――今回話していただいただけでも作品、役柄、ジャンルの幅が多岐にわたっていますが、役柄や作品のバランスについてはどう捉えていますか？

陳内将「どうなんだろう？ ちなみに現多さんのキャラがああいう感じになったのは、まったくの偶然なんです。ビジュアル撮影のときにドラケンの髪色、髪型だったから、どうやって厳つく見えないようにするかっていう逆算でできたキャラだったので。なるべく厳つく見えない方向でやりたいんだろうなというのが感じられたので、しゃべり口調も柔らかい感じで作っていきました。そのタイミングでドラケンをやっていなかったら、また違うキャラクター設定になっていたかもしれないので、不思議な縁ですよね。実際、こんなに長く続くとは思っていなかったし、梅ちゃんとのバランスも含めて、方向性としては間違っていなかったと思います」

――役に向き合う姿勢で変化してきたことはありますか？

陳内将「現場によって、演出の仕方も他の役者の向き合い方も変わってくるので、自分のやり方はこう！っていうよりは、まわりを見て、そこで改めて自分の出方を調整していく感じです。まわりを見る視野というのは、徐々に変わってきたかもしれないですね」

――動画でもたくさん話してくれたように、この夏やりたいのはバーベキューということですが、陳内くんはいろいろと頼りにされてそうですね。料理もできるし、準備から何からしっかりやってくれそう。

陳内将「赤澤燈は確実にそう思っていますね。赤澤と僕と２人だけだったら、100％あいつはやらないだろうけど、宮崎湧とかの後輩が入ってくると、やってあげる方向にいくんですよ。湧ちゃんに包丁を握らせたら、ちょっと危ないので（笑）。『いいから、オレがやるから！』ってなりそう（笑）」

――みなさん忙しいですから、活動と絡めて「じんとも」でバーベキュー企画がやれたら最高ですね。

陳内将「間違いないですね。それが一番いい！ でも11月頭くらいまで、余裕ないかもしれないです（笑）」

――MANKAI STAGE『A3!』〜Four Seasons LIVE 2024〜も控えていますからね。

陳内将「秋にね。劇中劇での衣装も多いし、一回しか着ないものばかりだから、贅沢な舞台だなぁと思います。合間にバーベキュー企画もできたら……という希望を持ちつつ、いいステージにしたいので楽しみにしていてください」