――井内くんはどこから？

井内悠陽「僕は、WASフェス（『Watanabe Actors Star Fes』）の前、“WAVE結成します”っていうときですね。厳密には、その前に蒼介くんとは東映の撮影所で一度会っています」

小方蒼介「懐かしい〜。桜の季節だった」

井内悠陽「メンズノンノでモデルやっている子が事務所に入るからって聞いていて。WAVEとしては、イベントで流す映像の撮影をしたときが最初でした。僕からしたら、カッコイイ人がいっぱいいる！という印象だったよ」

植野花道「悠陽くんは、やっぱりすごくしっかりしているなって」

小方蒼介「今でもずっと、声が素晴らしいなって思ってるよ。いつ話してもイケてるボイス、イケボだな〜って」

井内悠陽「ホント!? 蒼介くんは、すごいスラッとしているし、目の色がキレイで印象的だったから、“この人は雑誌でも映えるよなぁ”と思っていた。花道はね、ハーフなのかな？っていうのが第一印象。“7人中、２人ハーフか、すごいなぁ”（メンバーの櫻井亜蓮はアメリカと日本のハーフ）と思っていました」

植野花道「僕は違うんですけどね（笑）」

――活動していくうちに、最初の印象と変わってきたところってありますか？

井内悠陽「蒼介くんはクールで静かなイメージだったのが、インタビューで『僕、WAVEの可愛い担当です』って言い出して…」

小方蒼介「ふざけたんです」

井内悠陽「そう、その場の空気でそんなことを言い出して、“あ、怖い人じゃないんだな”って思いました。仲良くなったらいっぱい喋ってくれるし、すごくおもしろいんです。意外とおちゃめな部分もあったりして、印象がすぐにいい方向に変わりました。花道は、実はハーフじゃないっていうのをあとから知ったんですよね。性格的に似ているというか、いろんな場面で気を遣っているのがわかるから、“どうしたらリラックスしてもらえるかな”っていつも考えてるよ。『爆上戦隊ブンブンジャー』の現場では、いつも年上のメンバーがイジられ役になって場を和ませてくれていたから、WAVEでは年下メンバーもいるし僕がその役割をしなくちゃって。“いつまでも末っ子をやっていちゃダメだ、お兄ちゃんにならないといけないな”って思いながらね」

小方蒼介「花道は最初からそんなに印象変わらないな。関西出身というのもあるのか、話しやすいし、自分の意見も言えるし、人の話にも合わせられる。優しい心を持っている子っていう印象だよ」

井内悠陽「ずっと笑顔だもんね」

小方蒼介「そう。きっと大変なこともあると思うけど、悪いことは言わない。人を巻き込まないし、本当にちゃんとしてるんだよね」

井内悠陽「あんまりしっかりしているって言うとプレッシャーになるかもしれないから、しっかりして“そう”、にしておくよ（笑）」

植野花道「全然大丈夫、うれしいです」

小方蒼介「悠陽も変わらないな。事務所に入って最初に会ったメンバーだったからか、話しやすいし、ずっといいやつです。いろんなことも話せるようになってきたし、いい関係だなって思ってるよ」

植野花道「悠陽くんってまっすぐでしっかり者かと思っていたら、ちょっとボケているところもあって、思っていたよりずっと親しみやすい人だった。いろいろ話しかけてくれて、うれしかったです」

井内悠陽「よかった〜」

植野花道「蒼介くんは見た目クールだし、身長も高いし、どんな人なんやろ!?って謎だったけど、仲良くなったらめっちゃ笑かしてくれるし、癒してくれる。メンバーみんな、いいギャップ持ちでした」

――そんなWAVE全員でドラマをやると決まったときは、どう思いましたか？

井内悠陽「“WAVEが主演ってどういう感じになるんだろう？”というところから始まって、オムニバスで“犬系男子”と、詳細がわかるにつれてワクワクしてきました。事前に“自分を動物に例えるとして、なんて言われることが多い？”みたいなアンケートに答えて、そこから何犬かっていうのが決まっていったんです。僕はサモエド、ゴールデンレトリバーって答えていたと思う」

植野花道「動物ってことだったから、普通に“犬”って答えた気がする」

小方蒼介「僕は“爬虫類と言われることがある”って書いた。落ち着いて見えるとか、動きがゆったりしているとかで、よくそう言われますって真面目に書いた記憶がある」

井内悠陽「犬って答えた人が多くてよかったよ。爬虫類が多かったら、爬虫類系男子になっていたかもしれない（笑）」

植野花道「それは難しすぎる！（笑）」