D-DAYS vol.155 山田裕貴 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.155 山田裕貴

2021/01/04

「20代半ばの頃はとにかくガムシャラだったけど、“クオリティは絶対に落としたくない!”という意識は年々強くなってきている」

山田裕貴 撮影/宮坂浩見 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 2021年の連載一発目を飾るのは、1月スタートのドラマ『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』と、主演ドラマ『ここは今から倫理です。』の2本のドラマ出演が決定している山田裕貴くんが登場。近年、数多くの話題作に出演し、作品ごとに異なる役柄を演じている山田くんに、ドラマの見どころはもちろん、昨年の振り返り&2021年の抱負を語ってもらいました☆

山田裕貴

――1年ほど前、2020年の1月期に山田さんは『SEDAI WARS』と『ホームルーム』の2本のドラマに主演していました。2021年も『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』(カンテレ・フジテレビ系)と主演ドラマ『ここは今から倫理です。』(NHK)がほぼ同時期に始まります。相変わらずエネルギッシュなスタートダッシュを切っていますが、ここ1、2年の活動を振り返ってどう感じていますか?

山田裕貴「20代中盤くらいのときは、とにかくガムシャラ、ひたすら気合い、という感じで、どれだけ忙しくても、何本重なっていても、“絶対にやってやる!”という気持ちが強かったんです。役柄に関わらず全力なのは変わらないのですが、年々、“クオリティは絶対に落としたくない!”という意識は強くなってきています。『なつぞら』に出た後くらいから、ようやく、山田裕貴として注目してもらえるようになったというのも大きい。バラエティ番組に出ても、役者以外の共演者の人からも認識してもらえるようになったんですね。以前は、“誰だろう、この子は”みたいな感じだったのが、最近は、最初から知ってくれている。そんな方たちが僕をドラマなどで目にしたときに、 “こいつ、なんて演技をするんだ!”と驚くくらいじゃないと、僕は自分に満足も納得もできない。それくらいの集中力を保つためには、あまり一度に多くを抱えるべきではないのかも…という感情も芽生えてきました」

山田裕貴

――そう感じるまで、どれほど多くの作品に出ていたのか。

山田「ある日、これからやる仕事の台本を全部重ねてみたら、14冊くらいあって。さすがに、“えっ!? ”となりました(笑)。ガムシャラに走り続けてきましたけど、ふと、“これ、本当にできるのかな!?”と。でも『しんどい』なんて、言えないこともあったり…」

――重圧を感じ始めている?

山田「いやいや! 超えていかなきゃいけない壁だと捉えています。ただ、“どうしよう!?”って悩むことは、僕にもあるということです」

山田裕貴

――去年ですか?

山田「去年の10月、11月くらいかな」

――2020年は、世間的にいろんな動きがストップした年でもありました。ノンストップな山田裕貴も止まらざるを得なかったのではないかと。

山田「立ち止まりましたね。自分と向き合う時間にしようと、僕なりにプラスに、有効に使おうと思いました」

山田裕貴

――どんな風に過ごしていましたか?

山田「仕事と関係のなく、自分が欲する本をたくさん読みました。心理学の本を読み、そこで引き合いに出されていた本や自己啓発本、都市伝説に宇宙、愛とは!? 生きるとは!? などなど、興味の赴くままに読みまくりました。どんな役とも関係ない、山田裕貴としてのインプットの時間にしたんです。仕事が再開して改めて、仕事があるというのはとても幸せなことだと実感できた。ただ、仕事への感謝の気持ちを超えて、悲鳴になる瞬間っていうのもあるんだなと(笑)。ちょうど、『先生を消す方程式。』で頼田朝日をやっていたときですね」

山田裕貴

――それが10月、11月?

山田「そうです。少しさかのぼりますが、2020年前半の『特捜9』の現場がまず、とても充実していたんです。井ノ原(快彦)さんが、『山ちゃんがいてくれて良かった』ってものすごく真剣に言ってくれたのが、僕はもう、とにかく嬉しかったんです。“この人のために、自分はこれからも『特捜9』を頑張るんだ!”って覚悟を決めました。仲間に入れてもらったことへの恩返しとして、他で頑張った成果を持ち帰って、“山ちゃん、すごいね!”って思ってもらえるように、成長して戻ってくるぞと。そんな気持ちで入った現場が『スクポリ』(『青のSP―学校内警察・嶋田隆平―』)で、こちらも本当に、とてもとても素敵な現場だったんです。主演の藤原(竜也)さんが演じる嶋田隆平をサポートする後輩刑事・三枝弘樹を演じているんですが、撮影するにつれて後輩刑事から相棒のような関係性になっていって。藤原さんには現場で、僕が大好きな映画『デスノート』のことなど、いろんなお話を聞かせてもらったし、芝居のセッションもすごく楽しかった。それが、最凶最悪の頼田朝日を演じるようになってから、僕の心は崩れ始めたんです。あいつに侵食されたんですよ。山田裕貴、ジョーカー状態です(笑)」

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Information【1】

『青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―』

1月12日スタート 毎週火曜 よる9時〜 カンテレ・フジテレビ
※初回15分拡大

『青のSP』

『青のSP』©カンテレ

学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原竜也)が校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。
山田裕貴が演じるのは、主人公・嶋田の後輩刑事・三枝弘樹。赤嶺中学校を管轄とする住浜署の生活安全課少年係の刑事で、生真面目な性格で道を踏み外した少年少女の更生を願っている。嶋田から舎弟のように便利使いされることが多く、少し軽いが生真面目な三枝と日ごろは口数の少ない嶋田の歯に衣着せぬ軽妙なやりとりは、思わずクスっと笑ってしまうという役どころ。

Information【2】

よるドラ『ここは今から倫理です。』

1月16日スタート 毎週土曜 よる11時30分〜 NHK総合
全8回

『ここは今から倫理です』©NHK

雨瀬シオリの同名漫画をアニメ界でも活躍する劇作家・高羽彩の脚本で実写ドラマ化。日々価値観が揺さぶられ「万人の万人に対する闘争」(ホッブズ)が起こり続けるこの世界に、新時代のあるべき「倫理」を問う。誰も見たことの無い本気の学園ドラマ。
山田裕貴が演じるミステリアスでクールな倫理教師が、悩みに押し潰されそうになった生徒たちに、倫理と哲学の言葉を投げかける。一見退屈に思える「倫理」の教科書に書かれた先人たちの言葉が、現代の高校生によって読み替えられ、人生をサバイバルするための鋭い武器に変わる。「よく生きる」(ソクラテス)とは何か? 高柳は生徒に寄り添い、問いかけ、悩み続ける。生徒たちが見出すのは救いか? それとも!?

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