D-DAYS vol.159 大久保祥太郎 | 特集 | Deview-デビュー

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D-DAYS vol.159 大久保祥太郎

2021/05/06

「オーディションは、何回受けても本当に慣れない。1回、1回を全力でやるしかないんです」

大久保祥太郎

――5月21日から上演予定のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のお話も。キャスティングはオーディションがきっかけですか?

大久保祥太郎「はい。実は、2013年にも一度、オーディションを受けているんです。城田(優)くんがロミオだったので、その縁もあって初演のときに(2011年版)稽古場での通し稽古も見学させてもらったり、本番も観劇させてもらったりしていて。そんな感じで、ちょっとした関わりがありつつ、今回、オーディションを受けることになりました。最初はパリスの役で受けるつもりで、自分なりにロミジュリ関連の本をたくさん読んで、研究して仕上げていったんです。オーディションで歌ったのが好印象だったのか、『ベンヴォーリオとマーキューシオの歌も聴かせてください』と言われて、急遽1日で歌を覚えて、次の日にもう一度歌いに行きました。そこから2ヵ月くらい経った頃、『イヌビト〜犬人〜』の本番をやっているあたりに結果の連絡をいただいて。自分のイメージ的に、もしも受かるとしたらベンヴォーリオのほうだろうと思っていたのに、まさかのマーキューシオで。オーディションの時、マーキューシオのソロ曲が一番難しくて、自分的にはあまり上手く歌えなかったんです。準備期間も1日しかなかったし、マーキューシオはないだろうと思っていたのでびっくりしました。もちろん、うれしくもあったのですが、同時にプレッシャーも感じましたね」

大久保祥太郎

――マーキューシオを演じるにあたって、何か準備はしていますか?

大久保祥太郎「歌のほうは練習に練習を重ねて、自分なりに稽古はしてきています。ただ、新里(宏太)くんがすごく細身の方というのもあり、演出の小池(修一郎)先生が冗談か本気かはわからないですけど、『大久保のマーキューシオは、ぽっちゃりキャラがいいんじゃないか』って言っていて。オーディションの時は自粛後で少し太っていたので、”マーキューシオをやるのであれば痩せないと!“と思ってダイエットしたのに、小池先生から『なんで痩せたの!?』と言われてしまって(笑)。まだどうなるかわかりませんが、歌って踊る舞台は久々ですし、キラキラした姿を観てもらいたいなと思っています。こういう、尖っている役も久しぶりなので、新鮮に感じてもらえるんじゃないかな」

大久保祥太郎

――『ロミオ&ジュリエット』はストレートでもミュージカルでも人気の演目ですが、どう捉えていますか?

大久保祥太郎「シェイクスピア劇でも一番有名で、とてもわかりやすい作品だなと。悲劇と言われていますが、喜劇の要素もある。まだ演劇を観たことがないという人も、とても観やすいんじゃないかと思います。ミュージカルのロミジュリには原作にない要素も入っているし、台詞も変わっている。よく知られた物語ですが、新鮮な気持ちで観てもらえる演目です。何しろ、楽曲が本当にいいですからね! おすすめです!」

大久保祥太郎

――キャリアが長いだけに、いろんなオーディションを受けてきたと思いますが、これからオーディションを受けようと思っている人に、どんなメンタルで向き合ってきたか、アドバイスをお願いします!

大久保祥太郎「オーディションは、何回受けても本当に慣れない。偉い人たちがズラーッと座っていて、緊張もしますしね。納得のいく出来じゃなくて、自分では“もう一回!”と言いたいところだけれど、時間は限られていて、あっという間に終わってしまう(笑)。その時間内でどれだけ自分を出せるか、なんですよね。アピールの場ですから。1回、1回を全力でやるしかないんです」

大久保祥太郎

――自分の手応えと比例するものでもない?

大久保祥太郎「そうなんです。自分では、よくできたなと思っても落ちてしまうこともあるし、逆のことも起こりうる。選ぶのは制作側なので、こちらはやれることを全力でやるしかない。向こうの指示に対して、どう対応するかというのも見られていますし、臨機応変さも必要だなと思います」

――オーディションって、なるべくたくさん受けたほうがいいと思いますか?

大久保祥太郎「どうだろう? 場数を踏むことで、いろいろ考え過ぎてしまうのもよくないでしょうから、自分が何をやりたいのか、自己分析をした上で、しっかり選んで受けるのがいいと思います。オーディションに受かっても、その現場で結果を残せなければ、縁はそこで切れてしまう。一度、お仕事をした方からまた声がかかると、信頼していただけているのかなぁと、とてもうれしいです。僕自身、ひとつのことをずっと続けていると、やっぱりいいことってあるもんだなぁと実感しているので、みなさんも頑張ってください!」

Special Movie

マーキューシオ役の大久保祥太郎、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』の見どころをアピール!

PROFILE

大久保祥太郎(おおくぼ・しょうたろう)●1995年8月27日生まれ、東京都出身。阿佐ヶ谷スパイダースの劇団員としても活動。近年の主な出演作は、阿佐ヶ谷スパイダース『MAKOTO』、『桜姫』、音楽朗読劇『ザ・グレイト・ギャッツビー』、『COCOON 月の翳り星ひとつ』、日本文学シアターvol.6【坂口安吾】『風博士』、オフブロードウェイ・ミュージカル『bare』、『イヌビト〜犬人〜』、音楽朗読劇「黒世界」、舞台「オレステスとピュラデス」など。

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Information

ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』

【東京公演】2021年5月21日(金)〜6月13日(日)TBS赤坂ACTシアター
【大阪公演】2021年7月3日(土)〜11日(日)梅田芸術劇場メインホール

ロミジュリ

【キャスト】
ロミオ:黒羽麻璃央/甲斐翔真
ジュリエット:伊原六花/天翔愛
ベンヴォーリオ:味方良介/前田公輝
マーキューシオ:新里宏太/大久保祥太郎
ティボルト:立石俊樹/吉田広大
キャピュレット婦人:春野寿美礼
乳母:原田薫
ロレンス神父:石井一孝
モンタギュー卿:宮川浩
モンタギュー夫人:秋園美緒
パリス:兼崎健太郎
ヴェローナ大公:岡幸二郎
キャピュレット卿:松村雄基
死:小㞍健太/堀内將平(K-BALLET COMPANY)
ほか

◆公式サイト:https://www.rj-2021.com/

Audition

ワタナベエンターテインメント【マンスリーオーディション】(2021年5月度)

ワタナベエンターテインメント

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■主な所属者/
中山秀征、石塚英彦、恵俊彰、ネプチューン、松本明子、ビビる大木、イモトアヤコ、ハライチ、サンシャイン池崎、平野ノラ、森山あすか、瀬戸康史、志尊淳、山田裕貴、中川翔子、Little Glee Monsterなど

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