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D-DAYS vol.151 宮崎秋人×東啓介

2020/09/01

「時間ができたのなら、使い方は自分で見つけていくべきだし、積極的に自分にできることを探そうと思っている」

宮崎秋人×東啓介宮崎秋人

――仕事面でのつながりということでは、宮崎さんが出演する音楽劇『銀河鉄道の夜2020』の演出を担当する白井晃さんは、東さんが出演していたミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド〜汚れなき瞳〜』でも演出をされていましたね。

宮崎「白井さんとご一緒するのは初めてなのですが、すごく多くのことを考えられていて、細かく説明をしてくれる方だなと」

「そう、すごくたくさん説明してくださいますね」

宮崎「どう説明すれば、どの言葉を使えば相手が理解してくれるのか。いろんな表現の仕方で、台詞や役のことを教えてくれるんです」

宮崎秋人×東啓介東啓介

「一度やってみた上で、しっかりとディスカッションをするので、話し合いの時間が長いんです。『ホイッスル〜』のときは主演の三浦春馬さんと生田絵梨花さんと3人で話している時間は特に多かった。“みんなが納得してやろう!”という意識が強かったと思います」

宮崎「『銀河鉄道の夜』でも、ジョバンニとカンパネルラの木村達成と佐藤寛太くんとはみっちり話している。芝居に関してとても厳しく、ストイックだという噂を耳にしていたので、ドキドキしながらやっているんだけど……(笑)」

「知識量もすごいし、知性のレベルが高くて、いろんなことを考えていらっしゃるんですよね。僕は最初、白井さんの言葉を汲み取るのが、とても難しかったです」

宮崎「そうなんだ。頑張ってついていくわ!」

宮崎秋人×東啓介

――今は世の中が大きく変わるというか、変わらざるを得ない状況です。2人はどう乗り切ろうと考えていますか?

宮崎「実際に多くの舞台が中止になりましたし、これからも中止になる可能性がある状況で。僕は時間ができたことで格闘技を始めたし、東もギターを始めたんだよね? 時間ができたのなら、使い方は自分で見つけていくべきだし、積極的に自分にできることを探そうと思っています」

「僕も作品が2つ立て続けに中止になったときは、ショックで一時的に気力がすごくダウンしていました。そんな時にふと、家にあるピアノを弾いて歌を歌ってみたら、本当にやりたいことが見えてきたんです。稽古が始まってからも、いろいろな制約があったりして、以前とは状況がガラッと変わってしまったストレスはあるけれど…」

宮崎「ご飯も一緒に行けないし、打ち上げもできないしね」

「みんなで喜びを分かち合えないし、コミュニケーションの場が持てないのは辛いですが、いい作品を作りたいっていう想いでやっています。みんなで前を向いて、気持ちを共有できているので力強いです」

宮崎秋人×東啓介宮崎秋人

――では直近の仕事のお話を。まずは宮崎さんが出演する音楽劇『銀河鉄道の夜2020』から。

宮崎「白井さんが25年ぶりに『銀河鉄道の夜』をやるというのが、最大のトピックだと思うんです。1995年に青山劇場でやったときは、キャストも今回の倍の数で、舞台の機構もいろいろと使っていたそうですが、今回はキャストの数を減らし、ひとりで何役か兼ねるスタイルになった。僕もザネリと青年という二役で、かなりハードな感じでスイッチを切り替えないといけないんです。青年として話している間に、舞台上でザネリにパッと変わったりとか、演劇としてどう作り上げるのかというのが課題ですね。白井さんも、まだどうなるのかわからないっておっしゃっていました」

宮崎秋人×東啓介東啓介

「さすが白井さん! たくさん稽古して見つけていこうね、っていう方ですから」

宮崎「青年として苦悩したあと、急に明るいザネリが出て来たりするんだよ(笑)」

「心が疲弊しちゃいそう…!」

宮崎「宮崎、一生懸命頑張っています。僕だけじゃなくて、みんなでね」

宮崎秋人×東啓介

――そして東さんは明治座で『恋、燃ゆる。』〜秋元松代作『おさんの恋』より〜に出演。

「SPドラマ化もされている作品で、檀れいさん演じる“おさん”の心の動きを描いたヒューマンドラマです。僕は、二面性のある役で、表と裏で全然態度が違うんです(笑)。とても人間的な役なので、現代劇だったらとても楽しそうなのですが、京都弁や時代劇ならではの所作という大きな壁が……。今はそれを一生懸命学んでいるところです」

宮崎「頑張れ!(笑)」

「はい!本格的な稽古が始まるのはこれからなので、どうなるのか。表現的にも制限があるので、難しいところではありますね」

宮崎「そんな中でも、お互いできる限りのことをやろうな」

「無事、幕が開くことを祈りながら、日々精進していきます!」

Special Movie

宮崎秋人&東啓介、最近"デビューしたこと”を発表!

PROFILE

宮崎秋人(みやざき・しゅうと)●1990年9月3日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、舞台『光より前に〜夜明けの走者たち〜』、音楽劇『マニアック』、舞台『HAMLETーハムレットー』、パルコ・プロデュース『阿呆浪士』、unrato#6『冬の時代』、映画『私がモテてどうすんだ』、ドラマ『世にも奇妙な物語’20秋の特別編』(CX)、『未満警察 ミッドナイトランナー』(NTV)など。

東啓介(ひがし・けいすけ)●1995年7月14日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作に、ミュージカル『ダンス・オブ・ヴァンパイア』、ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド 〜汚れなき瞳〜』、ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』イン・コンサートなど。また、文化放送『あさステ!』木曜パーソナリティーとしてレギュラー出演中。

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Information

音楽劇『銀河鉄道の夜2020』
2020年9月20日(日)〜10月4日(日) KAAT神奈川芸術劇場 ホール

原作:宮沢賢治
脚本:能祖將夫 音楽監督:中西俊博
舞台美術:小竹信節 歌:さねよしいさ子
演出:白井晃
出演:木村達成 佐藤寛太 宮崎秋人 / 岡田義徳 ほか

『銀河鉄道の夜2020』

宮沢賢治の永遠の未完成の傑作「銀河鉄道の夜」
芸術監督・白井晃が再び向き合いたいと願い続けた作品が四半世紀の時を経て、KAAT10周年のキックオフとして新たに蘇る

舞台『恋、燃ゆる。』 〜秋元松代作『おさんの恋』より〜
2020年10月19日(月)〜11月15日(日)明治座

原作:秋元松代『おさんの恋』
上演台本・演出:石丸さち子
出演:檀れい
中村橋之助 東啓介 多田愛佳 石倉三郎
西村まさ彦 高畑淳子 ほか

『恋、燃ゆる。』

今の世に改めて問う、禁断の恋と真実の愛。
おさんと茂兵衛、許されない二人の物語。

Present

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