「sitcomLab」舞台稽古を読者レポーターが体験取材！｜読者レポーター企画「TeamD」Vol.13

俳優をはじめ、演出家・脚本家など幅広く活躍中の佐野瑞樹さんがプロデュースを手掛ける、sitcom（シチュエーションコメディ）推進プロジェクト『sitcomLab』。今回、『デビュー』TeamDの読者レポーター、りょうさんとおとねさんの2人が、先日上演された3弾公演『まわれ！無敵のマーダーケース』の稽古場に潜入取材。
舞台稽古を間近で見学させていただいたほか、役者のみなさんに交じって、実際の舞台稽古をTeamDレポーターの2人も体験！ さらには、キャストのみなさんへのインタビューを実施し、たくさんのお話をお聞きしました!!

『まわれ！無敵のマーダーケース』の物語の主人公は、小説家・藤澤智彦。全く書いたことのないサスペンス物の執筆を引き受けてしまい、アイディアが一向に浮かばず悩んでいた藤澤は、「そうだ！嘘の殺人事件を起こして人間のリアルな反応を見よう」と、とんでもないことを思いつく。編集者・末國に協力を仰ぎ、売れない役者を雇って知人を招き、いざ嘘の殺人事件の計画を実行した…までは良かったのだが、そこに本物の殺人鬼が現れた!!――といった、サスペンス要素が組み込まれたワンシチュエーションコメディ。

舞台の稽古を見るのは初めてだというTeamDレポーターの2人。取材をさせていただいたこの日は、稽古も終盤ということもあり、いくつかのシーンの稽古を行い、細かな修正ポイントをそれぞれ確認していく。主人公・藤澤智彦役は、同作の脚本・演出の佐野さんが務めるということもあり、最初は藤澤役をそのシーンに出ていない別のキャストが代役として入り稽古が進む。その後、一通りのセリフや動きを確認し終わると、佐野さんが実際に藤澤役を演じての稽古へ。

嘘の殺人事件を実行する藤澤と、協力者の末國と売れない役者たち、そしてそこに招かれた新人作家のさくらなど、個性豊かな登場人物たちの間で展開されるテンポの良い会話劇や、本物の殺人鬼が登場した後に繰り広げられる迫力満点のアクションシーンに、読者レポーターの2人も圧倒され、思わず「スゴい」と声が漏れるほどだった。

稽古がひと段落すると、佐野さんより「では、せっかくなので、お二人も稽古を体験してみませんか？」と、TeamDの2人も稽古に参加させていただけることに！ 緊張気味の2人に対して、佐野さんから「演劇は自由なので、やりたいようにやってみてください。大丈夫です。ダメ出しはしませんから（笑）」と笑顔で声をかけていただき、2人も笑みを浮かべ、緊張もやや和らいだ様子。

主人公・藤澤智彦役をりょうさんが、さくら役をおとねさんが演じることに。台本を片手にセリフを確認しつつ、キャストのみなさんに交じって、『まわれ！無敵のマーダーケース』のとあるシーンのお芝居に挑戦。実際の稽古を体験し、TeamDレポーター・りょうさんは「みなさんの芝居の迫力がすごかったです」と声を弾ませていた。

佐野瑞樹のsitcom（シチュエーションコメディー）を多くの人に知ってもらうため、既存の手法ではなく、視点を変えた独自アプローチを実験的におこなうプロデュース企画。

■今後のスケジュール■

★Route Theaterこけら落とし公演
Route Theater × #sitcomLab「ギャングアワー」
脚本・演出：佐野瑞樹
sitcomLab公演：2024年4月23日（火）〜28（日）Route Theater

★sitcomLab 第4弾『リバースヒストリカ』
2024年7月9日（火）〜21日（日）

★sitcomLab 第5弾『苦闘のラブリーロバー』
2024年12月10日（火）〜15日（日）

◆sitcomLab 公式X
@sidezerostage

ドラマ・映画出演者にインタビュー取材をしたり、舞台の稽古場潜入取材をしたり、なりきりモデル体験をしたりなど、エンタメ現場をリアル体験する企画や、芸能プロダクション訪問や新人開発担当者との模擬面談、スクール体験レポやオーディションレポート、ビューティー企画、『デビュー』スタッフとユーザーとの座談会参加など、主に『Deview／デビュー』が企画する読者参加型コーナーに、TeamD読者レポーターとして参加してもらいます。

普段はなかなか覗けない・体験できないエンタメ現場のウラ側が体験できちゃうかも!?

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