vol.109
ドラマや映画、舞台などマルチに活躍する、ワタナベエンタ―テインメントの『俳優集団D-BOYS』。そんな彼らのDramaticなDream Lifeに直撃する連載企画! 今回は、この春にドラマ出演を控える和田正人くん&瀬戸康史くんが登場♪
撮影/大槻志穂 取材・文/根岸聖子
和田「それについては、瀬戸康史が距離を詰めてきた感じはありますね(キリッ)」
瀬戸「えっ(笑)。どういうことですか!?」
和田「そもそも、僕のイメージでは、瀬戸はあまり他人と積極的に関わるタイプではなく、家にいることを好む人だったんです。だから、余計によく覚えているんだけど、3年くらい前に、舞台を観に行った先で偶然会ったときに、瀬戸が『飲みに行きませんか?』って言ってきたことがあって。“えっ!?”ってすごいびっくりしたのと同時に、“変わったな〜”と思いました」
和田「そうそう。鈴木裕樹たちと近所のご飯屋さんに行くって話をしたら、『僕も一緒に行っていいですか』って。“えっ、本当に来るの!?”って確認しつつ、大衆食堂で一緒にご飯食べて話した。そこから距離が縮まった感じはあるな」
和田「そういうことが何回かあったよね。というか、D-BOYSってなんだかんだ、繋がっているんですよ。LINEグループも全員で作っているし、何ならD-BOYSを卒業した城田(優)も遠藤(雄弥)も加治(将樹)も入ってるからね。べったりってわけじゃないけど、交流は割とあるほうだと思う」
瀬戸「仲間意識は強いですよね」
和田「流れで出てくることはあるけど、大体、最初はくだらない話から入るからね(笑)。いきなり真剣に話すのは恥ずかしいっていうのもあるから、むしろ、あんまり仕事の話をしない。したとしても、“(舞台の)本番、もう半分くらいやった!?”っていうようなライトな感じです」
和田「確かに、カメラの位置はすごい気にしたな。朝ドラの撮影は火曜日から金曜日で、土日休み、月曜日がリハっていうスケジュールなんです。リハーサル自体は撮影の流れの確認という感じで。本番前に一度準備ができるので、僕ら役者としてもありがたい」
和田「もともと作品に入る前から、『世界』という作品では悩むだろうなって予感がしていたんだよね。キャリアや年齢を重ねていくうちに、一つのことで悩み続けるってことは少しずつ減っていくものだけど、だからこそ、逃げてしまってはものにできないし、そういう時間も自分にとっては必要だろうと思っていて。『世界』では、とことん、自分にダメ出しをして、向き合うことができたと思う。……という僕の話は置いといて(笑)」
瀬戸「そうですねぇ」
和田「自分に何かテーマや課題を作って、そこに向かって一直線に努力していくタイプだからね。根が本当に真面目だし」
瀬戸「アハハハハ! それは楽しみですね(笑)」
和田「いや、やり過ぎるのは好きじゃないんだよ。瀬戸が『陥没』でやっていた役も、ちょっと一人だけ色の違うキャラクターだったけど、ちゃんとその人になってた。だから、彼の発言の一つひとつが面白くなってたんだよね。コメディってそうあるべきで、まずはその人をちゃんと演じなきゃいけない。でも今作は、同じ空間にいる役者さんとの空気を感じながら、合わせていく感じかな。真ん中に立っているわけじゃないから、ある程度、動かしたほうが作品が膨らむかなぁっていうのもあるし」
瀬戸「でも、それで監督のOKが出てるんだったら、芝居として間違ってないってことですよね(笑)。面白そう。僕もすごい観たくなってきました」
わだ・まさと
1979年8月25日生まれ、高知県出身。NHK 大河ドラマ『おんな城主 直虎』に松下常慶 役で出演。さらに2017年は、映画『花戦さ』(6月3日公開)、映画『関ヶ原』(8月26日公開)が控える。
せと・こうじ
1988年5月18日生まれ、福岡県出身。シアターコクーン・オンレパートリー+キューブ2017 昭和三部作・完結編『陥没』(作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチ)に出演中(3月6日まで森ノ宮ピロティホールにて上演)。NHK BSプレミアム『幕末グルメ ブシメシ!』主演。そのほか、映画『ミックス。』(2017年秋公開)に出演、そして主演舞台『関数ドミノ』が10月に控える。
© テレビ東京
土曜ドラマ24『マッサージ探偵ジョー』
2017年4月放送予定 テレビ東京系
© テレビ東京
ドラマ特別企画 大沢在昌サスペンス「冬芽の人」
4月5日(水)夜9時放送 テレビ東京系
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vol.117(2017.11)瀬戸康史×堀井新太
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vol.88(2015.6)陳内 将×池岡亮介
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vol.87(2015.5)牧田哲也×三上真史
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