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連載「D-DAYS +Plus」vol.195 新木宏典×鈴木裕樹

2024/05/01

「新木には、ことあるごとに背中を押されるというより、ケツを叩かれている感じです。本当、感謝しています!!」

新木宏典×鈴木裕樹 撮影/宮坂浩見 取材・文/根岸聖子

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメント所属の男性俳優陣のDramaticなDreamLifeに直撃する連載企画「D-DAYS+Plus」。
今月は、5月17日開幕の舞台「歌舞伎町シャーロック」に出演する新木宏典さん&鈴木裕樹さんが登場。同舞台で主人公のシャーロック・ホームズを演じる新木さんと、その相棒、ジョン・H・ワトソンを演じる鈴木さんに、同舞台の見どころはもちろん、初のバディ役に挑戦する2人の普段の関係性についてなど、たっぷりと語ってもらいました。

新木宏典×鈴木裕樹新木宏典

――『歌舞伎町シャーロック』という作品を舞台で上演するにあたって、特にこういうところは舞台に合っている、より魅力が増すと思うのはどんなところでしょうか。

新木宏典「人間模様が描かれている作品は舞台化しやすいと思うので、その点でもこの『歌舞伎町シャーロック』はぴったりハマるおもしろさです。アニメが放映されていた時にも、そんな話をしていたんですよ。現代的な要素を入れた、派手なアクションを見せるショーケース的な作品というのも魅力的ですが、舞台というアナログなエンタメならではの強みというのは、板の上で人が演じることによって人間模様や心情や心境がリアルに表現されることだと思うんです。そこを存分に感じ取れる、ミステリーや推理ものというのは舞台としてすごく収まりが良い。アニメではカット割りの都合で見えていなかったものが、舞台ではその空間に犯人や探偵、刑事が一緒にいて、どういうことをやっているのか、全体的に観ることができる。舞台化にはとても相性の良い作品だと思いました。しかも、ただ静かに淡々と進むのではなく、緩急、抑揚をつけるためのコメディ要素もバランスよく入っていますからね」

鈴木裕樹「確かに、メリハリがすごく良いんですよね。最初から最後までずっとアクションというのも派手ではあるけど、観る側もやる側も疲れてしまうだろうし、静かに心情だけを描くのも、演じる側としてはもっといろいろやりたい、楽しみたくなってくるものなんです。そういう意味では、この作品は本当にキレイにバランスが取れていて、非常に舞台向きな作品だと思います」

新木宏典×鈴木裕樹鈴木裕樹

――脚本を読んだ印象はいかがでしたか?

新木宏典「主な事件や起きていることはアニメに沿っていて、舞台用に脚色する上でアニメにはない部分も足していくことになるのですが、そこがちゃんと、おもしろく描かれているなと思いました」

鈴木裕樹「冒頭からオリジナルな台詞も結構出てきますからね。原作ものの舞台を(脚本を担当した)岩崎う大(かもめんたる)さん書いたというより、う大さんの中で『歌舞伎町シャーロック』というものを再構築しているという印象です」

新木宏典×鈴木裕樹

――2.5次元作品というジャンルでズキアラが共演するのは、ものすごく久しぶりですよね。

鈴木裕樹「僕がそもそも、2.5次元作品にそんなに出ていないですからね。自分がここ数年で関わらせてもらった舞台『刀剣乱舞』と舞台『吸血鬼すぐ死ぬ』ではとても良い経験をさせていただいたので、今僕の中で2.5次元ブームが来ているんです。『吸血鬼すぐ死ぬ』の時ときも、新木からはいろいろとアドバイスをもらいました。そのほとんどが活かされていたと思います。例えば『アニメ化されている作品だったら、声色を声優さんに寄せがほうが良いのか?』とか。『声を近づけるのも大事ではあるけれど、それよりリズムとか癖とか、節とかギャップの出し方、シリアスとコメディの振り幅が大きさなど、そういうのを大事に演じたら良いんじゃないか』というような話をしました」

新木宏典「『声色を似せることをゴールにしてしまうというよりも、最終的に、結果として似ることになればいいと思う』ってね。おそらくですが、声優さんのキャスティングの理由としても、“このビジュアルのキャラクターにはこういう声質が合うだろう”というような基準があったんだと思うんです。多くの人が納得するような理由があるからキャスティングされているわけで、キャラクターを突き詰めていけば声の感じも近くなっていくのではないか、と。ただ、結果的に似ていくのと、最初から真似てしまうのは違うというか。表面的に声色を似せるというのはアプローチとして違うんじゃないかな、っていう話はしました」

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Information

舞台「歌舞伎町シャーロック」
5月17日(金)〜26日(日)IMM THEATER

舞台「歌舞伎町シャーロック」©2024舞台「歌舞伎町シャーロック」製作委員会 ©歌舞伎町シャーロック製作委員会

原作:「歌舞伎町シャーロック」
脚本:岩崎う大(かもめんたる)
演出:元吉庸泰

キャスト:
新木宏典
稲垣成弥 設楽銀河 佐倉初 古畑奈和 日向野祥 磯貝龍乎
鈴木裕樹
ほか

◆公式サイト
https://kabukicho-sherlock.delight-company.com/

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