ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画！今月は、映画『ダウト 〜嘘つきオトコは誰？〜』（10月4日公開）に出演する牧田哲也くん＆三津谷亮くんが登場！

――この組み合わせは、2017年12月以来（vol.118）、2回目の登場となります。10月4日公開の映画『ダウト 〜嘘つきオトコは誰？〜』に出演しているお二人ですが、共演は久しぶりですよね。

三津谷亮「そうですね。お互い別々の作品をやっているときに、撮影所が一緒だったことがあって、そこでバッタリ会ったりしたことはありましたよね？ でも、それも2年くらい前でしたよね？」

牧田哲也「京都の太秦でね。泊まっていたホテルが一緒だったみたいで、夜、ホテルに戻ったときに、エントランスからみっちゃんがモコモコした部屋着で出てきて、お互い『あれ？』ってなって」

三津谷「なんか、前からイケメンが歩いてくるな〜と思ったら、牧田さんでした！」

牧田「けっこう夜遅い時間だったんだけど、みっちゃんが『今からランニングに行ってきます』って言っていて、“えっ、その格好で!?”ってびっくりして（笑）。僕も走る用にウェア一式持って来ていたから、ちょうど良い機会だって思って『じゃあ一緒に行くよ』って、すぐに着替えて、一緒に二条城を2周したね」

三津谷「そうそう。『１周じゃ物足りないから、もう１周！』って。共演こそ最近はあまりなかったけど、そんな感じで京都でバッタリ会ったり、牧田さんが僕が出ている舞台を観に来てくれたりしていることもあって、あんまり久々な気がしなかったです。まあ、共演と言っても、『ダウト 〜嘘つきオトコは誰？〜』は一緒のシーンはほぼなかったんですけど（笑）」

牧田「うん、絡みは少なかったね。冒頭の婚活パーティーのシーンでは一緒だったけど」

三津谷「一緒に芝居するシーンがなかったから、現場ではあまり共演している感じがしなかったけど、完成した映画を観て、『あっ、久しぶりにマッキーさんと共演してる！』って実感して新鮮でした」

牧田「そもそも僕、最近D-BOYSや事務所の人と共演する機会が少ないんだよね。みっちゃんは、『COCOON 月の翳り星ひとつ』など、末満（健一）さんの作品ではわりとみんなと共演してるでしょ？ 舞台『刀剣乱舞』悲伝 結いの目の不如帰にも出ていたし」

三津谷「確かに。そうですね」

――『ダウト〜嘘つきオトコは誰？〜』は、恋愛ミステリーアプリゲームが原作で、個性豊かなハイスペック男子がたくさん出てきます。映画で演じた役柄について、ネタバレにならない範囲でどんなキャラクターなのか、教えてください。

三津谷「僕は樫冬也という、自分のお店を持っているパティシエの役です。人気ゲームアプリが原作ということで、2.5次元舞台の場合だったら、メイクやウィッグ、カラーコンタクトなどでビジュアルを2次元のキャラクターに近づけることができるけど、映像でそこまでやると不自然になってしまう。もともと見た目が似ているわけではないので、その分、芝居で彼の雰囲気、存在感で説得力を持たせないといけないなと思って、すごく難しかったです。この作品はどのキャラクターもみんな、本当にカッコ良いんですよ。もちろん、それを演じている役者さんたちも。だから“この中に僕が入って大丈夫だろうか!?”という不安はありました。とにかく、スタッフさんをはじめ、ファンの方のイメージを壊さないよう、生身の人間として感情をしっかり込めたお芝居をするしかない。原作のキャラクター性も大事にしつつ、映画の登場人物として成立させられるよう意識して演じました」

牧田「ビジュアルの部分は難しいよね。僕が演じた矢澤丈も、ファッションデザイナーだけあって独特な雰囲気だから。"前髪の短い金髪"というのもハードルが高かったな。作品の大前提として“ハイスペックなオトコたち”というのがあると、演じる側としてはプレッシャーが大きいよね。とにかく、カッコイイ男でいなければいけないから。ただ今回は、『ダウト〜』というタイトルなだけに、それぞれに"裏の顔"があるのがおもしろいところで」

三津谷「カッコイイ面だけを見せるわけじゃない」