D-DAYS vol.188 中尾暢樹×池岡亮介×納谷健(特別ゲスト) | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.188 中尾暢樹×池岡亮介×納谷健(特別ゲスト)

2023/10/02

「あのナルトは、暢樹にしかできないね」(納谷)、「主人公感、半端ないもん」(池岡)

中尾暢樹×池岡亮介×納谷健

――共演を通じて、役者としてのアプローチなど、お互いに気づいたことはありますか?

納谷健「池岡くんは、やっぱり場馴れしているなと思いました。例えば、冒頭でシカマルが台に運ばれてガーッと出てきて、長い説明台詞を言って去っていくときのスピード感とか。説明だし、台詞も長いんだけど、飽きさせず、ダレさせないでやっていたときに、やっぱりセンスいいなと」

池岡亮介「(うちはイタチ役の)良知(真次)さんから、『あそこ、つか(こうへい)芝居でしょ。つか舞台やったことあるでしょ!?』って言われた(笑)。見せ方でいうと、納谷ちゃんは体も使えるし、“心・技・体”みたいなところがあるよね。キャラとしての見せ方が抜群だから、そこは、盗めるところは盗まなきゃって思っていた」

中尾暢樹「“どうやって動いているの!?”ってなるよね」

納谷健「そこは、自分としてもこだわっているところなので!」

中尾暢樹×池岡亮介×納谷健中尾暢樹

中尾暢樹「前に演出家から『階段から降りてきて』って言われたときの、その降り方がドーンって、なんかすごく予想外の動きだった(笑)」

池岡亮介「お、おう…!ってインパクトがすごかったよね。暢樹はね、ナルトの台詞、熱いところがもうストレートにバチってハマっていて、すごく気持ちいい」

納谷健「ナルトとして、嘘がないんだよ」

中尾暢樹「大好きだから!」

納谷健「嘘がない分、完全に抜いているところもある」

中尾暢樹「えっ!?(笑)」

納谷健「すべてに嘘がないから、疲れているとき、そのまま疲れている(笑)」

池岡亮介「そうそう。だから、めちゃくちゃ応援したくなるんだよ。結構ナルトが一人で戦っているところも近くで見ているし、マジで応援したいってなるもん。“も、もう、やめてあげて……!”って」

納谷健「あのナルトは、暢樹にしかできないね」

池岡亮介「主人公感、半端ないもん」

中尾暢樹×池岡亮介×納谷健池岡亮介

――今だから話せる、本番中のピンチってありましたか?

納谷健「我愛羅は、背負っているあのひょうたんへのダメージが結構あるんです。動きすぎて壊れることもあれば、全長がまぁまぁあるので、アクションやっていて近くなっちゃったときに、(うちはマダラ役の)(中村)誠治郎さんの蹴りがバーンって当たって壊れたり。毎公演、スタッフさんから『ひょうたん、大事にしてください』って言われるけど、難しいんですよねぇ(笑)。もちろん、めちゃくちゃ大事にはしているんですよ!」

中尾暢樹「僕は大事なところで、名前を呼び間違えたことがあります。その公演を観ていた人は、“あっ!”ってなってたんじゃないかな」

中尾暢樹×池岡亮介×納谷健納谷健

――ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」は兼ね役(メインの役とは別に他の役も演じること)とかも多いから、大変ですよね。

池岡亮介「シカマルとしてはそんなに動かないんだけど、ナルトの影分身になったときに、左の足首がずっと痛いことがありました。舞台やっていて、こういう痛みって久しぶりだな〜って。ストレートの舞台だと、台の上からジャンプとかって、めったにないから。体に痛みを覚えながら、なにげにテンション上がっちゃってました(笑)」

中尾暢樹「僕の影分身、楽しんでくれたようで、何よりです(笑)」

池岡亮介「何度か手をぶつけたり、擦りむいたりした後、すぐにシカマルに着替えて出ないといけないから、その手をポケットにつっこんで、シカマルっぽい動作でごまかしたりしてね。意外と気づかれないところで、ひとりで勝手にバタバタしていたんですよ。兼ね役が多かったから」

納谷健「どんなベテランな方でも兼ね役はしていましたからね。でも我愛羅ってメイクが落とせないから、兼ね役がなかなかできないんですよ。着替えも結構複雑だし、本当に顔が隠れるやつくらいしか、できないんです。申し訳ないなって思って、前回だったか、『今回はいけそうだから、もっと兼ね役を増やしてください』って言ったら、思いのほかあったりして(笑)。今作は、程よい感じです」

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Information

ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」〜忍の生きる道〜

神奈川:2023年10月8日(日)〜11日(水)KAAT神奈川芸術劇場〈ホール〉
兵庫:2023年10月18日(水)〜22日(日)AiiA 2.5 Theater Kobe
東京:2023年10月28日(土)〜11月5日(日)TOKYO DOME CITY HALL

NARUTO©岸本斉史 スコット/集英社 ©ライブ・スペクタクル「NARUTO-ナルト-」製作委員会2023

原作:「NARUTO-ナルト-」岸本斉史(集英社 ジャンプ コミックス刊)
脚本・演出:児玉明子
音楽:和田俊輔 はるきねる

キャスト:
うずまきナルト/中尾暢樹
うちはサスケ/佐藤流司

春野サクラ/伊藤優衣
はたけカカシ/君沢ユウキ

綱手/大湖せしる
日向ヒナタ/星波
奈良シカマル/池岡亮介
山中いの/小嶋紗里

千手扉間/河合龍之介
猿飛ヒルゼン/塚田知紀

我愛羅/納谷健
エー/北村圭吾
キラービー/小柳心

鬼灯水月/前田隆太朗
香燐/七木奏音

うちはオビト/伊勢大貴

寒川祥吾 細川晃弘 大野涼太 吉田邑樹
松本城太郎 肥田野好美 倉知あゆか 廣瀬水美

波風ミナト/北園涼

大蛇丸/悠未ひろ

うちはマダラ/中村誠治郎

千手柱間/姜暢雄

◆公式サイト
https://naruto-stage.jp/

Audition

ワタナベ次世代オーディション 2023

ワタナベ次世代オーディション 2023

エンターテインメント業界の多様な事業に取り組んできたワタナベエンターテインメントが、「次世代」を生きる若者の夢を叶えるべく、令和時代のムーブメントをつくる新たなスターを発掘するため、『ワタナベ次世代オーディション2023』を開催。
同オーディションでは、瀬戸康史・山田裕貴・綱啓永・見上愛・中川翔子・Little Glee Monster・ハライチ・ねお・野崎美優などを手掛け、プロデュースしてきたワタナベエンターテインメントのマネージャー陣が、予選通過者と直接面談を行う。
グランプリには賞金100万円(推薦者には別途20万円)贈呈のほか、ワタナベエンターテインメントへの所属だけでなく、育成費用全額免除でレッスンを受講できる特典が用意されている。そのため、未経験者やスキルに自信がない人からの応募も歓迎している。

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2023年10月31日(火)23時59分まで。

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