連載「D-DAYS ＋Plus」vol.206 SEVENIC

――そしてSEVENICとして活動がスタート。みんなの役割やキャラクターについての情報をください。

ケンタ「リョウくんはリーダー……」

リョウ「ではないね（笑）。SEVENICではリーダーはあえて決めていないんです」

ケンタ「リョウくんはリーダーではないけどリーダーシップを取ってくれて、“次はこれをやろう！”とやることを順序立てて引っ張ってくれています」

リョウ「料理もレシピ通りに作るタイプなので、順序を決めることや効率を大切にしたいんです。でも効率とか関係なく、僕以外のみんなは気にせず自由にいてくれることで、面白いアイデアが生まれたりする。いい感じにバランスよくやれていると思います」

オオジュ「リョウくんはダンス歴が長くて、ダンス未経験の僕やショウに基礎から教えてくれるので、本当にありがたいです」

ショウ「過去にやっていたスポーツなどをもとに、僕らのクセとかも全部知っていて、的確に矯正してくれるんです」

オオジュ「まとめ役兼ダンスの先生兼、料理長です！」

――突然の料理長！

リク「めちゃくちゃ料理が上手なんです。僕ら、毎週日曜日にYouTubeでライブ配信をしていて、そのときのご飯も率先してリョウくんが作ってくれる。家に遊びに行ったときも料理をふるまってくれるので、まさに料理長です！」

オオジュ「最年少のケンタは、とにかく真面目。チームの集中が途切れたときに、“やろう！”と喝を入れてくれています。年下から言われたら、“僕らもちゃんとやらな！”ってなります」

ケンタ「決められた時間は全部使いたくなってしまうので、休憩とかあまりしたくないんです」

ショウ「真面目な反面、すごく甘えん坊でもあるよね」

リク「ひっつき虫です（笑）。距離感がバグっていて、『その距離感おかしいで！』とよく言ってます。これが令和の高校生なのかな!?」

ケンタ「全然自覚ない。たまに言われるけど、気にせずくっついてます。誰にでもじゃないよ、メンバーだからだよ!?」

リク「あと急に叩いてきたりするよね!? たぶん、感情がバグってよくわからない行動に出ちゃってる。“頑張ろうな！”っていう意味に捉えているけど（笑）」

オオジュ「意外とアツいところあるよな」

リク「ショウはね、めっちゃナルシスト（笑）」

オオジュ「メンバー内で一番、空気が読める。自分よりも他人を率先するタイプです」

リョウ「めっちゃ優しいよな」

オオジュ「うん。だから悩みがあるときは、すぐショウに聞いてもらう。相談しやすくて、お母さんみたいな安心感があります」

ケンタ「カウンセラーだ！」

オオジュ「心が本当に広くて、全然怒らないよね」

ショウ「うん、怒ったことない」

リク「わざとキレているような、『ちょっと、聞いてよ！』って言い方をすることはある。むしろ和ませてくれてるんだよね。あと、オンとオフの差が激しいというか、興味があるかないかがわかりやすい。興味のある話だとめっちゃ聞いてくれるけど、ないときはスルーしがち（笑）」

リョウ「オタク気質で、好きなことはものすごく突き詰める。興味のないジャンルはまったく触らないけど（笑）」

リク「すごいのが、MBTIって性格診断がメンバー全員の情報、全部頭に入っていること。ショウはMBTI博士です」

リョウ「血液型から誕生日まで、メンバーの基本情報もね。SEVENICウィキペディアだよ」

ケンタ「セヴペディアだ。Googleマップでメンバーの住所をピンで登録してるし。“この間、近くまで行ったんだよね”って、スクショが送られてきた。やばいです（笑）」

ショウ「人に興味と関心があるので、今何を思ってだろう!? とか、常に考えているんです」