D-DAYS vol.141 陳内将×大久保祥太郎 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.141 陳内将×大久保祥太郎

2019/11/01

「祥太郎は小さい頃からいろいろやっていて、何でもできるところは本当にすごい」

陳内将×大久保祥太郎

――お互いに、こういうところが素敵だなとか、尊敬できるなと思うところは?

陳内「祥太郎は小さい頃からいろいろやっていて、何でもできるところは本当にすごい。そこはどう逆立ちしてもマネできないよ。こっちは19歳で上京しているからね。芸歴が長いせいなのか、10代の頃から大人の人と渡り合えるコミュニケーション力があるのもすごいと思っていた」

大久保「コミュ力に関しては、よく言われますね。年上の人といるほうが慣れているから楽だし、年下の人と一緒になると、逆にどう対応していいのかわからない。“自分からリードすべきなのかな!?”とか、いろいろ考えちゃうんですよ」

陳内「そもそも、現場で年下と一緒になることってある?」

陳内将×大久保祥太郎

大久保「あんまりない。たまにしかないから、どうしたらいいのかわからないんだと思う。陳内さんは、基本、ふざけてはいるんだけど(笑)、根が真面目でストイックだなって思います。体を見せなければいけないときも、徹底してバッキバキに作り上げていたし。“僕だったら、ちゃんとできるかな!?”って考えちゃったよ。食欲を抑えるのって大変でしょう?」

陳内「うん、けっこうキツイよ」

大久保「ですよね!? 役に対する向き合い方がね、本当に真摯なんです。“自分にやれることは、とことんやり尽くす”という姿勢は本当にすごいなって思います。でも陳内さん、こう見えて繊細なところもあるんです。一緒に舞台やっていて悩んでいるときは、『祥太郎、俺をまだひとりにしないでくれ……』って、ご飯に行って話を聞いたりしてね。『大丈夫だから! 自分が思っているよりできているよ』って、僕が励ましていました(笑)」

陳内「『ホントに?』ってね(笑)。確かに、祥太郎には結構甘えたりするなぁ。きっと祥太郎だから言えるんだと思う」

陳内将×大久保祥太郎

大久保「家が近いからっていうのも大きいんじゃない? それと定期的に共演する機会もあったしね」

陳内「家が近くなかったときも、祥太郎はよく泊まりに来ていたよね」

大久保「陳内さんといるの、すごく楽なんです!」

陳内「『カワハギが届いたから来いよ!』って声をかけたら、すぐ来るし」

大久保「魚もさばいてくれるから。陳内さんの実家にも遊びに行って、楽しかったなぁ。本当に目の前が海なんですよ!」

陳内将×大久保祥太郎大久保祥太郎

――(笑)。普段の関係性がリアルに見えたところで、それぞれお仕事の話も。

陳内「僕は舞台『暁のヨナ〜烽火の祈り編〜』に出演します。前作からキャストがけっこう変わって、かなり若返りました。今回の“火の部族編”に関しては、去年、前作をやっている段階から、『続きがやりたいね』ってみんなで言っていたんです。ストーリー的にもすごく面白いし、僕がやりたかったシーンもできるのが、今からとても嬉しくて。僕が演じるスウォン、めっちゃカッコイイんだよ!」

大久保「ビジュアル見たけど、確かにカッコイイ」

陳内「前回出演させてもらったとき、原作者の草凪みずほ先生が観劇してくださって、『スウォンが生きている姿を見て、とても勉強になりました。原作のスウォンももっと頑張って描こうと思います』というような、とても温かい言葉をいただいたんです。生みの親である方にそう言っていただけるのは、役者冥利に尽きるなと思いました。今回も魅せ場がいっぱいあるので、作品のファンの方、観劇に来てくださる方はもちろん、草凪先生にとっても良かったと思ってもらえるような芝居がしたいです」

陳内将×大久保祥太郎陳内将

――引き続き演じる自信にもつながったのでしょうか。

陳内「そうですね。しかも、草凪先生も僕と同じ熊本県出身だということで、縁を感じましたね」

――大久保くんは、11月末から日本文学シアターvol.6【坂口安吾】『風博士』が控えていますね。

大久保「この作品は、日本文学シアターシリーズの最新作なのですが、坂口安吾の短編小説『風博士』をモチーフにしつつ、『白痴』やいろいろな作品から着想を得て、北村想さんが書いた戯曲になるので、原作の『風博士』とはけっこう違うところもあって。オリジナル作品といったほうがいいかもしれない。物語の舞台は、敗戦色が濃厚な戦時下の大陸。主演の中井貴一さん演じる“フーさん”の周りに集まってくる人たちを描く群像劇になるんですが、僕は二等兵の兵隊を演じます。音楽、歌もすごく素敵ですし、演出が寺十吾さんなので、すごく楽しみです。それと11月18日にはTRUMP series 10th ANNIVERSARY FINAL『繭期大夜会』が開催されます」

陳内将×大久保祥太郎

陳内「ライブビューイングもやるんだよね」

大久保「そう。芝居も歌もあるんですが、歌がかなり難しいんです。とても素敵な楽曲なんですけど、歌い出しからして難しいので、もうドキドキですよ(笑)。会場がオーチャードホールというとても大きな劇場なんですけど、実は5歳くらいのとき、一番最初に出演した作品がオーチャードホールだったらしくて……。僕自身はまったく記憶に残っていないんですけど(笑)、いろいろと楽しみですね。きっと『TRUMP』シリーズのファンの方には絶対に満足していただける内容になっているので、こちらもぜひ楽しみにしていてください!」

Special Movie

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PROFILE

陳内将(じんない・しょう)●1988年1月16日生まれ、熊本県出身。近年の主な出演作は、舞台『戦刻ナイトブラッド』、舞台『文豪とアルケミスト 余計者ノ挽歌』、『劇団アニメ座ハイブリット〜めぐりあい・舞台〜』、舞台『COOCON 星ひとつ』、舞台『紅葉鬼』(主演)、映画『HiGH&LOW THE WORST』など。2020年1月〜3月まで、MANKAI STAGE『A3!』〜AUTUMN 2020に出演。

大久保祥太郎(おおくぼ・しょうたろう)●1995年8月27日生まれ、東京都出身。近年の主な出演作は、阿佐ヶ谷スパイダース『MAKOTO』、『桜姫』、KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『オイディプスREXXX』、音楽朗読劇『ザ・グレイト・ギャッツビー』、『COCOON 月の翳り星ひとつ』など。11月18日開催のTRUMP series 10th ANNIVERSARY FINAL『繭期大夜会』に出演。

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Information

舞台「暁のヨナ〜烽火の祈り編〜」

11月16日(土)〜23日(土)EXシアター六本木

『暁のヨナ』 ©草凪みずほ・白泉社/舞台『暁のヨナ』製作委員会

原作の『暁のヨナ』は、『花とゆめ』(白泉社)にて好評連載中の草凪みずほによる人気漫画。謀反により父・王を殺された王女ヨナが、流浪の身になりながら、神官に仕えるユンや伝説の四龍の戦士などの様々な人との出会いにより成長し、自身の運命に向き合っていく姿を描く。

日本文学シアターvol.6【坂口安吾】『風博士』

東京:2019年11月30日(土)〜12月28日(土)世田谷パブリックシアター
大阪:2020年1月8日(水)〜13日(月・祝)森ノ宮ピロティホール

『風博士』

映画・ドラマ・舞台等、数多の大ヒット作を手掛ける日本有数の大敗色濃厚な戦時下。大陸で生き抜くフーさんという男がいた。
風を読み、風を知るその男の周りには、どこか不思議な人々が集まってきて……。
日本文学へのリスペクトを込めた人気シリーズ「日本文学シアター」第6弾は、無頼の作家・坂口安吾に想を得て生まれた北村想の新作戯曲。

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