仮面女子かんさつ記 Vol.5 | Deview-デビュー
アイドルの命である顔を仮面で隠し、秋葉原の常設劇場『P.A.R.M.S』で1年365日連日ライブを行う“最強の地下アイドル”仮面女子。幾多のオーディションで涙を飲んできたメンバーたちが、この場所で全力を振り絞り、オリコン週間1位、地上波冠番組とチャンスをつかみとってきた。夢のさいたまスーパーアリーナワンマンは11月23日! Deviewは彼女たちの奮闘を「観察」し続ける!
仮面の下の〇〇な素顔に迫るスペシャルインタビュー
彼女が仮面をはずしたら
ジェイソンマスクをかぶりエネルギッシュかつパワフルなパフォーマンスを繰り広げる「仮面女子」たち。その仮面の下の個性的な素顔をインタビューで公開しちゃいます!!
立花あんなANNA TACHIBANA
「私が芸能界を目指したのは19歳から。あきらめないことが大切です!」
――不動のセンターとして仮面女子を引っ張る立花さん。そもそもアイドルを目指したきっかけは?
「小学生のころにモーニング娘。さんが大好きだったんです。メンバーの中では、特に加護亜依さんが好きで。いつもモーニング娘。さんの真似をして歌ったり踊ったりしていました。私自身、モーニング娘。さんの歌やダンスから元気をもらいましたし、自分もそういうお仕事ができるといいなと思うようになりました。“アイドルって私にとっては天職かも!”って思っていましたね(笑)」
――実際に所属事務所のアリスプロジェクトに入ったのはいつごろでしたか?
「4年前です。19歳まで普通に短大に通っていました。短大は1年生から就職活動を始めないといけないんですけど、自分の人生を改めて見つめ直したとき、“私がやりたいことはこれじゃない”と思ったんです。人生は一度きりだし、やりたいことをやって生きていこうと思って、本気で芸能界を目指すことにしました。デ☆ビューさんの募集情報は小学生のころからずっとチェックしていたんですけど、19歳でアリスプロジェクトの募集を見つけて応募しました」
――高校まではどんな生活を送っていましたか?
「私は学校大好きっ子でしたね(笑)。小中高とほとんど休まずに皆勤賞で、仲の良い友達もたくさんいて、いい思い出ばかりです。今でも、友達が私の生誕祭に来てくれるんですよ。当時は今と変わらず元気で前向きな子。行事になると燃えるタイプで、高校のころは体育祭や文化祭の実行委員長をやっていました」
――高校時代でよく覚えている青春のエピソードがあれば教えてください。
「自転車通学だったので、帰りによく友達と一緒に自転車でいろんなところへ行っていましたね。家は東京なんですけど、友達とおしゃべりしながら自転車をこいで、2時間くらいかけてディズニーランドまで行ったこともあります」
――2時間! 帰りも含めると往復4時間ですよね…。ディズニーランドで遊んで帰ってきたんですか?
「ディズニーランドの前まで行っただけなんですよ(笑)。お店を外からチラチラ見て、“今度遊びにこようね”と言いながら、何もしないで帰りました。それでも楽しかったです。青春でしたね〜」
――今は忙しい毎日だと思いますが、オフの日は何をして過ごしていますか?
「脚のマッサージとか、体のメンテナンスをしています。オフは平日が多いので、なかなか友達とは予定が合わず、一人で街をぷらぷらすることもありますね。あとは、去年、Zepp 東京でやったワンマンライブの映像を観たり、ドラマや映画を観たり、ブログを一生懸命書いたり。オフでも常に仮面女子の活動が頭にある感じです」
――すごいですね。アイドルになったことで「自分は変わったな」と思うところはありますか?
「ファンの方たちに出会えたおかげで、前よりも自分に自信が持てるようになりましたね。普通に暮らしていたら、たくさんの人から評価してもらえる機会ってあまりないと思うんです。私はアイドルになったことでファンの方たちに評価してもらえるようになり、それが自分を見つめ直して成長していくきっかけになりました。応援してもらうと元気も出ますね」
――「アイドルになってよかった」と思うことは何でしょう?
「自分のパフォーマンスを観て笑顔になってくれる人がいると、“やっててよかったな”って心から思います。あと、お誕生日にライブを観にきてくれるファンの方もいて。お誕生日だけじゃないですけど、自分にとって一番大切な日に“仮面女子のライブを観たい”と思ってもらえるのは本当に嬉しいです」
――仮面女子は大所帯でメンバーひとりひとりが本当に個性的ですよね。そんな中、立花さんが「ここは他のメンバーに負けない!」と思うところはどこですか?
「今、私は仮面女子でセンターをやらせてもらっています。歌もダンスも飛び抜けてうまいとは自分では思っていないですけど、“やっぱりあんなちゃんはいいね。すごいね”って言ってもらえるのは嬉しいですし、これからもそういう存在でありたいと思います。まだまだ“誰にも負けないぞ”と言えるほどではないので、11月23日のさいたまスーパーアリーナでのワンマンライブに向けて、もっともっとパフォーマンス力をつけていきたいです!」
――地下アイドルでありながら、さいたまスーパーアリーナでワンマンをするのは本当にすごいですね。立花さんが考える仮面女子のすごいところを教えてください。
「這い上がる力、ですね(笑)。私たちは地下アイドルですけど、美川憲一さんと対談させていただいたり、テレビでは三田佳子さんと共演させていただいたり、それこそZepp 東京やさいたまスーパーアリーナという大きな会場でワンマンライブをしたり。みんながビックリするようなイベントに挑戦してきています。以前に比べるとだいぶ名前を知ってくださる方も増えてきているんですけど、“なんだ、こいつら”と思われることもあります。正直、どこのアイドルさんよりも叩かれていると思います(笑)。でも、強いハートで活動を続けていますし、パフォーマンスも最強だと思っています。このままみんなで這い上がって、仮面女子を全世界に広めていきたいです」
――立花さんの今後の夢、目標は?
「去年から台湾、香港などに行かせていただいて、海外進出が増えてきました。行く先々の国ではけっこう私たちのことや楽曲まで知っていてくださっていたり。『夏だね☆』という曲では、いつもライブで私がゴムボートに乗って客席の中を運ばれていく“大航海"というのをするんですけど、海外でやるとお客さんが本当に大喜びしてくださるんですよ(笑)。最近は、劇場にも海外からのお客さんが増えてきました。もっともっと世界中の方に知っていただけるユニットになりたいです」
――では、デビューをお読みの皆さんにメッセージをお願いします。
「はい。私も小学生のころから『月刊デ☆ビュー』を見てきましたけど、オーディション情報というのは夢がたくさん詰まっていますよね。きっと皆さんも“アイドルになりたい”“芸能界に入りたい”という夢を持っていらっしゃると思います。アイドルに興味がある方は、仮面女子になってみませんか? アイドル活動は楽しいことばかりじゃないですけど、“夢をかなえたい!”という強い気持ちがあれば、いつかアイドルとして最高のパフォーマンスができるようになると思いますし、私もそういう人と仲間になってステージに立ちたいです。人生は一度きり、あきらめずに夢を追い求めていきましょう!」
撮影/厚地健太郎 取材・文/小沢康弘
profile
立花あんな(たちばな・あんな)●1992年2月29日生まれ、東京都出身。メンバー内で唯一赤い仮面を被り、アリス十番および仮面女子のセンターを務める。写真集『水着仮面』(双葉社)など雑誌グラビアでも活躍中。仮面女子として、11月23日、さいたまスーパーアリーナにてワンマンライブ『地球のおへそ』を開催する。
仮面女子とは?
アリスプロジェクトに所属する“最強の地下アイドル”〈アリス十番/スチームガールズ/アーマーガールズ〉がコラボレーションした超大型ユニット。
異形とも言えるホッケーマスクをかぶったアキバ系アイドル集団。
芸能界に居場所が無くなった【選ばれなかった者達】が集まり、顔を隠すことで個人のアイデンティティを捨て、代償に群れとしての強烈なアイデンティティ手に入れた。
自らを地下アイドルと名乗り、ライブ本数は年間1000本を超え現在アキバ系アイドル最強の名を欲しいままにしている。
▼現在新しい仲間を募集中!! 仮面女子新ユニット1期生アイドルオーディション
〜ライブを軸に様々なメディアに活動の場を拡大中〜

★2015年11月23日(月・祝)仮面女子ワンマン
さいたまスーパーアリーナ!
http://www.alice-project.biz/special/fc

★キャパ400名以上、アイドル業界最大級
秋葉原の常設劇場P.A.R.M.Sで365日毎日ライブ公演中!
http://www.alice-project.biz/parms

★地上波冠番組

TOKYO MX 毎週金曜25:35〜25:40
『やりきり!仮面女子 天下取るなら、イッちゃって!』
http://www.alice-project.biz/dailyalice/tube?id=11

★業界初!毎日更新ドキュメンタリー『地下アイドル〜純血〜』
http://www.alice-project.biz/dailyalice
Archive
×