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2018/11/03 18:28
佐藤寛太、役さながらのお調子者らしさを発揮「(一番モテるのは)控えめに言って僕かな(笑)」
劇団EXILEの佐藤寛太が3日、都内で行われた、映画『走れT校バスケット部』の初日舞台挨拶に登壇。モテたくてバスケ部に入部したという自身の役柄について、「普段モテてるから、気持ち作るのがちょっと難しくて(笑)」と役さながらのお調子者らしさを発揮。しかし、古澤健監督から「(佐藤が)脱いだりするのが好きっていうことも含めて、"モテない"というのが合っていると思って、ある種あて書きだった」と暴露され、笑いを誘っていた。
原作は、実話に基づいた青春小説『走れ!T校バスケット部』(松崎洋著・幻冬舎文庫)。バスケの強豪・白瑞高校をいじめにより自主退学し、通称“T校”と呼ばれる多田野高校に編入した主人公・田所陽一(志尊)が、個性的なチームメイトと出会い、仲間とバスケする楽しさを思い出していく物語。弱小バスケットチームの成長を通し、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の想いを描く。
初日舞台挨拶には、佐藤のほか、志尊淳、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、鈴木勝大、西銘駿、阿見201、古澤健監督が出席。舞台挨拶ではまず、「一番男気のあるキャストは誰か?」という話題からスタート。男気があると思う人を一斉に指差しで決めると、早見・戸塚・佐藤・鈴木・阿見・古澤監督が志尊を選択。志尊を選んだ理由について、佐藤が「メシ、おごってくれるんですよ、大好き!」と即答すると、志尊はすかさず「俺は財布かっ!!」とツッコミを入れる。
そんな中、西銘が佐藤を選んだと話すと、嬉しさのあまり思わず一歩前に出る佐藤。そんな佐藤の姿に早見は「誉められたくてしょうがないんじゃん!!」と苦笑い。改めて西銘が「みんなで、バスケの1on1で戦っていたときに、寛太くんだけ、ボディがぜんぜん違った。まったく揺るがないんですよ」を称賛すると、佐藤は満面の笑みを浮かべ、「佐藤寛太です! 名前だけでも覚えて帰ってください!!」と客席に猛アピールしていた。
また「もし同じ学校に通っていたら、誰が一番モテていたか?」という質問に対しては、戸塚が志尊・佐野・佐藤を指して、「ここの3人なんじゃないの?」と回答。すると佐藤は「まあ、控えめに言って、僕かなってちょっと思った」と得意げに語り、「劇中ではモテたくてバスケを始める役だったんですが、普段モテてるから、気持ちを作るのがちょっと難しくて……」と役さながらのお調子者らしさを発揮。監督からは「あのさ、寛太。(佐藤が)脱いだりするのが好きっていうことも含めて、モテないというのが合っていると思って、ある種あて書きだったんだよ」と諭されたものの、めげずに「僕は僕に一票を入れたいと思います」と笑顔を見せる。
そして紅一点の早見は、「みんなそれぞれ個性があって、それが誰も重ならないから……一番って決められないですよね?」と客席に同意を求めつつ、「だって、みんなイケメンだもん。心も見た目も!!」と上手くまとめると、会場からは拍手が巻き起こった。
さらに、"雑草チームが奇跡を起こす"という本作にちなみ、「最近身近であった奇跡」についてトークを展開。志尊は、連続テレビ小説『半分、青い。』出演中に起こった奇跡として、「佐藤健くん演じる律に『アーモンドチョコレートみたいな瞳』って言うシーンがあって、その翌日に、競馬でアーモンドアイという馬が1着になったり、劇中で『14番目の月』を歌ったときも、たまたまその日が14番目の月の日だったという奇跡があった」と告白。
「Instagramのフォロワーが3日一気に1,000人減った」(佐野)、「オフの日に群馬に行って、喫茶店でトースト食べてたら、隣に(戸塚)純貴が居た」(鈴木)と、キャスト陣が"奇跡のエピソード"を披露する中、佐藤は「11月3日というこの日に、みなさんとこうして初日を迎えることができたっていうことが奇跡だと思います!」とファンにアピールし、場を盛り上げていた。
最後に志尊は、「去年撮影をして、みんなでたくさん宣伝活動をして、今日やっと公開ということで、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」と述べ、「みんなで体を張って、役者人生を賭けて作った作品です。多くの方に届くのか心配や不安な気持ちもありますが、ぜひみなさん、T校バスケ部の部員としてお力添えいただけたらと思います」と呼びかけ、舞台挨拶を締めた。
映画『走れ!T校バスケット部』は、全国東映系にてロードショー。なお、オーディションサイト『デビュー』では、バスケオタクで知識はあるが実力が伴わない、チームのムードメーカー・川崎裕太役を演じた戸塚純貴のインタビューを掲載中(下記リンク参照)。