仮面女子かんさつ記 Vol.7 | Deview-デビュー
アイドルの命である顔を仮面で隠し、秋葉原の常設劇場『P.A.R.M.S』で1年365日連日ライブを行う“最強の地下アイドル”仮面女子。幾多のオーディションで涙を飲んできたメンバーたちが、この場所で全力を振り絞り、オリコン週間1位、地上波冠番組とチャンスをつかみとってきた。夢のさいたまスーパーアリーナワンマンは11月23日! Deviewは彼女たちの奮闘を「観察」し続ける!
仮面の下の〇〇な素顔に迫るスペシャルインタビュー
彼女が仮面をはずしたら
ジェイソンマスクをかぶりエネルギッシュかつパワフルなパフォーマンスを繰り広げる「仮面女子」たち。
その仮面の下の個性的な素顔をインタビューで公開しちゃいます!!
月野もあMOA TSUKINO
「声優志望だったのに、アイドルのカッコよさに完全に感化されてしまったんです!」
――趣味・特技がベース、アニメ声、空手…という振り幅の大きさが魅力で、アーマーガールズの中心メンバーとしても活躍しているもあさん。いつごろからアイドルになろうと思うようになったんですか?
「実は私、アイドルにはまったく興味がなかったんです(笑)。なりたかったのは声優さんで、19歳のときに応募したエイベックスさんの声優オーディションではファイナルまで行きました。合格はできなかったんですけど、最終審査は東京女子流さんも出るイベントの前座に一人ずつステージでアニメソングを歌って踊る、というもので。それまでは自分が人前で歌って踊るということを想像したこともなかったんですけど、挑戦してみるとすごく楽しかったんです。それがアイドルに興味を持ったきっかけですね」
――アイドルに興味がなかったというのは意外ですね。では、現在所属しているアリスプロジェクトに入ったきっかけは?
「『月刊デ☆ビュー』さんなんです。以前ダイコクドラッグのイメージガールの募集が載っていましたよね? それがきっかけになりました。私は大学生で教職課程も取っていたので、かなり忙しくなることはわかっていたんですけど、“きっとイメージガールは短期のお仕事だから、忙しくてもできるかな?”と思って応募したんですね。でも、事務所のオーディションを受けにきたときに専用劇場のP.A.R.M.S(パームス)を見てみたらすごくきれいで、ライブもカッコよくて! 完全に感化されて、“私もアイドルになってあのステージに立ちたい!”と思ってしまったんです」
――そして、無事にオーディションにも合格し、アリスプロジェクト所属となったわけですね。今はステージ上で弾けるようなパフォーマンスを見せていますが、元から明るく元気な性格だったんですか?
「いえいえ、私はあまり活発なタイプではなくて(笑)。おとなしくもないけど、元気で目立つほうでもなかったです。今も大学に通ってるんですけど、もともと音楽が大好きだったので、大学に入ってからはバンド活動をするようになりました。性格的にはロックとかっていう感じではないんですけど、“バンドをやるからには本気でやりたい!”とヘドバンしながらメタルをやったりしました(笑)。地毛を4回くらいブリーチして完全に金髪にしたり、デスメイクをしたり。いつもの自分とライブの自分では、ぱちんとスイッチを切り替えていましたね」
――デスメイクのもあさん、想像がつかないです(笑)。多忙な大学生活とアイドル活動の両立は大変そうですね。オフのときはどんなことをしていますか?
「大学の課題をこなしていることが多いかなぁ? あと、大学の友達と遊びにいったり、バンドの後輩のライブを観にいったり、普段できない大学生らしい時間を過ごしています」
――アイドルになってから変わったことは何かありますか?
「たぶん、考え方が変わったと思います。アイドルになって、人との出会いが本当に増えました。ファンの方、スタッフ、メディアの方…。年齢も性別も本当にいろいろで。同世代の子たちの中で生きていたそれまでの生活とは大違いですよね。たくさんの人と接しながら、それぞれの生き方や考え方を知ることができ、私も人間的に成長できたような気がします。“年齢が違っていても、こういうところは変わらないんだな。でも、こういうところはやっぱり違うんだな”ということもわかりました」
――超個性的なメンバーが揃っている仮面女子ですが、もあさんの「ここは他のメンバーに負けない」ポイントは?
「自己紹介では“アリスのベーシスト、月野もあです”と名乗っているので、音楽愛に関しては他のメンバーに負けたくないなと思っています。正直、歌やダンスはまだ苦手。でも、幅広くいろいろな音楽を聴いてきましたし、曲の中で使われている音の数まで聞き分けたり、ベースも耳コピで弾いたりできます。音楽を一番語れるメンバーでありたいな、と思っています」
――仮面女子の注目度はどんどん上がってきていると思いますが、そのすごさはどんなところにあると思いますか?
「アイドルなのに体育会系、というところだと思います(笑)。イベントや対バンでいろいろなアイドルさんに会いますけど、仮面女子ほど体育会系なところはないんじゃないかなと思います。団結力やしっかりした挨拶、ライブのアクティブさ、力強さ…本当にすごいと思います」
――オリコンシングル週間ランキングで首位を獲得し、テレビでは冠番組に出演。11月23日にはあのさいたまスーパーアリーナで単独ライブ“地球のおへそ”も開催しますね。そんな中、もあさんが抱いている目標は?
「とにかく、今はさいたまスーパーアリーナのライブですね。ファンの方たちはもちろん、まだ仮面女子のライブを観たことがないという方、最近増えている海外のファンの方たちにも会場に足を運んでいただきたいです。最近はライブが近づいてきているのをひしひしと感じてきているので、今できることを全力でやり、大成功させたいと思います。ライブを成功させることが、たくさんの方に仮面女子のことを知っていただけるきっかけにもなると思うので」
――では、最後にデビューを読んでいる皆さんにメッセージをお願いします。
「はい! 私も皆さんと同じようにデ☆ビューを見ていて、それがきっかけで芸能界に入ることができました。皆さんにとっても、この記事が“デビュー"のきっかけになるといいなと思います。私たち仮面女子は1年365日秋葉原でライブをやっているので、ぜひ一度劇場に来て、私たちのパフォーマンスを観ていただきたいです。そして、もしも“あのステージに立ってみたい”と思ったら、ぜひオーディションに応募してくださいね。待ってます!」
撮影/厚地健太郎 取材・文/小沢康弘
profile
月野もあ(つきの・もあ)●1994年3月7日生まれ、埼玉県出身。 仮面女子:アーマーガールズ。Prismのセンターとしても活躍。特技はアニメ声(セリフや電波ソングを歌うこと)、 ベース、パソコン、空手、股割り360度回転。『ベース・マガジン』9月号(リットーミュージック)よ、りベースグラビア連載『VISUAL COLLABORATION feat.月野もあ』がスタート。仮面女子として、11月23日、さいたまスーパーアリーナにてワンマンライブ『地球のおへそ』を開催する。
仮面女子とは?
アリスプロジェクトに所属する“最強の地下アイドル”〈アリス十番/スチームガールズ/アーマーガールズ〉がコラボレーションした超大型ユニット。
異形とも言えるホッケーマスクをかぶったアキバ系アイドル集団。
芸能界に居場所が無くなった【選ばれなかった者達】が集まり、顔を隠すことで個人のアイデンティティを捨て、代償に群れとしての強烈なアイデンティティ手に入れた。
自らを地下アイドルと名乗り、ライブ本数は年間1000本を超え現在アキバ系アイドル最強の名を欲しいままにしている。
▼現在新しい仲間を募集中!! 仮面女子新ユニット1期生アイドルオーディション
〜ライブを軸に様々なメディアに活動の場を拡大中〜

★2015年11月23日(月・祝)仮面女子ワンマン
さいたまスーパーアリーナ!
http://www.alice-project.biz/special/fc

★キャパ400名以上、アイドル業界最大級
秋葉原の常設劇場P.A.R.M.Sで365日毎日ライブ公演中!
http://www.alice-project.biz/parms

★地上波冠番組

TOKYO MX 毎週金曜25:35〜25:40
『やりきり!仮面女子 天下取るなら、イッちゃって!』
http://www.alice-project.biz/dailyalice/tube?id=11

★業界初!毎日更新ドキュメンタリー『地下アイドル〜純血〜』
http://www.alice-project.biz/dailyalice
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