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2018/10/12 17:32
志尊淳、佐野勇斗らが、ユニフォーム姿でスポーツの神に”必勝(大ヒット)”を祈願
俳優・志尊淳が主演を務める、映画『走れ!T校バスケット部』の大ヒット祈願が、11日に亀戸香取神社にて行われ、志尊をはじめとするキャスト陣が出席した。
原作は、実話に基づいた青春小説『走れ!T校バスケット部』(松崎洋著・幻冬舎文庫)。バスケの強豪・白瑞高校をいじめにより自主退学し、通称“T校”と呼ばれる多田野高校に編入した主人公・田所陽一(志尊)が、個性的なチームメイトと出会い、仲間とバスケする楽しさを思い出していく物語。弱小バスケットチームの成長を通し、高校生の悩みや葛藤、仲間との絆、家族の想いを描く。
メガホンをとるのは、映画『今日、恋をはじめます』、『クローバー』、『ReLIFE』など、数々の青春恋愛映画を生み出してきた古澤健。脚本は、この春に斬新な設定で話題沸騰となった土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』の徳尾浩司が担当。
この日の大ヒット祈願には、志尊のほか、佐野勇斗、早見あかり、戸塚純貴、佐藤寛太、鈴木勝大、西銘駿、阿見201が出席した。
「スポーツ振興の神」として全国で知られ、オリンピック選手も大会前に参拝に訪れるという『亀戸香取神社』にて大ヒット祈願を行ったキャスト一同。志尊は「非常に身が引き締まる想いでした」と明かし、「バスケットボールというスポーツを題材とした作品をやらせていただき、僕らが練習した日々を含めて、作品に反映できていると思うので、たくさんの方に届きますように…と祈らせていただきました」とコメント。
佐野も「撮影から約1年が経つんですが、久しぶりに集まったので当時を思い出しながら、映画が多くのみなさんに届けばいいなとお祈りました」と吐露。「緊張でドキドキした」と振り返った早見は、「こういった場所でヒット祈願をやらせていただいたので、映画のほうもたくさんのみなさんに観ていただけたらと思います」と語る。
撮影から約1年ぶりの集結となったキャスト陣。久々の再会に対して「撮影当時から一番変わった人は?」と聞かれると、戸塚は「阿見さんのヒゲが伸びたし、横にも大きくなったなって思った」とコメント。志尊が"阿見201"という名前にかけて「今、体重的には、阿見いくつ?」と聞くと、阿見は「阿見128(kg)」と現在の体重を告白し、キャスト陣は「おお〜〜すげぇー!!」と大盛り上がり。そして志尊は「こうやってしゃべっていると、空気感とかは全然変変わらない」と笑顔を見せた。
勝運を呼ぶという神社の御利益にちなんで「どんな勝運を引き寄せたいか」について話題が及ぶと、戸塚は「さっきおみくじを引いたんですが、金のなる木が当たりまして。なので、お金に貪欲に生きていきたいと思います(笑)」と述べて場を盛り上げる。また鈴木は「僕は占いで名前を決めて、"勝ちが大きい"で、勝大なんです」と名前の由来を明かしながらも、「でも、これといって勝った記憶が今のところ正直ないので、これから名前の通り挽回していきたいと思います」と決意を新たにする。さらに志尊は「今はこの映画が勝つことが一番です!」と力強く語った。
佐藤以外はバスケ初心者だったため、キャスト陣は撮影前に、元日本代表の半田圭史から約3ヵ月の特訓を受け、本番では代役なしでバスケシーンの撮影に挑んだという。本作の撮影後にもその特訓は活かされたそうで、志尊は「別の作品で、車椅子バスケでパラリンピックを目指す青年をやらせていただいて。車椅子バスケでは足が使えないので、手のスナップを遣ってゴールに届かせないといけないんですが、(『走れ!T校バスケット部』での)練習を指導してくださった半田さんにいつも言われていたことだったので、その時の練習がすごく役立ちました」と回顧。
T校バスケ部のキャプテンでスリーポイントシューターでもある矢島俊介を演じた佐野は、「(撮影後はバスケと)まったくやってない」と明かしたものの、「練習ではなかなか届かないことも多かったんですが、本番ではスリーポイントが奇跡的に入った」と誇らしげに振り返ると、佐藤は「撮影の時にバンバン入っていて、すごかった!」と絶賛していた。
また、「バスケのセンスがある人は?」と聞かれると、「西銘駿と佐藤寛太」と二人の名前を挙げた志尊。「西銘はスリーポイントシュートが異常上手かったし、それ以外の動きで言うと、佐藤寛太がポテンシャル高い」とコメント。西銘は「僕ですか!?」と驚きつつも、「練習でスキルは上がっていったんですが、初心者の役だったので、撮影に入った時に苦労しました」と、初心者役ならではの苦悩を明かす。一方の佐藤は「バスケが好きだったし、楽しかったです」と満面の笑みを浮かべた。
さらに志尊から「あとは阿見さんがよくダンクシュートをね……」と振られた、高身長の阿見は「僕はだいたいドリブルの延長で入っちゃったんでね」とジョークを飛ばすも、会場は失笑に包まれてしまい、「何で今振ったの?」と志尊に抗議しつつ、「(記者がパソコンを打つ)カタカタって音が止まっちゃった。すみません!!(笑)」と慌てて謝罪し、笑いを誘っていた。
映画『走れ!T校バスケット部』は、11月3日(土)より全国東映系にてロードショー。なお、オーディションサイト『Deview/デビュー』では、バスケオタクで寿司屋の息子・川崎裕太を演じた戸塚純貴のインタビューを近日公開予定。