芸能プロダクション「ワタナベエンターテインメント」訪問取材|読者レポーター企画「TeamD」Vol.7 | 特集 | Deview-デビュー

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芸能プロダクション「ワタナベエンターテインメント」訪問取材|読者レポーター企画「TeamD」Vol.7

2023/09/29

デビュー読者レポーターがワタナベエンターテインメント新人開発担当者を直撃取材&模擬オーディションを体験

ワタナベ訪問取材

瀬戸康史、山田裕貴、志尊淳、綱啓永をはじめ、ドラマや映画で活躍中の俳優や女優、テレビ番組で活躍中のタレントやブレイク中のお笑い芸人、ミュージシャンからアイドルまで、さらには文化人やスポーツ選手など、幅広いジャンルの人材をマネージメントしている大手芸能プロダクション「ワタナベエンターテインメント」。
今回、『デビュー』読者レポーターの3人が、引っ越したばかりの同社の新社屋を訪問! 日頃、オーディションの審査や新人発掘をしている新人開発担当者へのインタビューをはじめ、実際のオーディションさながらの模擬面談を体験してきました!!

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今回参加してくれたTeamDメンバー

ワタナベ訪問取材(左から)大久保さん、入月さん、多田さん

Special Movie

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TeamDレポーターが
新人開発担当者に直撃インタビュー!

ワタナベ訪問取材

――本日はよろしくお願いします。まずは、ワタナベエンターテインメントさんの事務所の特徴を教えてください。(多田さん)

新人開発担当・関根さん「俳優やタレント、アーティスト、お笑い芸人、スポーツ選手、文化人など、様々な分野で活躍している人たちが所属している事務所です。部署の垣根を越えて横の繋がりがあったりするので、ほかの部署のスタッフにも気軽に相談できるような会社でもあると思います。一番の強みとしては、社員のみんなが非常に勉強熱心ということだと思います。たとえば、俳優の担当マネージャーの場合、映像作品や演劇など、いろんな作品を観ていないと同じものを共有できなかったりしますし、その部分では非常に勉強熱心な人たちが集まっているなという印象があります」

――ワタナベエンターテインメントさんの新人発掘の方法についてもお聞きしたいです(大久保さん)

新人開発担当・関根さん「現在、『ワタナベ次世代オーディション2023』というオーディションを実施しておりますが、弊社ではオーディションで新人発掘を行うケースが多いです。また、ワタナベエデュケーショングループという、芸能スクールを運営しているのでそこでレッスンを積んで育成を経て所属するパターンと、スカウトという、大きくわけて3パターンの新人発掘方法があります」

ワタナベ訪問取材

ワタナベエンターテインメント新人開発担当者・関根さん

――オーディションの際、書類審査で重視しているポイントはどこですか?(入月さん)

新人開発担当・関根さん「応募写真というのは、やはりとても大事ですね。その方の持って生まれたビジュアルというのも第一として外せない要素ではあります。ただ、その人が今までの人生の中で何を頑張ってきたのか、そこで何を学んだのか、挫折を味わった経験はあるのか…そういったところも非常に重視しています。というもの、これから一緒に頑張っていこう、何かスキルを伸ばしていこうというときに、頑張った経験があるのか、挫折した経験があるのかないのかという部分で、伸びしろがぜんぜん違ってくると思うので。“この人は、どういうふうに頑張れるんだろうか”というところは見ています」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーターの3人

――自己PRや志望動機に関して、例えば300文字以内という指定があった場合、文字数ギリギリまで書いたほうが良いのか、180文字とかでも全然良いとか、そういうのはあったりしますか?(大久保さん)

新人開発担当・関根さん「文字数がどうこうっていうことではなく、ちゃんとその人の想いが文章で表現できているかどうかだと思います。少ない文字数でも “自分はこういう想いでこのオーディションを受けています”という想いが応募書類から伝わってくるかどうかが大事。逆に文字数が多すぎて、結局何を本当に伝えたいのかわからなくなってしまっているというのは良くないと思います。一生懸命さは伝わるかもしれないけど、書類審査ではたくさんの応募書類を見なきゃいけないので、あまりにも長すぎる文章だと最後まで読んでもらえず、次へ…となってしまう可能性だってあるかもしれない。自己PRや志望動機を書く際は、この履歴書を受け取った相手がどう思うか、どうやったら自分の想いを受け取ってもらえるか…想像することも大事だと思います。自己分析もとても大事です。自分自身と向き合って、どんなふうに生きてきて、将来どうなっていきたいのか…しっかりと自己分析をした上で、自分の想いをちゃんと相手に伝えられるかどうか、それが大事なんだと思います」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・入月さん

――面接審査ではどのような点を見ているのでしょうか?(入月さん)

新人開発担当・関根さん「一番はこちらの質問に対しての受け答え、コミュニケーションがちゃんと取れているかどうかだと思います。やっぱりオーディションというのは、みなさん緊張するものじゃないですか。でも、我々は一緒に仕事をするパートナーを探しているので、審査とはいえ、受け入れる体制でいますし、みなさんの味方なんです。そんななかで、作ってきたもの用意してきたものを発表する感じになってしまう方も多いんです。一方通行で自分の想いを話すのではなく、みなさんが伝えたいことを僕らがしっかりと受け取り、その上で僕らからの質問もしっかり拾って自分の想いを伝えてくれれば、良いコミュニケーションができると思うので、そういうやり取りの中で、その方の人となりというものをしっかりと見たいなと思っています」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・多田さん

――今回のワタナベ次世代オーディションの地方予選では、どのような点を重視していますか?(多田さん)

新人開発担当・関根さん「さきほどもお伝えしたように、緊張する中でもちゃんと双方向でコミュニケーションが取れるかどうかという部分を見ています。自己PRや特技披露など、一生懸命用意して来てくださると思うので、本気で挑んでくださる方にはこちらも本気で返しますし、その方々の人生の記録みたいなものが見られたらいいなと」

――今回の地方予選では、俳優・声優・モデル・タレント志望者はセリフ課題がありますが、お芝居で見ているポイントはどんなところですか?(多田さん)

新人開発担当・関根さん「セリフ課題に関してどこを見ているかというと、本当にプロみたいに上手いなという人はそんなにいるわけではない。ただ、渡されたセリフに対してどんな解釈をしてセリフを言っているのか…。たとえば、“おばあちゃんに対しての台詞”だとしたら、おばあちゃんの存在をちゃんと想像して言えているか、その人にとっておばあちゃんというのはどんな存在なのか…というようなことを色々とイメージしながらセリフを言えているのかどうか、また声が魅力的なのかどうかなど、いろんな視点から見ています」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・大久保さん

――オーディションで印象に残る人というのはどんな人ですか?(大久保さん)

新人開発担当・関根さん「全部一貫しているのですが、コミュニケーションがちゃんと取れる方ですね。コミュニケーションが自然とできるかどうかで人間性が見えてくるので。それに加えて、しっかりと自己分析ができていて、その自分自身を表現しようとしている人はやっぱり印象に残ります。間違ってほしくないのは、オーディションのときに爪痕を残そうとして、どうしても面白いことで印象づけようと思ってやりがちなんですが、そういうことってあまり必要がなくて。面白くしようと狙ってやると大体面白くないし、そういうことよりもその方の人となり、生き方というものが伝わってきたら、それはそれですでに面白いんですよね」

ワタナベ訪問取材

――「一緒に仕事がしたいな」と思う人、「採用したい」と思う人の共通点はありますか?(入月さん)

新人開発担当・関根さん「これも一緒ですが、コミュニケーションが自然と取れるかどうか。俳優に関しては特にコミュニケーションがちゃんと取れるかどうかで、お芝居がどのくらいできるのかっていうのがなんとなく伝わってくるので、コミュニケーション能力は本当に大事なんです。オーディションの時には、緊張しているからそこまでのことは披露できなかったとしても、“この子は自然なやり取り、会話のキャッチボールができる子なんだな”とわかると、この人と一緒に仕事してみたいなと思います。お芝居に関してもコミュニケーションがとても大事なので。たとえば、初めて現場に行って芝居をするというとき、たぶん緊張している中で芝居をすることになると思うのですが、そこで“自分が準備してきたものをやろう、やろう”となりがちなのですが、大事なのはそこで役として生きるということ。相手の芝居をきちんと受けてセリフを言うことが大事になってくるので、緊張する状況下でも自然にコミュニケーションが取れる、会話のキャッチボールができるか否かというのが最初の基本的な要素になってくるんだと思います」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・多田さん

――ワタナベエンターテインメントさんの新人育成方針について教えてください。たとえば、所属してからデビューするまで、どのような流れなのでしょうか。(多田さん)

新人開発担当・関根さん「お仕事というのは、自分のパフォーマンスを評価していただいて、仕事が決まるということだと思うので、まずはその評価を得るために、認めていただくためにも、しっかりとレッスンを積んでいくというところが一番重視している点だと思います。そこでしっかりと積み上げていく中で、オーディションのチャンスがあり、オーディションを受けては落ちて…という経験を重ねながらチャンスを掴み取っていく。オーディションに落ちた後に、今の自分に何が足りなかったのかというのを、自分でフィードバックして、それを次に活かせるかどうかというところも大事だと思います。オーディションで仕事のチャンスを掴んで経験を積み重ねていく中で、我々マネージメント側が注目をして、しっかりとキャッチアップした子をデビューさせたりするという流れです」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・大久保さん

――新人の方やレッスンされている方には、どんなアドバイスや声がけをしているのでしょうか?(多田さん)

新人開発担当・関根さん「本当にコミュニケーションが大事なので、信頼関係を作る上でも表現者とマネージメントとでしっかりとコミュニケーションを取っています。たとえば、俳優に関しては、ドラマや映画、舞台、芸術鑑賞など、インプットすることがとても大事だったりするので、『先月、●●の舞台を見た』とか、『私はこういう演出家のこんな舞台をみました』っていうように、情報共有をしたりして、自分たちが今どの位置に立っているのかというものをお互い認識し合う。そして、次にどこに向かってステップアップして行くかなど、そういうことを決める際にもインプットしている人とインプットしていない人とでは雲泥の差が出るんです。なので、『インプットを心がける』というのはよく言っています。もちろん、インプットというのは、俳優に対して言うだけでなく、自分たちマネージメント側もインプットしないといけない。「このマネージャー、何も見てないのかな」という人とは一緒に歩んでいきたくないじゃないですか。なので、お互いちゃんとインプットしてコミュニケーションを取って、信頼が生まれるということだと思っています」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーター・入月さん

――芸能界デビューを目指している人が、普段から心がけておくべきことはありますか?(大久保さん)

新人開発担当・関根さん「やっぱりいろんな作品を観たり聞いたり触れたりする、インプットが一番大事だと思います。それと、その夢を叶えるために必要なスキルを向上させるために、どれだけ自己投資としてレッスン・鍛錬ができるかどうか。ダンスパフォーマンスをやりたいならダンスレッスンをしたり、歌唱力を活かしたい人は歌唱レッスンをするべきだし、アクションやりたいならアクションレッスンをやったほうが良いし、表現方法を磨くというアウトプットと、様々な作品・芸術に触れるインプットをバランス良くやれるのが一番良いと思います。学業やアルバイトなど、普段の生活を過ごす中で、芸術のインプットと芸を磨くアウトプットを両立させていくということが、非常に勉強になるんじゃないかなと思います」

――ワタナベエンターテインメントさんが求めている人材って、どんな人ですか(入月さん)

新人開発担当・関根さん「弊社はオールジャンルでやっている事務所ということもあり、各部署のマネジメントが求めている要素というのは、当然違ってくると思いますが、やはり自分自身の夢や目標に対してどれだけインプットをできるか、アウトプットのためにどう磨いているか、そしてその努力をできる人というのが、弊社の求めている人材です」

ワタナベ訪問取材

TeamDレポーターの3人さん

――私は“頑張ろう!”って思わないと頑張れないというか、努力しようとしないと努力できないタイプなのですが、モチベーションを上げるコツみたいなのってありますか?(入月)

新人開発担当・関根さん「良い作品に触れることだと思います。たとえば、気分が落ち込んでいたりしても、映画や演劇など素晴らしいものに触れると心が回復したりすることってあるじゃないですか。もちろん、モチベーションの浮き沈みはあると思いますが、いろんな作品に触れていると、その分野が好きになっていくし、第一線で活躍している人たちの姿を見ることで、自分もこうなりたい!という想いが高まったりもするんじゃないかなと」

――確かに、私も舞台を見るのが好きなのですが、良い作品を観ると“私も頑張ろう!”って思います。(入月さん)

新人開発担当・関根さん「そうですよね。なので、いろんな良い作品に触れて、心を動かす活動をすることが大切なのかなと思います」

開催中のDeview特別オーディション

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Audition

ワタナベ次世代オーディション 2023

ワタナベ次世代オーディション 2023

エンターテインメント業界の多様な事業に取り組んできたワタナベエンターテインメントが、「次世代」を生きる若者の夢を叶えるべく、令和時代のムーブメントをつくる新たなスターを発掘するため、『ワタナベ次世代オーディション2023』を開催。
同オーディションでは、瀬戸康史・山田裕貴・綱啓永・見上愛・中川翔子・Little Glee Monster・ハライチ・ねお・野崎美優などを手掛け、プロデュースしてきたワタナベエンターテインメントのマネージャー陣が、予選通過者と直接面談を行う。
グランプリには賞金100万円(推薦者には別途20万円)贈呈のほか、ワタナベエンターテインメントへの所属だけでなく、育成費用全額免除でレッスンを受講できる特典が用意されている。そのため、未経験者やスキルに自信がない人からの応募も歓迎している。

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ドラマ・映画出演者にインタビュー取材をしたり、舞台の稽古場潜入取材をしたり、なりきりモデル体験をしたりなど、エンタメ現場をリアル体験する企画や、芸能プロダクション訪問や新人開発担当者との模擬面談、スクール体験レポやオーディションレポート、ビューティー企画、『デビュー』スタッフとユーザーとの座談会参加など、主に『Deview/デビュー』が企画する読者参加型コーナーに、TeamD読者レポーターとして参加してもらいます。

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