D-DAYS vol.142 鈴木裕樹×宮崎秋人 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.142 鈴木裕樹×宮崎秋人

2019/12/03

「舞台『LOOSER』は自主性をもって臨めた作品でしたし、非常に大きな経験になりました」

鈴木裕樹×宮崎秋人

―― 一方の鈴木さんの2019年は?

鈴木「まず、『家売るオンナの逆襲』ですね。やっぱり、自分が関わっている作品がシリーズになるって、嬉しいじゃないですか。みなさんに愛されている明かしだし、カンパニー全体の雰囲気もできあがっているし、みんなで話す時間も増えてくる。久しぶりに役を演じても、パッと戻る瞬間みたいなものがやっていてすごく楽しかったです。個人的にも、成長できたかなと感じられる瞬間もありましたしね。それに、僕も秋人みたいに、先輩のすごさも感じたよ。梶原善さんと一緒のシーンでは、僕の台詞を梶原さんのアドリブで最高におもしろくしてくれて。本人的には、ごく自然にやったことなんだと思うんですが、すごいなと感動しました。そういう場面が随所にあるドラマだったので、ものすごく楽しかったです」

宮崎「いいスタートだったんですね!」

鈴木「秋人は『ハムレット』もやっていたでしょ」

宮崎「あれもとても良い経験になりました。演出の森(新太郎)さんが『シェイクスピア作品は、セリフが面白いからそれを届けることが大事だ』ということで、とにかく、台詞の練習を細かくやる現場だったんです。僕の台詞だけの練習で、気づいたら1時間も経っていたり。主役の(菊池)風磨くんは独白シーンも多いので、2時間早く稽古場入りしたりもしていました。あそこまで、細かく台詞について掘り下げて、組み立てていくというやり方は初めてでした。森は、1回で台詞や芝居のクセを見抜くんですよ。その台詞を受ける相手への影響もすべて計算していて、“頭の中どうなっているんだろう!?”と。シェイクスピアってこんなに面白いんだっていう発見もあったし、森さんとはぜひまた一緒に仕事してみたいなと思いました。では、ズッキーさん、次どうぞ!」

鈴木裕樹×宮崎秋人

鈴木「今思い返してみると、舞台の合間はほぼ全部『警視庁・捜査一課長』の撮影だったんですよね。合計6本ぐらいは撮影したんじゃないかな。そんな中、『おたまじゃくし』の後が、舞台『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』。この作品は、自分の持っているものを最大限に活かして、フルに埋められたという感じでしたね。TEAM NACSさんの名作ということもあり、プレッシャーはありましたが、TEAM NACSのみなさんは大学時代からの阿吽の呼吸の5人が集まってのカンパニーだけど、僕らは初対面の5人が集まって作るわけだから、自分たちのやり方でやるしかない。その中で、キャストみんなで、“お前の一番おもしろい芝居、全部出せ!”っていう感覚でやっていましたね。ざっくり言うと、(磯貝)龍呼と(崎山)つばさがふざける役回りで、僕と株元(英彰)が真面目なほうに戻して、その間に木ノ本(嶺浩)がいて、うまくバランスを取ってくれていたのかなと。自主性をもって臨めた作品でしたし、すごいカンパニーのすごい作品に、短い期間の中で初対面の5人が挑戦するという、非常に大きな経験になりました」

鈴木裕樹×宮崎秋人

――では最後に、それぞれ2020年に控えているお仕事のお話を。

宮崎「僕は1月から舞台『阿呆浪士』に出ます。ちょっとおバカな男が見栄を張って、その嘘を突き通すために頑張らざるを得なるという話で。明るいけど熱くなるような話で、きっと男子は好きだろうなって思います。どのキャラクターもとても良い役で、楽しい作品ですし、宮崎もめちゃくちゃ出ますから。戸塚祥太くんが演じる主人公・八の友だちを演じます。振り返ると、主人公の親友ポジションの役って、本当に多いんですよね。心を許されがちなんです(笑)」

鈴木「僕は『クリシェ』という舞台に出るんですけど、加納幸和さんと川村毅さん演じる“老女優姉妹”の中に出入りする、若い劇作家という役柄です」

宮崎「すごいなぁ」

鈴木「いろんな人に言われるよ。『すごいところに入ったね』って。基本的にこの3人で絡む芝居が多いので、楽しみですね。何から何まで前衛的なんですよ。舞台のメインビジュアルもすごくインパクトがあるので、まずはこちらをチェックしていただきたい。ジャンル的にはサイコサスペンスになるんですが、男性が女性の役をやるということで、コメディ要素もあるでしょうし、ベテランのお2人にどれだけ僕が絡んでいけるか。僕も相当出てくると思うので、僕のことが好きな人はぜひ、観に来てください!」

Special Movie

D-BOYS鈴木裕樹&宮崎秋人、2019年を振り返る

PROFILE

鈴木裕樹(すずき・ひろき)●1983年10月3日生まれ、岩手県出身。近年の主な出演作は、近年の主な出演作は、舞台/『夕陽伝』、『引退屋リリー』、『関数ドミノ』、OFFICE SHIKA PRODUCE『おたまじゃくし』、『LOOSER〜失い続けてしまうアルバム〜』、朗読劇『ドラゴン桜』。ドラマ/『家売るオンナ』、『警視庁・捜査一課長』など。2020年4月には、タクフェス春のコメディ祭!『仏の顔も笑うまで』への出演が決定。

宮崎秋人(みやざき・しゅうと)●1990年9月3日生まれ、東京都出身。OFFICE SHIKA PRODUCE『おたまじゃくし』、舞台『PHOTOGRAPH51』、ドラマ『マジで航海してます。〜second season〜』(MBS・TBS)、ドラマ『ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語』(日本テレビ系)、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』、音楽劇『マニアック』、ドラマ『つばめ刑事』(ひかりTVほか)、舞台『COOCON 月の翳り星ひとつ』、『HAMLETーハムレットー』など。2020年3月にはunrato#6『冬の時代』への出演が決定。

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Information

パルコ・プロデュース『阿呆浪士』
2020年1月8日(水)〜1月24日(金)新国立劇場 中劇場
2020年1月31日(金)〜2月2日(日)森ノ宮ピロティホール

喜劇の名手、鈴木聡の傑作、【赤穂浪士】ならぬ、【阿呆浪士】。一介の魚屋「八」が、赤穂浪士として討ち入りを果たすまでを笑いたっぷり、泪ちょぴりで描くエンターテインメント時代劇。
◆公式サイト:https://stage.parco.jp/program/ahouroushi/

ティーファクトリー『クリシェ』
2020年1月29日(水)〜2月2日(日) あうるすぽっと

『クリシェ』撮影/ノニータ

今年度に還暦を迎える、ティーファクトリー主宰・川村毅と花組芝居座長・加納幸和が初共演にして姉妹役に挑む。元女優姉妹の館で繰り広げられるサイコサスペンス。
◆公演情報
ティーファクトリー:http://www.tfactory.jp/
あうるすぽっと:https://www.owlspot.jp/events/performance/post_148.html

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