vol.112
ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、同い年&地元が一緒、そしてD-BOYS内イチの身長差コンビ・西井幸人くん&根岸拓哉くんが登場♪
撮影/草刈雅之 取材・文/根岸聖子
根岸拓哉「通っていた学校は違うけど、家は歩いて15分ぐらいの距離だよね」
西井「身長も、昔は同じくらいだったしね! 出会った当初は、髪が長くて、勝手にイケイケなイメージだった。顔は、昔はこんな派手な感じじゃなかったよね!?」
根岸「年々、濃くなっているって言われるよ(笑)。ちなみに、今の事務所を決めたのも、幸人がいたっていうのが大きかったと思う。ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでファイナルまで残って、いろんな事務所と面接したけど、迷ってしまって、共通の友人を介して幸人に連絡したんだよね」
西井「僕的には、同じ事務所に入ってくれたら嬉しいな〜みたいな感じで。当時はまだ幼かったし、同じ地元の子がいたら嬉しいと思って」
根岸「事務所の人とも何度も面接を重ねて、この事務所にしようって決めたんです。俳優集団D-BOYSがあったし、一人よりは、グループみたいなものに入れたほうがいいなって」
西井「あんま変わってない(笑)。2cmくらいかな? 中学生の頃からほぼ変わってないんだよね」
根岸「中高の思春期に、朝から晩までほぼ毎日一緒。イヤになるくらい、いつも隣りに幸人がいた(笑)」
根岸「起こすのがホントに面倒臭かった!」
西井「どっちも寝ちゃって、寝過ごしたこともあったよねぇ〜」
根岸「しかも、毎回、こっちからは誘ってないのに、『明日、何時?』とか聞いてきて。『何時何分の電車に乗る』って言ったら、『じゃ、僕もそれで行く』って。別に合わせなくてもいいのにな〜って思ってた(笑)。あと、幸人がレッスン着とシューズを家に忘れたことがあってさ。当時、幸人は都内の高校に通っていたから、『ねぎちゃん、家まで行って持ってきて』って頼まれて、僕が学校帰りに幸人の家まで自転車行って、幸人のお母さんから渡されたこともあった(笑)。そのせいで、僕、5分くらい遅刻して怒られたんだから!」
西井「ごめんねぇ(笑)」
根岸「ダメだったら、言われるだろうなって思うからね」
西井「いや、すごいよ。僕は聞いてからじゃないとダメ。ソワソワしちゃう。僕らが芝居をしているすぐ側で、小次郎がこそっと何かやっていたりするから、それはドラマの見どころの一つにもなると思う」
根岸「言葉数は少ないけど、僕らが演じたメンズ5は朝晩、ずっと一緒にいるからね。朝に一言、夜に一言しか、しゃべらないとかがあったりするので、そりゃあ、何かやりたくなりますって!(笑)」
西井「漫画だと絵だから止まっているけど、人間だからね。キャラクターを守りつつ、壊さない程度にだけど、常にどっしりしていて、グイグイいく度胸があるところはすごいよ」
根岸「『ファイブ』のスタッフさんが、以前『クズの本懐』でお世話になった方々だったし、一度ご一緒したことのあるスタッフさんたちだからっていうのも大きいよ」
西井「ないんかい!!(笑)」
根岸「ウソウソ。『ファイブ』では、幸人が演じるナオは芝居パートが多いですけど、純粋に上手いなって思いましたね。幸人が会話をする部分をずっと近くで見ていたから」
西井「僕の役は、原作とまたちょっと違ったシナリオになっていて。なぜ、ナオがメンズ5に入ることになったのかっていうエピソードがあってね」
根岸「そうそう。みんな、ナオに対してすごくカッコイイ台詞を言うんですよ。あのエピソードは良かったし、見どころです。僕の台詞は3文字だけだったけどね(笑)」
根岸「うん。台詞が多いほうがラクとは思いませんけど、台詞があったほうが動けるんですよね。無言で動くのは難しかったな」
西井「ヒントがどこにもないしね。僕も、台詞が無かった日が2、3日あったけど、普段しゃべっているからなかなか難しくてなるべく誰かと一緒にいるようにしてた。ホントにね、根岸の苦労がわかったよ」
根岸「最初のほうさ、みんな、ふざけて『根岸はセリフが無くていいな』って言ってたよね。でも、それぞれが丸一日台詞がないって日もあったりして。『根岸、大変だったんだな』ってみんな声かけてくれました(笑)。台本でも、<小次郎、後ろで見ている>とか書いてあるだけで。他の人の台詞とかで、自分がどう動くかっていうのはなんとなく想像できるけど、想定外のこともあるからね。みんながどういう芝居をするかは、現場に行かないとわからないので」
西井「わりと好きに動いてって感じだったよね。ドライで自分たちなりに考えて動いて試して…っていう感じでした」
根岸「みんな、やっぱりキャラクターを理解するのが上手いよ。僕ら、そんなにマンガ原作とかやる機会がなかっから、新鮮だったな」
根岸「キャラは崩してないよね?(笑)」
西井「遊べる回だったからね」
根岸「ナオは振り幅のあるキャラクターで、そこを幸人はちゃんと表現していたと思う。可愛くなければいけないところでは、存分に可愛くしていたし。まぁ、幸人が可愛いかどうかは、視聴者のみなさんの判断に任せるとしても(笑)、5人のバランスの中でもいい感じに輝いていたよ」
西井「深夜帯のドラマなだけに、萌えシーンも盛りだくさんですから!」
根岸「キュンキュンするってことね?」
西井「そう。深夜に思わず大声を出さないよう、気をつけてくださいね(笑)」
にしい・ゆきと
1995年6月14日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、映画『告白』、映画『悪の教典』、映画『鈴木先生』、ドラマ『35歳の高校生』(日テレ系)、舞台『寝盗られ宗介』、舞台『お気にめすまま』 など。
ねぎし・たくや
1996年3月12日生まれ、埼玉県出身。主な出演作に、ドラマ『お迎えデス。』(日テレ系)、『念力家族シーズン2』(NHK Eテレ)、『ウルトラマンギンガ・ギンガS』主演(テレビ東京)など。7月1日公開の映画『身体を売ったらサヨウナラ』、7月19日から上演される舞台『TAKAYUKI SUZUI PROJECT OOPARTS Vol.4「天国への階段」』に出演。
(C)ふるかわしおり/双葉社 (C)フジテレビ
2017年夏FOD(フジテレビオンデマンド)にて配信予定!
フジテレビ地上波でも放送予定
特Aクラスには、学園の超人気者であるメンズ5の「清水トシ」(佐藤流司)、「泰楽ジュン」(黒羽麻璃央)、「岩淵拓依」(松岡広大)、「有沢ナオ」(西井幸人)、「矢内小次郎」(根岸拓哉)がいた。ひなと出会ったメンズ5は、その純真さや可愛らしさに惹かれ、「姫」と呼んで、親しくなっていく。これまで転校が多く、普通の学園生活に憧れを抱いていたひなだったが、宗珱学園は、ハチャメチャな学園行事目白押しで、超個性的な生徒達が集う、常識離れした学園。そんな学園でメンズ5と共にありえないイベントの数々を経験していくことになるが…。
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