話題の写真スタジオ「スタジオ☆ディーバ」でオーディション写真撮影を体験取材！｜読者レポーター企画「TeamD」Vol.9

そしていよいよ撮影スタート。まずは露木さんの上半身写真から。椅子に着席して姿勢が良くみえる角度などを細かくアドバイスしてもらいつつ、テスト撮影に臨む。カメラマンさんとヘアメイクさんがモニターを確認しながら、ライティングの調整を行ったり、調整したライト下で最もキレイに写るように、ヘアメイクさんが仕上げメイクで微調整をしてくれた後、いざ本番撮影へ。
「目線はレンズのちょっと上を見て」「歯が見えるように思いっきり笑って」と、カメラマンさんのアドバイスを受けながら、体の向きや顔の角度などを変えつつ撮影。途中、モニターで写真を一緒に見ながら、「最初に撮った写真はコレ。悪くはないけど、その後にライトの角度を変えて撮ったこっちのほうが爽やかに見えるのかもしれないね」「こういう風に顔が前に出てしまうと姿勢が悪くみえるから、顔は少し引いて顎ももう少し引き気味のほうが良いかもしれない」など、撮影した写真を比較しながら説明してくださるカメラマンさんの言葉に、露木さんも「本当ですね。ぜんぜん違う！」と納得の様子。

全身写真でも同じようにテスト撮影を行い、ライティングやメイクの微調整をしながら本番撮影へ。「左足は横向き、右足は正面の方向で、踵に重心をかけて立つ」と、カメラマンさんが細かくアドバイスをもらいながら、姿勢を整えていた露木さん。撮影にもだんだんと慣れていったのか、「背筋伸ばして、肩の力は抜いて」「手は軽く握るイメージで」「顎は軽く下げて」「今度は足を開いて立ってみよう」というカメラマンさんからの指示にも臨機応変に対応し、撮影を楽しんでいた。

続いて天野さんの撮影へ。露木さんと同様、まずは上半身写真のテスト撮影から。「このライティングの写真だと元気で明るい感じになるけど、顔が少し丸く写るんだよね。こっちのライティングだと顔に陰影がついてスッキリ見える」と、写真を確認しながら顔や体の角度、ライトの位置を調整しつつ、ヘアメイクも最終仕上げ。「胸は張って、首は少し後ろに引っ張られるイメージで」との指摘に、姿勢を整えていざ本番へ。普段、オーディション用の写真を撮る際、「自然に笑えないことが悩み」と言っていた天野さんも、コミュニケーションを取りながらの撮影に、自然と笑顔が溢れ、満面の笑顔写真を見て「すごい!!」と満足げ。

全身写真でも、テスト撮影で“やや右向き”、“やや左向き”の両方を撮影して、「天野さんの場合、上半身は左向きのほうが良かったけど、全身は右向きのほうが少しスッキリして見えるね」と、写真を確認しながら体の向きを決める。そこから足の向きや重心、手の置き方など、細かいアドバイスをもらいながらポーズを決めていき、いざ本番撮影。「重心は後ろ足の踵だけど、意識しすぎると反り腰になってお腹が出ちゃうから、頭のてっぺんを上に引っ張るようなイメージで立ってみて」「前に出している左足のつま先はもう少し正面に向けたほうが、カメラの特性上、脚が長くみえるから意識して」と、カメラマンさんから細かな指示が飛ぶ。少し大人な雰囲気にしたいという希望があった天野さんは、白シャツ＆デニムに加え、着替えて全身黒コーデでの撮影も。脚をクロスさせたり、大きく脚を開いてカッコ良く立ってみたり、いろんなポーズで全身写真を撮影。最後に撮影した写真を確認しながら、天野さんは「自分じゃないみたい！すごく良い！」と声を弾ませていた。

　撮影を終えて、露木さんは「スタジオでオーディション用の写真を撮影してもらうのは、今回が初めてだったのですが、たくさんの気づきがありました。自分を180度ガラっと変えるというよりは、自分の良いところを活かして撮影してもらえたことがすごく嬉しかったです」と語り、天野さんも「体の重心やポーズなど、細かくアドバイスいただいて、手を前に出したり、腰に当てたりするだけでも写真の印象が全然違ったり、すごく勉強になりました」と、今回の撮影体験でたくさんの気づきがあった様子の2人。今後のオーディション挑戦の際にも今回の体験で得たことを活かせそう！と意欲を見せていた。