テレビやラジオで活躍するアナウンサー・リポーター・司会者が多数所属している「圭三プロダクション」と「デビュー」がタッグを組んだ、オンラインレッスンプロジェクトを読者レポーターが体験。
声のプロである講師の方々が、オーディションで輝くためのメソッドをマンツーマンで指導してくれる同レッスンの一部を実際に体験し、オーディションへの対策や自身の夢へのヒントを教えていただきました。

■今回講師を担当してくださったのは…

初回面談では、講師の方とビデオ通話を通して、「なぜこのレッスンを受けようと思ったのか」「将来、何を目指しているのか？」「このレッスンを通して、どんなことを学びたいか」また、「オーディションにおいて、日頃どんなことに悩んでいるのか？」などをヒアリング。
現在19歳で、女優という夢に向かって日々オーディションに挑戦中だというななみさん。「普段のオーディションでは、自己PRでどんなことを話していますか？」という質問に対して、「自分の強みや、その強みはどんな経験を経て得たものなのか、将来はどんな女優になりたいか…というようなことを話しています」と答えるなど、これまでのオーディション経験について聞き取りをしながら、体験レッスンの内容を決めていくことに。

一方、小学校の先生から「音読が上手だから、アナウンサーとか向いているんじゃない？」と褒められたことがきっかけで、アナウンサーに憧れを抱いたという、小学5年生のかほさん。もともと本を読むことが好きだったこともあり、音読が得意になったそう。今回の体験レッスンを通して「音読でつっかえずにもっと上手に読めるようになりたい」ということで、ヒアリング終了後には、母音の発声に挑戦。かほさんは初めての経験ながらも講師の見本を真似しながら、大きく口を開けて「あ・い・う・え・お」の発声を繰り返し練習。

初回面談後、ななみさんは発声や滑舌の土台となる【舌・下唇・横隔膜】の筋力を鍛えるレッスンを開始。講師から送られてきた動画を視聴し、【舌の筋力レッスン】では、舌のストレッチや舌まわしのトレーニングを毎日最低5セット繰り返し実施したというななみさん。
続いて、【下唇の筋力レッスン】では、空のペットボトルを用意し、それを（歯ではなく）唇の力だけで咥えるトレーニングに挑戦。日本語はタテに唇を移動させる言語のため、下唇の筋力もとても重要。下唇の筋力を鍛えることで、シャープでキレの良い話し方になったり、口角も上がり、表情豊かにもなってくる。
また、呼吸と発声を支える【横隔膜の筋力レッスン】では、横隔膜を動かすために、顎や首まわりのストレッチ、横隔膜を起点にした姿勢・アライメント（理想的な骨と骨格筋の配置）の確認、横隔膜のストレッチを実施。ななみさんは、動画だけではわからない部分を講師にチャットで確認しながら理解を深め、筋力レッスンに取り組んだ。

かほさんは、発声の土台となる身体のアライメントを確認する【正しい姿勢での座り方】と、日本語の響きの基本を学ぶ【母音の発声】のトレーニングを実施。レッスン動画の内容で難しい部分は親御さんに手伝ってもらいながらレッスン動画を視聴。
かほさんは【母音の発声】を重点的にレッスンしたそうで、レッスン動画で母音「あ・い・う・え・お」のそれぞれの口の形、発声のポイントなどを確認。毎日鏡の前で、母音の口の形をしっかり意識しつつ、「あ・い・う・え・お」の発声を自主練習。

レッスン動画をもとに、それぞれが自身のトレーニングを実施。1週間ほどの自主練習ののち、課題の動画を撮影して提出。自己PRの動画に挑戦したななみさんは、自身の強みや芸能界に興味を持ったきっかけ、どんな女優になりたいか…などをアピール。
「伝えたいことがなかなかまとまらない」のが日々の悩みだというななみさんに対して、時系列で話すのではなく、「結論（なりたい女優像）⇒理由（具体的エピソード）⇒展望（目標）」と、伝えたいことを先に話すとより良くなる。など、動画の良かった点、改善点のポイントが講師からフィードバックされた。ななみさんは、講師からのアドバイスをもとに、構成を練り直した自己PR動画を再提出。伝えたいことがより明確にわかりやすい自己PR動画になった模様。

一方のかほさんは、自己紹介とフリートークの2本の動画を撮影。自己紹介動画では、テレビを観ることが好きで、とある番組を通して安住紳一郎アナウンサーのことが好きになり、「報道もバラエティも両方できるアナウンサーに私もなってみたい」と、アナウンサーに憧れたきっかけを告白。また、フリートークでは、最近楽しかったこととして、父親と一緒に八景島シーパラダイスへ行き、イルカと握手したことについて語り、「ドキドキしたけど、イルカがツルツルしていて、エサやりも体験できて嬉しかったです」と、カメラをまっすぐ見つめて話していたかほさん。
話したいことをまとめた台本を父親協力のもとで作成し、つっかえないように何度も練習したというかほさんに対し、講師からは「『イルカがツルツルしていた』というように、相手が想像しやすい言葉を入れて話していて、とても良かったし、短い時間の中でも要点を捉えたトークが出来ていてとても良かった」と高評価。その上で、「少し早口になってしまった部分があったので、口を大きく開けて話すと良くなる。それと楽しいことを話すときは、笑顔を意識して話すと、より相手に伝わりやすくなる」と改善点をフィードバックしてもらっていた。

「私は今回の体験レッスンで【母音】の練習をしました。毎朝・毎晩、歯磨きをするときに鏡の前で『あ・い・う・え・お』の発声をやりました。毎朝・毎晩続けることは難しいなと思いましたが、ハキハキと言葉を言う練習を頑張りました。
課題動画では、自己紹介と最近楽しかったこと、私が好きなアーティスト・NiziUのことを話しました。毎日の練習でハキハキと言葉を言う練習をしたので、撮影のときはそれを意識しました。実際に課題動画を制作し、1分でまとめることの難しさを感じましたが、失敗して何度も取り直していくうちに、自分でも上手になったなと実感しました。
課題動画に対して、全体的には褒めてもらって嬉しかったのですが、『もう少しテンポをゆっくり話すとより良くなる』と教えていただいたので、改善していきたいです。
今回、プロのアナウンサーの先生に教えていただき、とても勉強になったし、楽しかったです！」（かほさん）

「私は今回の体験レッスンで、舌と下唇、横隔膜の筋力トレーニングを実践しました。自主練で特に頑張ったのは、舌の筋力を鍛えるトレーニングです。口の中で舌を回すトレーニングはすぐに舌が痛くなってしまうので、1回にたくさんやることはできないと思い、5回やったら休憩というのを繰り返し行いました。
課題動画では、オーディションの際にいつも話している「自己PR」を撮影しました。自分がなぜ女優になりたいと思ったのか、そのエピソード、なりたい女優像というのをいかに伝えられるかという点で、何度も撮り直しました。 以前、自己PRを考えた時は、箇条書きで書いていて、それを元に文章を作っていました。ですが、慣れてしまってからは、覚えた文章を伝えるということをしてしまっていて、気持ちが伝わっていないことに指摘されて気づくことができました。また、文の構成なども詳しくアドバイスしてくださったおかげで、自己最高の自己PRを作ることができました！ 慣れてしまっても、伝えたいことだけ頭に入れて暗記せずにその時の気持ちを伝えたいと思います。
今回の体験レッスンを通して、自分に自信が持てました。先生は私の気づいていない魅力をたくさん教えてくださいました。そのおかげで今までなんとも思ってなかった行動なども自分の強みなんだと理解できた部分が1番大きいです。そして、自己PRも作り直して納得するものが作れたことも成長した点だと思います。また、こういう習い事をしてみたらいいかもなどのアドバイスももらったので今年チャレンジしていきたいと思ってます！
モニター体験を受ける前は、最初はうまくやれるか不安でした。でも石田先生はすごく親切な方で、私もすぐに心を開くことができ、わからないことなど積極的に聞くことができました。本当に感謝しています。この経験を糧にしてオーディションなどに活かしていき、最終的に女優としてデビューしていきたいです！」（ななみさん）

【『デビュー』×『圭三プロダクション』がタッグを組んだオリジナルプログラム！】
日本最大級のオーディションメディア『デビュー』と、アナウンサーなど、"声"のプロ達がたくさん所属している「圭三プロダクション」がタッグを組んで送る、発声や滑舌、自己PRなど、オーディションのためのメソッドを学べるオンラインレッスン。
圭三プロダクション所属のフリーアナウンサー・石田芳恵氏による「オーディションで輝くための8メソッド」をもとに、「姿勢」から「発声」「台本読み」「自己PR」まで、8つのテーマでレッスンを実施。
マンツーマン形式のオンラインレッスンだから、自分のスケジュールに合わせて、いつでもどこでも受講可能！

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ドラマ・映画出演者にインタビュー取材をしたり、舞台の稽古場潜入取材をしたり、なりきりモデル体験をしたりなど、エンタメ現場をリアル体験する企画や、芸能プロダクション訪問や新人開発担当者との模擬面談、スクール体験レポやオーディションレポート、ビューティー企画、『デビュー』スタッフとユーザーとの座談会参加など、主に『Deview／デビュー』が企画する読者参加型コーナーに、TeamD読者レポーターとして参加してもらいます。

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