「D-DAYS +Plus」vol.194 綱啓永 | 特集 | Deview-デビュー

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「D-DAYS +Plus」vol.194 綱啓永

2024/04/01

「『君の花になる』に出演してから状況が少しずつ変わってきて、一段ずつ階段を上がれているような感じになった」

綱啓永 撮影/booro 取材・文/根岸聖子 ヘアメイク/大西花保 スタイリスト/三宅剛 衣装協力/VICTIM、SENSE OF PLACE

雑誌『デビュー』2006年2月号よりスタートし、D-BOYSの活躍を追ってきたD-BOYS連載「D-DAYS」がリニューアル♪ ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメント所属の男性俳優陣のDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画としてパワーアップ!!
リニューアル1発目を飾るのは、4月8日スタートの新月9ドラマ『366日』への出演が決定している、若手俳優の注目株・綱啓永。芸能界に飛び込んだ際の当時の想いやターニングポイントとなった作品について、さらには憧れの月9ドラマへの出演が決まった際の想いや本作の見どころなどたっぷりと語ってもらいました。また、4月=新学期・新生活スタートシーズンということで、「この春デビューしたいこと」についても赤裸々告白!

綱啓永

――2017年、『第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』にてグランプリに輝いてから7年。この年月をどう感じていますか?

綱啓永「自分でも“えっ、もう7年も経っているの!? ”という感じです。正直、4、5年くらいの感覚なんですけど、意外としっかり7年も経過していたんだなと(笑)。そろそろ“新人”とは言えないのかなぁ、と思いつつ、“新人じゃないですけど?”みたいな雰囲気でいるのも気持ちが悪いというか。立ち回りがちょっと難しいなっていう感じがしています。俳優としては、なかなか前に進めないような状態が5年くらい続いていた印象なんですよね。焦っているのと、焦ってはいけないという思いとが交互に来るような、不安定な時期だったと思います。それが、ドラマ『君の花になる』(2022年)に出演してから状況が少しずつ変わってきて、一段ずつ階段を上がれているような感じになりました。たぶん、焦りはこの先も消えないと思うので、しっかり経験を積んで力をつけていきたいです」

綱啓永

――デビュー当時に抱いていた夢や野望的なものについて、今思うことというのは。

綱啓永「この世界に入った当時は特に夢とかなかったんですよね(笑)。しっかりとした目標があって、自分からコンテストに応募して行動してきたわけではなかったので。今思えば考えも甘かったし、何もわかっていなかったと思います。なので、事務所に所属して現場に行くことになっても、もういっぱいいっぱいでした。今もそんな余裕があるわけじゃないですけど(笑)。おもしろさを感じるようになった第一のきっかけは、やっぱり『騎士竜戦隊リュウソウジャー』に出させてもらったことでしたね」

――最初って本当に何もわからないですよね。

綱啓永「そうなんです。覚えた台詞を言うことで精一杯です。特に最初のほうにやらせていただいたお仕事では、大勢いる中で後ろのほうにいる役が多かったので、いかにカメラの画角に入るか、映してもらうかっていうのも現場で教えてもらっていました」

綱啓永

――テクニック的なことを。

綱啓永「いやいや、そんな大層なものじゃないです。“そっか、カメラのレンズが見えているところじゃないと映らないんだ!?”っていう、ごく当たり前のこともわからなかったので。というか、気づけなかったんです。まわりが見えてなさすぎて。仕事場では何時に入っても『おはようございます』って言うんだな、とか(笑)。そういう基本的なルールを覚えながら、現場というものに少しずつ慣れていった感じです」

――そこを把握してはじめて、役と向き合う余裕が出てくるのでしょうか。

綱啓永「そうですね。僕が初めてメインキャストになったのが『騎士竜戦隊リュウソウジャー』だったので。やっぱり、メインキャストになるのとメインではないのとでは、全然違うなと感じました。メインじゃない役もたくさんやりましたが、台詞が1つあれば良いほうで、台詞がない役のときは、『ほかの人たちは適当にやっておいて』みたいに言われたこともありました」

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Information

フジテレビ系4月期月9ドラマ『366日』

4月8日スタート 毎週月曜 よる9:00〜
※初回15分拡大

HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリーで、高校時代に実らなかった恋をかなえようと再び動きだした男女が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を想(おも)い続ける壮大な愛の物語。
音楽教室の事務受付をしている28歳の雪平明日香(広瀬アリス)は、通っていた高校が廃校になるということで、高校時代の同級生らと参加した同窓会で、かつて好きだったクラスメイト・水野遥斗(眞栄田郷敦)と再会する。
高校時代、お互いの誤解も重なり、思いを伝えられないまま、離ればなれになった2人だったが、2人きりで話す中で、実は当時、両思いだったことを知り、本当の思いを告白しあった2人は、12年越しに交際することに。しかしある日、遥斗を予期せぬ悲劇が襲う――。
綱が演じるのは、明日香と遥斗の高校時代の同級生・吉幡和樹。高校では写真部に所属していたが、ひょんなことから野球部のマネージャーを掛け持ちすることに。常に冷静沈着で成績も優秀。国立大学に進学し、卒業後は外資系コンサルタント会社で忙しい日々を送っている。数年前に起きた“とある事”がきっかけで、明日香ら高校時代の同級生とは疎遠になっているという役どころ。

◆公式サイト
https://www.fujitv.co.jp/366days/

Audition

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