「sitcomLab」舞台稽古を読者レポーターが体験取材!|読者レポーター企画「TeamD」Vol.13 | 特集 | Deview-デビュー

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「sitcomLab」舞台稽古を読者レポーターが体験取材!|読者レポーター企画「TeamD」Vol.13

2024/03/14

「自分が経験したことのないことを役を通してできたり、非日常を体感できる空間をお客様と共有できることが楽しい」

「sitcomLab」稽古取材神里優希さん

――役者という仕事の魅力・面白さについて、どんなところだと思いますか?(TeamDレポーター・りょうさん)

平井浩基さん「僕、プライベートでは自分が一番普通な人間だと思っていて。だからこそ、役を通して自分が感じたことのない感情を味わえたり、ぜんぜん別人になれたり、そこが自分はすごく楽しいなと思います」

栞菜さん「私も同じように、自分が日常では体験できない世界に入り込めるというのがすごく好きです。いろんな役をやりながら、“自分ってこういう感情が湧くんだ”とか、お芝居をしながら自分のこともまたより知ることができるし、そういう不思議な感覚があって楽しいなと思います」

神里優希さん「2人と同じように、自分が経験したことのないことを役を通しできるのは楽しいなと思います。それと、非日常を体感できる空間をお客様と一緒に共有できるというのもすごく楽しいです。誰かの活力になってくれていたら嬉しいし、そういうメッセージとかを頂くと、やっていて良かったなと思うので、誰かの支えになれていたらいいなと思いながらやっています」

「sitcomLab」稽古取材

佐野瑞樹さん「僕もその考えにすごく近いかも。僕は役者もやるし、演出、脚本、プロデューサーといろいろとやっている中で、よく『何が一番楽しいですか?』と聞かれるのですが、ダントツで役者なんですよね。なんでこんなに役者が好きなんだろう?って考えた時に、そもそも人間って承認欲求がとても強くて。誰かに感謝されたり、誰かに喜ばれたりすることって、脳内麻薬みたいなものが出て、それってすごく快感なんです。なので、一度舞台に上がってそういう経験をしてしまうと、役者って辞められないなと。人から感謝されたり、認められるというあの感覚は堪らないよね」

神里優希さん「堪らないですね!」

佐野瑞樹さん「あれは味わった人にしかたぶんわからない。もしみなさんが舞台に立って、自分が演じたことで笑ってもらえたり、泣いてもらえたり、最後に拍手をしていただいたりした時に、“こんなにも嬉しいことなんだ”って、感じると思います。この感覚は、脚本家や演出家、プロデューサーでは味わえないし、板の上に上がらないと感じられないものだと思います」

「sitcomLab」稽古取材TeamDレポーター・おとねさん

――私も今までオーディションなどを受ける機会が多かったのですが、そういう場面や本番初日など、大事な局面で心がけていること、意識していることはありますか?(TeamDレポーター・おとねさん)

神里優希さん「意識することはたくさんありますが、僕はヤバイなって思った時は逆に開き直っちゃいます。悩んでもどうにもならないし、もういいかっ!って」

佐野瑞樹さん「確かに、神里はそういうところあるかもね(笑)。開き直れそう」

――あまり構えないほうが良いのでしょうか。(TeamDレポーター・おとねさん)

神里優希さん「緊張とかで力が入り過ぎてしまうと、自分の持っている力を発揮できなかったりするので、時にはそういう風に開き直るっていう部分も持っていたほうが良いのかなと思います。結局やるってなった時って緊張するし、そういうラフな気持ちもあったほうが良いのかなと」

佐野瑞樹さん「僕は考え方としてはちょっと逆かもしれないけど、緊張するって人間に備わった能力で、要は自分の危機やピンチを感じているんですよね。自分は今ヤバイ状況に置かれているって察知するから緊張する。なぜかというと、それを乗り越えるために緊張するようにできていて。緊張する時って、アドレナリンが出るようになっているから、実はその時のほうがパフォーマンスが上がるんです。火事場の馬鹿力って言うように、人間追い込まれると集中力が上がるし、より力を発揮できる。なので、僕は緊張してきたなと感じたら、“ということは、今日は最大限のパフォーマンスができるってことだ!”って、考えを変換するようにしています」

栞菜さん「すごく良いマインドですね! 私も真似しよう」

神里優希さん「次から、それ使わせていただきます!」

「sitcomLab」稽古取材TeamDレポーター・りょうさん

――僕も以前、事務所に所属していて舞台のオーディションとかいろいろと受けたりしたのですが、また自分にはそういったオーディションで決めきる力がないなと感じて。皆様からオーディションに受かる秘訣やデビューする秘訣をお聞きできたらと(TeamDレポーター・りょうさん)

栞菜さん「私が最初に受けたオーディションが、ハロー!プロジェクトのオーディションで、けっこう大きな規模のオーディションだったのですが、その後、お芝居を始めて、大きなドラマのオーディションだったり、朝ドラのオーディションだったり、私もたくさんのオーディションを受けてきました。オーディションを受ける時って、どうしても緊張するし、失敗した自分を想像しちゃったりするじゃないですか。でも、それってすごくもったいないことだなと思うようになって。根拠のない自信だったり、緊張もワクワクするなって思考を変換させたり、そういうものって大事だなと思います。ドラマや舞台などの作品のオーディションは、役のイメージに合う・合わない、キャラクターに似ている・似ていない…など、いろいろとあるので難しいですが、やっぱり楽しんでいる人のほうが“この人に任せたい”って思うだろうし、そういうふうに自分のマインドを保つことって大切なのかなと思います」

平井浩基さん「僕もめちゃくちゃ落ちてます。だからこそ、いろんな作品のオーディションを受けるしかないなって思っていて。あと、これは“あるある”かもしれないですが、“今日のオーディション楽しかったな”って思ったものって、けっこう受かったりするんですよね。オーディションを楽しめるほうが、自然体でいられるだろうし。もちろん緊張はするけど、逆にこのオーディションに落ちたら、きっともう会わないだろうから、楽しんでなんでもやっちゃおう!みたいなマインドで行くかもしれないです」

「sitcomLab」稽古取材佐野瑞樹さん

――落ちてしまった時と受かった時って、何か違いはあったりするんですか?(TeamDレポーター・りょう)

佐野瑞樹さん「それって意外とわかるものなの? 今日は手応えあったなとか」

平井浩基さん「自分の中でそういうものを感じるのですが、手応えあった時のほうが落ちるんですよ」

栞菜さん神里優希さん「わかる〜〜〜!!」

平井浩基さん「“あの時こうやったほうが良かったのかな”とか、“何が原因かな?”“緊張しちゃったからかな”とか、そういう反省をすることが多い時のほうが受かったりするんですよね。逆に、“コレは受かったでしょ”って思っていたのに、落ちたっていうこともたくさんあります」

神里優希さん「それ、オーディションあるあるだよね」

「sitcomLab」稽古取材

――落ちたなって思ったものが受かっていたりすることも?(TeamDレポーター・りょう)

平井浩基さん「ぜんぜんあります。むしろそのパターンのほうが多いかもしれません」

――完璧というよりは、失敗したら失敗したで、その時の素の自分みたいなものが相手に伝わっているほうが良いのでしょうか?(TeamDレポーター・おとねさん)

平井浩基さん「たぶん、本人のキャラクターみたいなものが見えるほうが良いんだと思います」

佐野瑞樹さん「その人の人間性みたいなものがね」

平井浩基さん「まあ、でもオーディションに受かる秘訣がわかったら、僕も知りたいです!(笑)」

――今日は稽古の見学・体験、そしていろいろなお話を聞かせていただき、ありがとうございました!

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佐野瑞樹のsitcom(シチュエーションコメディー)を多くの人に知ってもらうため、既存の手法ではなく、視点を変えた独自アプローチを実験的におこなうプロデュース企画。


■今後のスケジュール■

★Route Theaterこけら落とし公演
Route Theater × #sitcomLab「ギャングアワー」
脚本・演出:佐野瑞樹
sitcomLab公演:2024年4月23日(火)〜28(日)Route Theater

★sitcomLab 第4弾『リバースヒストリカ』
2024年7月9日(火)〜21日(日)

★sitcomLab 第5弾『苦闘のラブリーロバー』
2024年12月10日(火)〜15日(日)

◆sitcomLab 公式X
@sidezerostage

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ドラマ・映画出演者にインタビュー取材をしたり、舞台の稽古場潜入取材をしたり、なりきりモデル体験をしたりなど、エンタメ現場をリアル体験する企画や、芸能プロダクション訪問や新人開発担当者との模擬面談、スクール体験レポやオーディションレポート、ビューティー企画、『デビュー』スタッフとユーザーとの座談会参加など、主に『Deview/デビュー』が企画する読者参加型コーナーに、TeamD読者レポーターとして参加してもらいます。

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