ドラマ&舞台『御茶ノ水ロック』、2018年4月期ドラマ『声ガール!』に出演 - 前山剛久×中尾暢樹 D★DAYS Vol.121 | Deview-デビュー

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vol.121

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、この春に出演作を控える、前山剛久くん&中尾暢樹くんが登場♪

前山剛久×中尾暢樹

撮影/mika 取材・文/根岸聖子

前山剛久×中尾暢樹
前山剛久
「人間関係をフランクに築いていけているところとか、一人の後輩としても、役者としても、好きなタイプ」
――初対面、もしくは最初に知った、会ったときの印象は、どんな感じでしたか?
前山剛久「中尾が『D-BOYSオーディション10th』を受けていたときに、僕も応援という感じで現場にいたんです。とんちゃん(東啓介)もいたよね」
中尾暢樹「いましたね。オーディションの審査の一環で、生配信番組があって、そのときに、僕、緊張して三津谷(亮)さんのことを『三井さん』って言ってしまって。“先輩の名前を間違えてしまった……ヤバい、これは落ちるな”と、落ち込んだ思い出が今、蘇りました(笑)」
前山「あははは! 懐かしいね。中尾はオシャレだったから印象に残っているな」
中尾「えっ! ありがとうございます!!」
前山剛久×中尾暢樹
中尾暢樹
前山「あの時のオーディションで残っていた子たちは、全体的にオシャレな子が多かったけど、その中でも中尾は爽やか系で、シュッとしたイメージだったから、『動物戦隊ジュウオウジャー』のレッド(主演・風切大和/ジュウオウイーグル役)に決まったときは、ぴったりじゃん!って思った。うちにいそうなタイプだけどいない感じだなって」
中尾「嬉しい!」
――中尾くんは前山くんのこと、どういう風に感じていましたか?
中尾「前山さんはキリっとした顔立ちで服装もモード系でオシャレな方だったので、最初はクールで近寄りがたい印象でした。ハーフパンツに、レザーのタイツっぽい格好にハイカットのスニーカーを履いていて。“ちょっと、怖そうな人だな……”と思っていました(笑)」
前山「えっ、そんな感じなかったじゃん(笑)」
中尾「話してみたら、全然違っていたんです。すごく優しい方で気を遣ってくださって、その生配信の番組の時も親身になって接してくださいました」
前山「他のメンバーが飛ばしていたからね(笑)。こっち側は、本当に個性的な人ばかりだったな」
――そこから、映画『一礼して、キス』でも一緒に仕事をしたりと接点もできて。
前山剛久×中尾暢樹
前山「仕事以外でも、偶然会うことが多いよね? 事務所でバッタリとか。後輩の中では、一番話す機会が多いかも」
中尾「本当ですか!? 確かに、よく会いますよね」
前山「中尾は話しやすいし、ゲームが好きという共通点もあって、その辺の話をよくするよね。中尾はけっこう渋いんですよ。昔のゲームを改めてやってみたり、チョイスが独特なところがいい(笑)。物腰も柔らかいし、不思議な雰囲気があって癒されるタイプなんですよ。気を遣わず自然に接することができるから、一緒にいてラクだし、そこは中尾のすごいところだと思う。『一礼して、キス』の現場でも、そういうスタンスは変わっていないから。どの場所でも変わらず、素の自分でいられるのって、素晴らしいことだよ」
中尾「ありがとうございます。前山さんは、先輩たちの中でも、特に物腰が柔らかい人だなって。本当に思ったことを話してくれるんです。僕も、包み隠さず話してしまうほうなので、一緒にいて安心できるんだと思います」
前山剛久×中尾暢樹
――相性がいいんですね。役者としての印象はどうですか?
中尾「前山さんはキレイな顔をしているのに、意外にアツいお芝居をするんだなって。2年前のミュージカル『ふしぎ遊戯〜朱の章』を観て、それまでの印象が変わりました。普段の柔らかさだけじゃなくて、舞台上では男の強さみたいなものもあってすごくカッコ良かったです」
前山「嬉しいな、ありがとう。僕は、さっきの話と少しかぶっちゃうけど、『一礼して、キス』の現場で一緒になったときに、主演としての中尾を見ていて、人間関係をフランクに築いていけているのがすごいと思ったんだよね。座長としてそういう部分って大切だと思うから。それを肩肘張らず、自然にできているのが羨ましくもあったし。(山田)裕貴とかと似ているんだけど、そういうのって、役者としての強みでもあると思うんです」
前山剛久×中尾暢樹
中尾「特に何も意識していないんですけどね(笑)」
前山「意識せずに、自然にできているのがいいんだよ。僕は、人との距離感など、いろいろと考えてしまうほうだから。中尾は、見ていて気持ちがいいなって思う。一人の後輩としても好きだし、役者としても、好きなタイプです」
中尾「すごい誉めてくれる! 一応、僕なりに、周りを見ようという意識はあったんです。『動物戦隊ジュウオウジャー』と同じく、主演ではあったけど、『一礼して、キス』のほうは、すでにいろんなフィールドで活躍されている人たちが集まっていた場だったので。あとから現場入りする人に自分から話しかけるぐらいですけど」
――それは特に意識して話しかけていたの?
前山剛久×中尾暢樹
中尾「弓道の練習もあったので、僕たち(池田エライザと中尾)と監督は何度も会っていて。そういう打ち解けた人たちの現場にあとから入るのって、結構、緊張するんですよ。その気持ちもわかるので、そこは意識して、こちらから寄っていこうっていうのはありました。もともと人と話すのも好きなので、苦ではなかったです」
――お二人が役者としての意識が変わった、転機となった出来事についても教えてください。
前山剛久×中尾暢樹
前山剛久
前山「僕はDステ19th『お気に召すまま』ですね。先輩たちが多い中で主役的なポジションでいることに緊張したり、すごく考えさせられることが多かったんです。芝居のやり方が固まってしまい、悩んでいたところを崩してくれたのが、(柳下)大さんで。あるとき稽古中に『台本を読むな』と言われたんです。それまで、頭の中は台本をどう読むかということでいっぱいだったんですけど、大さんのアドバイスのおかげで、役として、感じたままに演じられるようになれたんです。今、僕は2.5次元の舞台に出ることが多いんですが、そこは変わってない。大さんに教えてもらったことが、今の芝居の軸になっています。何度も何度も同じ芝居を繰り返す舞台だからこそのやり方ではあると思うんですが、『あんステ』(『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ〜To the shining future〜』)でも、最後の僕の長台詞のシーンは毎回、自然に変わっていたんです。より柔軟になったし、お芝居がさらに楽しくなりました」
――中尾くんは?
前山剛久×中尾暢樹
中尾暢樹
中尾「僕も、『動物戦隊ジュウオウジャー』のときは、初めての映像出し、主演だし、ガチガチに緊張していて、お芝居についても、いろいろ考えすぎていたと思います。でも、ドラマ『あいの結婚相談所』のときに、(山崎)育三郎さんがとても自由にやられていて。引き出しがとにかく多かったですし、『固く考えずに、自分が楽しいと思うことをすれば、周りも楽しくなるから』と言ってくれたんです。コメディ作品も初めてだったこともあって、その言葉で自分の殻が破れたっていう感覚はありました。真面目にアドバイスをするという感じではなく、本当に明るく、さらっと『そんなに考え込まなくても大丈夫、大丈夫! 台詞もうろ覚えでいいから(笑)』って言ってくださって、すごく楽になったんです。前山さんが経験したことと、根本的には同じ感じですね。それまでは台本に目線とか動きとかも事細かく記入していて。芝居をしていると頭の中にその台詞とかがズラーっと出てくる感じだったんですが、(台詞を)一字一句思い出すことはやめて、まっさらな感じでお芝居するようになりました。そのほうが、心も芝居も楽になるんですよね」
前山剛久×中尾暢樹
――役者を目指す人にとっては、とても有益な経験談です。最後に、それぞれ最新のお仕事情報をお願いします!
前山「僕は現在放送中のドラマ『御茶ノ水ロック』に出演しています。この現場は舞台人ばかりなので、やりやすかったです。リハと本番で、全然違うことをやったりしても、柔軟に対応できるメンバーばかりだったので。その流れで、本番でOKが出たりもして、舞台の延長線上で自由にできたのがすごく楽しかった。以前は、映像の現場だと、カメラでのアップの撮影に構えて固くなったりしていたんですが、今回の現場では、そこも打破できました。最近では珍しい、バンドをテーマにした青春ものなので、その熱さが伝わったら嬉しいです」
――3月末からは舞台版も始まりますね。
前山「舞台版は、ドラマのその後が描かれます。ドラマでも自分たちで演奏していますが、舞台での生演奏となってくるとまたちょっと変わってくる。お芝居の途中で演奏するので、正直ハードルが高いなと。今は本当のバンドみたいに、メンバーと連絡を取り合って練習しています」
――中尾くんは、4月スタートのドラマ『声ガール!』に出演。
前山剛久×中尾暢樹
中尾「5人の女の子の新人声優のマネージャー役で、アツめの役柄なんです。思っていたよりテンションを上げる感じで、まだちょっと苦戦しています(笑)。現場は、同世代の女の子が5人いるので、いつもにぎやかで。僕は教室にひとり取り残された男子っていう感じです(笑)。イジられたりもしていて、台詞をちょっと噛んだ瞬間に、みんなに『噛んだ〜!』と騒がれたりしています」
前山「イジられてるんだ(笑)」
中尾「そうですね(笑)。完全に受け身です。ドラマ自体は、アニメ『プリキュア』シリーズとコラボしていて、声優業界について、かなりリアルに作られています。今の時代、声優は子供がなりたい職業ランキングの上位ということもあり、声優に興味のある人をはじめ、女の子たちのアツい青春ドラマになっているので、楽しみにしていてください♪」
前山剛久 前山剛久
まえやま・たかひさ
1991年2月7日生まれ、大阪府出身。主な出演作に、『仮面ライダーウィザード』、Dステ19th『お気に召すまま』、舞台『K -MISSING KINGS-』、舞台『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』〜Judge of Knights〜など。
中尾暢樹 中尾暢樹
なかお・まさき
1996年11月27日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、『動物戦隊ジュウオウジャー』主演、ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)、『あいの結婚相談所』(テレビ朝日系)、映画『一礼して、キス』主演など。4月には『はんなりギロリの頼子さん』(関西テレビ)が放送を控える。
D-BOYS前山剛久&中尾暢樹、最近“デビュー”したことを発表♪
ドラマ「御茶ノ水ロック」
テレビ東京にて深夜2時35分〜放送中
舞台『御茶ノ水ロック -THE LIVE STAGE-』
3月30日(金)〜4月15日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
すれ違ってしまった兄弟の絆を中心にバンドにかける男たちの青春を描くオリジナル企画。佐藤流司をはじめとするメインキャストは、TVドラマと舞台両方に出演し、キャストが吹き替えなしでバンド演奏に挑戦。前山は、主人公・片山始(佐藤)がボーカルを務めるバンド「ダイダラボッチ」のギター・奈良悠介役で出演中。
ドラマ『声ガール!』
ABC・テレビ朝日にて、2018年4月放送スタート
声優の知識も経験もない八百屋の一人娘・菊池真琴がひょんなことから声優の世界に飛び込み、4人の声優の卵たちとともに、寮での共同生活を送りながら、プロの声優を目指す「声優×青春」群像劇。アニメ『プリキュア』シリーズとコラボし、アニメの名場面や懐かしいキャラクター、胸に迫る決め台詞がドラマの随所に登場。中尾は、5人が所属するタレント事務所「イハラオフィス」のマネージャー・正田克敏役で出演。
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前山剛久×中尾暢樹
前山剛久くん×中尾暢樹くんのサイン入りポラを2名様にプレゼント!
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件名:前山剛久×中尾暢樹 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。

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deview-oubo@oricon.jp

【応募締切】
2018年3月31日(土)23時59分まで。

※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
※当選者の発表は発送をもって代えさせていただきます。


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