舞台「青の祓魔師」、映画『一礼して、キス』などの人気作に出演! - 宮崎秋人×中尾暢樹 D★DAYS Vol.115 | Deview-デビュー

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vol.115

ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、同連載・初組合せの宮崎くん&中尾くんが登場♪

宮崎秋人×中尾暢樹

撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子

宮崎秋人×中尾暢樹
「中尾は、昔から顔立ちは大人っぽくて。当時、年齢を聞いたら『高校生です』って言われて、衝撃だった」
――お二人はこれまで共演経験はないですが、何か接点はありましたか?
中尾暢樹「レッスンで一緒になったことがあるんですが、すでに秋人くんはミュージカル『薄桜鬼』とか舞台『弱虫ペダル』とかに出演していたし、当時からめちゃくちゃ芝居が上手だなって思っていました。自分の目指すところにいる人であり、まだまだ遠い人だなっていう印象でした。このくらいのレベルじゃないと、プロにはなれないんだなと。どんな役にもハマるし、何でもできる人だから、何か盗めないかなって思いながらレッスンに参加していました。すごく落ち着いているから、呼吸が違うのかな!?とか、いろいろ考えて見ていましたね」
宮崎秋人「いやいや、そんなことないでしょ。あの頃、舞台に出たりしていたから、そこまでレッスンに参加できてなかったけど、いつもレッスンに参加するときには、作品に出させてもらっている分、“恥かけないな”って必死でした。確か、東(啓介)も一緒だったよね」
中尾「はい、同期ですから。でも僕は東ほど、先輩に明るくグイグイいけませんでした(笑)」
宮崎「中尾は、昔から顔立ちは大人っぽくて、当時、年齢を聞いたら『高校生です』って言われて、衝撃だったよ! だからこそ、こっちも何を話していいか、わからなかった。あ〜、やっと二十歳超えたかってイメージで、なんか感慨深いよ(笑)」
宮崎秋人×中尾暢樹
宮崎秋人
――それぞれ、D-BOYSでは比較的新しいメンバーという共通点もあります。
宮崎「僕がD-BOYSに入った後、3ヵ月後くらいに中尾が加入した感じだし、レッスンも一緒に受けていた仲なので、中尾に関してはそこまで先輩・後輩感はないんですよね。D-BOYSの下っ端同士頑張っていこうね!って感じ。でも中尾はさ、D-BOYSの中で一番年下で一番最後に入ってきたから、ポジション的にわかりやすくていいよね」
――というのは?
宮崎「僕の場合は、後輩だけどメンバーよりも年上だったりするから、距離感とかが微妙だったりするです。根岸や(大久保)祥太郎くん、志尊も(堀井)新太も先輩になるけど、実際の年齢は僕より年下だから、会話でも若干、敬語混じりのタメ語になるんです(笑)。(荒井)敦史や(池岡)亮介とは2回共演しているし、だいぶ仲良くなってるからその辺はラクなんだけどね。向こうも、ちゃっかり弟ポジションっぽく接してくる。『ご飯行きましょうよ』『財布持ってきてないけど』って(笑)。だから、中尾のポジションは羨ましいなって思う」
中尾「でも、僕はまだ先輩たちと共演することがないので。一緒になる機会があったら、自分から話しかけていかないとなって思っています」
宮崎秋人×中尾暢樹
中尾暢樹
――舞台作品が多い宮崎くんと、映像作品が多い中尾くん。それぞれの魅力について教えてください。
中尾「僕、舞台の経験がまだまだ少ないんですけど、秋人くんは両方やっていますよね。だから違いをどう感じているのか、すごい気になります!」
宮崎「映像のほうは細かい芝居まで拾われるから、そこまで意識して出さなくてもいいっていうのはあるかな。繊細にできるのが楽しいし、すぐに自分の目でも観られるのがいい。少しずつ撮影していくから、監督とディスカッションして作り上げていくことができるし。ただ、最初から最後まで芝居が繋がっている分、圧倒的に演じやすいのは舞台のほうだなって感じます。映像は時間軸とか、バラバラに撮ったりもして、最初のほうにクライマックスのシーンの撮影をしたりする場合もあるでしょ? だから、あとから“もっとテンション高くても良かったかな?”と思うこともあったりして。そういう点はまだまだ難しいなって思いますし、映像に関しては自分のやり方を模索中っていう感じです」
宮崎秋人×中尾暢樹
中尾「そうですねぇ。映画『一礼して、キス』でも、撮影がいきなり後半のほうの親との葛藤のシーンから始まったりして、そこまでの気持ちを作るのに苦労しました。あと映像だと、引き出しを複数用意していって、監督の要望にその場で応じる柔軟性と瞬発力が必要になってくるなと思います。『動物戦隊ジュウオウジャー』の撮影で最初のころ、気合いを入れすぎて台詞をめちゃくちゃ練習したせいで、台詞を音で覚えてしまったことがあって。監督に言われても、その場で臨機応変に変えらなかったんです。結果、何十テイクもやった記憶が残っています(笑)。それからは、読み込み過ぎるのはやめましたね。台詞は覚えるけれど、パターンは決めつけず、現場で相手との芝居で自然に返すようにしようって」
宮崎「確かに、舞台でも映像でも、台詞はガチガチに覚えていかないなぁ。あとはその場のテンションというか。相手もいることだしね」
宮崎秋人×中尾暢樹
――舞台だと役者に任される部分は大きい?
宮崎「映像みたいにカットがかからないですからね。照明の位置とかもありますし、決まりごとはちゃんと覚えますが、自分の中だけでセリフや芝居を固めすぎないようにはしています。舞台は、大体1ヵ月くらい稽古をするので、その分、芝居のすり合わせはじっくりできる点も魅力だなって思います。自分の考えを通すことも、ときには大事にしていますね」
中尾「舞台って全身で伝える分、稽古の段階から汗だくになっているイメージがあるんですけど、映像はそこまで体力は使わないですね。もちろん、題材にもよりますが。最初の頃は、1カットずつ、すべてに全力というか、力を入れていたんです。でも、シーンにもメリハリがあるし、力を抜くべきところは抜いたりして、もっと自然にやっていいのかなって思うようになりました」
宮崎「舞台だと、自分が出ていくところと、引くところを割とハッキリさせているよ。例えば、舞台『男水!』ではほとんど引いていて、動かないほうがいいなと思ったところは、1ミリも動かなかったシーンもありましたね。舞台って、その人が出てきた瞬間に鳥肌が立つことってこともあるからね。最近も『モマの火星探検記』を観劇していて、主演の矢崎(広)くんが登場してきた瞬間、鳥肌が立って。役者としての力を見せつけるという意味では、ホントにすごい場だなって実感しましたし、悔しいなとも思いました」
宮崎秋人×中尾暢樹
宮崎秋人
――それぞれのお仕事のお話も。宮崎くんが出演している、スカパー!オリジナルドラマ『弱虫ペダル Season2』から。
宮崎「ひたすら自転車で走っています!」
中尾「あれ、どうやって撮っているんですか!?」
宮崎「カメラカーが引っ張っていたり、後ろから追いかけてきたりして撮影していて。実際に自転車で走りながら台詞をしゃべっている感じ。あの自転車自体、まっすぐ走るのも難しいし、タイヤの距離が数センチのところで6人が連なって走ったり、距離間を保ちながらの撮影なのでけっこう大変です。そんな状態で何度も走れないから、位置をチェックしたら、ほぼ本番一発での撮影っていう感じです」
――中尾くんは、7月クール『あいの結婚相談所』に出演していましたね。
中尾「はい。主演の育さん(山崎育三郎)がたくさん話しかけてくださったり、共演者の輪を作ってくださったので、とても楽しかったです。空き時間は、育さんがピアノ弾いてくださって一緒に歌を歌ったり、高梨(臨)さんも元々スーパー戦隊(『侍戦隊シンケンジャー』)をやっていたので、そのことで盛り上がったり、いつもみんなでワイワイしていました。今回やったコメディ作品が楽しかっただけに、真逆のシリアスな作品もやってみたいなって興味が出てきました!」
宮崎秋人×中尾暢樹
中尾暢樹
――そして、11月11日に主演映画『一礼して、キス』が公開されますね。
中尾「撮影していた時期は、『動物戦隊ジュウオウジャー』のヒーローショーをやっている最中に撮影していたので、けっこう体力的にもきつかったなっていう印象です。喉がガラガラになったりしたことも……。初めての恋愛映画で、同世代の役者が多かったので、主演としての下手なことはできないなっていうプレッシャーは大きかったです」
宮崎「恋愛の要素もある作品は経験あるけど、俺は苦手意識が強いな〜。基本、男ばかりの現場が多かったから、女優さんとのお芝居に慣れてないんだよね。演出家にも『お前、(女性の相手)苦手だろ(笑)』って言われたことがありますしね。克服したいと思います」
中尾「確かに最初は緊張したし、恥ずかしかったです。衣装着て役に入ったら、ぜんぜん大丈夫なんですけど、最初の本読みが一番緊張しましたね」
宮崎秋人×中尾暢樹
――対して、宮崎くんはアクションとか躍動感のある男の世界を描いた作品が多いイメージです。10月の舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇もそうですね。
宮崎「はい。前作に引き続き、奥村雪男を演じます。今回も兄・燐を演じるきたむー(北村諒)と奥村兄弟を演じられるのは楽しみですね。きたむーとは共演回数も多いし、同じ年で、ライバルとして意識も強いので、「青の祓魔師」の現場に関してはけっこうバチバチです。お互いの稽古を意識してずっと見てるし、“台詞を噛まない”、“一度言われたことは確実にやる”っていう、ノーミスっていうのを信条としていて、アクションシーンの集中力はすごく高いです。どちらも相当な負けずギライですから。そういう仲間とともに一緒にできるのはすごく楽しいです」
――さらに宮崎くんは、来年春に、海外の演出家と翻訳の舞台『PHOTOGRAPH 51』にチャレンジすることが発表されました。
宮崎「少人数でがっつりストレートの芝居がしたいと思っていたので、楽しみです。演出家の人にお会いしたときに、海外の演劇について、自分の思うことを正直に話したんですよ。ちょっと生意気だろうっていうぐらいの物言いだったのに、それでキャスティングされたので、びっくりしました。しかも、ミュージカル『薄桜鬼』で一緒だった矢崎広くんと久しぶりに共演できるのも、すごく嬉しい。自分のほぼデビューの頃に一緒にやった人たちは自分の中では特別な存在なので、その人とストレート芝居やるっていうのは緊張感もありますし、頑張りたいです!」
宮崎秋人 宮崎秋人
みやざき・しゅうと
1990年9月3日生まれ、東京都出身。ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『弱虫ペダル』、ドラマ&舞台『男水!』など、数多くの人気作に出演。現在、BSスカパー!オリジナルドラマ『弱虫ペダル Season2』に出演中。2018年1月27日公開の映画『ちょっと待て野球部』、4月上演の舞台『PHOTOGRAPH 51』への出演を控える。
中尾暢樹 中尾暢樹
なかお・まさき
1996年11月27日生まれ、埼玉県出身。2016年に『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日系)主演:ジュウオウイーグル/風切大和役を演じ注目を集め、その後、ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ系)、金曜ナイトドラマ『あいの結婚相談所』(テレビ朝日)に出演。
俳優集団D-BOYSの宮崎秋人×中尾暢樹が、最近デビューしたこと、したいことを大発表!
『青の祓魔師』
宮崎くんが出演!
舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇
10月20日(金)〜29日(日)Zeppブルーシアター六本木
11月2日(木)〜5日(日)新神戸オリエンタル劇場
原作は、シリーズ累計発行部数1,700万を突破する人気コミック『青の祓魔師』(加藤和恵/集英社)。魔神の血を引く奥村燐が、過酷な運命に抗い、双子の弟・雪男や仲間とともに悪魔を祓う祓魔師を目指す姿を描く学園ダークファンタジー。
2016年上演の「京都紅蓮篇」に続く新作となる『舞台「青の祓魔師」島根イルミナティ篇』では、原作コミックス10巻から15巻にあたるエピソードを舞台化。前作同様、原作者・加藤和恵の協力のもと、エモーショナルな人間関係の描写と殺陣やダンスを取り込んだダイナミックな演出を得意とする西田大輔が想いを込めて『青の祓魔師』の世界を余すことなく表現する。

©2017 加藤和恵/集英社・舞台「青の祓魔師」プロジェクト
「一礼して、キス」
中尾くんが出演!
映画『一礼して、キス』
2017年初秋公開予定
小学館「ベツコミ」で連載され、コミック累計100万部を突破した色気の魔術師の異名を持つ、加賀やっこによる「一礼して、キス」が遂に完全映画化。
高校3年生の岸本杏(池田エライザ)の弓道をする姿に恋をした三神曜太(中尾暢樹)。そんな三神の不器用ながら一途な杏への想いと、ひたすらに、三神の想いに応えようとする杏。二人は両想いなのに、すれ違ってしまう関係は、胴着男子のイケメンたちの登場で、波乱の予感。果たして二人の行方は? 恋は、いつでもムズムズして難しい<恋ムズ>ラブ・ストーリーの誕生。

©加賀やっこ・小学館/「一礼して、キス」制作委員会
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宮崎秋人×中尾暢樹
宮崎秋人くん×中尾暢樹くんのサイン入りポラを1名様にプレゼント!
【応募のきまり】
件名:宮崎秋人×中尾暢樹 サイン入りポラプレゼントと明記し、本文:[名前]、[年齢]、[都道府県]、[インタビューの感想]、[今後インタビューしてほしい人・要望]を記入して、下記メールアドレスに送信して応募。

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deview-oubo@oricon.jp

【応募締切】
2017年9月30日(土)23時59分まで。

※抽選の上、当選者のみにメールでご連絡いたします。当落のお問い合わせにはお答えできませんので、ご了承ください。
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