連載「D-DAYS ＋Plus」vol.213 宮�ｱ秋人＆綱啓永

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメント所属の男性俳優陣のDramaticなDreamLifeに直撃する連載企画「D-DAYS＋Plus」。
今月は、11月13日（木）より上演される舞台『Too Young』に出演する宮�ｱ秋人さん＆綱啓永さんが登場。同作品で初共演となる二人に、出会った当時の懐かしのエピソードや役者としての印象、今作への意気込み、公演で楽しみにしていることなどを語ってもらいました。さらには、二人が“大人になったな”と感じた瞬間についても告白！

――共演は初ということですが、事務所内で交流などはありましたか？

綱啓永「初めてお会いしたときは、挨拶をさせていただいたくらいでした。僕が事務所に入って最初に演技レッスンに参加させていただいたときに、秋人さん、中尾（暢樹）さん、あと愛加あゆさんがいらっしゃったんです」

宮�ｱ秋人「綱は見学していたんだよね」

綱啓永「そうでしたっけ？」

宮�ｱ秋人「レッスンで綱の芝居見た記憶ないから、参加はしていなかったと思う」

綱啓永「当時、すごく大変だった記憶はあるんです。右も左も何もかもわからないなりに頑張ってはみたものの、めちゃくちゃ怒られて、しかも何が悪いのかもわからない。頑張りたいけどどう頑張ったらいいのすらわからなくて、先輩たちのカッコイイ、頼もしい背中を見ながら、こういうふうになりたいと思っていました」

――宮�ｱさんにもそんな時期ってありましたか？

宮�ｱ秋人「もちろんです」

綱啓永「本当ですか!?」

宮�ｱ秋人「うん。事務所に入ったばかりの頃に扉座の公演に出ていたので、茅野（イサム）さんにいろいろとご指導いただいて。稽古終わって落ち込んでは、当時から仲の良かった松田凌に電話をする日々で（笑）。綱の最初の印象としては、彼はジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞して事務所に入ってきた期待の新人だったし、心が折れて辞めてしまわないように、大事に育ててあげて欲しいなとは思っていたんです。そこからはなかなか、接点なかったですが」

綱啓永「秋人さんは僕が仲良くさせていただいている日向亘と共演していたり、秋人さんの芝居を一方的に観させていただいてたっていうのはありますが、会う機会はあまりなかったんですよね」

――宮�ｱさんも綱さんのその後の活躍は把握していましたか？

宮�ｱ秋人「もちろん。『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に受かったって聞いた時は僕も嬉しかったし、マネージャーにはずっと、リュウソウジャーをやる前から『綱はどうなの、最近』って聞いていたんです。『今回、オーディションでここまでは行ったんだけどダメだった』とか、『戦隊で役決まったみたいです』とかそういうのは、マネージャー経由で聞いていました。いくつか作品を重ねて、『君の花になる』で8LOOM の活動をやったりして人気が出てっていうのを眺めながら、“いいぞ、いいぞ、頑張れ！”って思ってましたね」

綱啓永「見ていてくれたんですね。めちゃくちゃ嬉しいです！」

――そんな経緯を経て、今作で初めての共演。決まったときはどんな気持ちでしたか？

綱啓永「いやもう、とにかく嬉しかったです。入所したての時期に同じレッスンの場に一緒に居ただけで、作品は見ていましたが本当に接点がなかったので。僕の中ではカッコイイと思う好きな先輩の一人でもあったので、やっと作品をご一緒できると思うと楽しみでした」