
【長野・小布施公演】2021年3月20日(土)、21日(日)北斎ホール
【大阪公演】2021年3月24日(水)、25日(木)サンケイホールブリーゼ
【岡山・備前公演】2021年3月28日(日)備前市市民センター
【香川・高松公演】2021年3月31日(水)レクザムホール(香川県県民ホール)・小ホール
【石川・金沢公演】2021年4月3日(土)、4日(日)北國新聞赤羽ホール

画狂人

江戸時代。葛飾北斎と娘・お栄の親子関係を軸に、それを取り巻く高井鴻山、柳亭種彦との人間模様。
そして現代。長谷川南斗と峰岸凜汰のそれぞれの北斎に対する思い、そして、葛藤。
江戸と現代往き来する展開の中で、それぞれの時代を生きる6人の人間たちを通して、
人生とは何なのか、人間とは何なのか。
「画狂人」と呼ばれる北斎の生きざまそのものが現代人に問いかける

◆公式サイト:http://no-4.biz/hokusai2021/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2021年3月度)

ワタナベエンターテインメント

テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、女優・俳優、ミュージシャンからアイドルまで幅広いジャンルの人材をマネージメントしているワタナベエンターテインメントが、次世代を担うスターを大募集!
■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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