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2017/10/25 12:10
中条あやみ“甘えん坊”、志尊淳“ド根性タイプ” 筆跡診断で知られざる恋愛タイプが明らかに
人気コミックを中条あやみ主演で実写化した、映画『覆面系ノイズ』の完成披露試写会が24日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、中条をはじめ、志尊淳、小関裕太、真野恵里菜、磯村勇斗、杉野遥亮、三木康一郎監督が舞台挨拶に登壇。本作の魅力を漢字一文字で表したキャスト陣に対して、サプライズで“恋愛タイプ”筆跡診断が実施され、中条が“甘えん坊タイプ”、志尊が“エネルギッシュなド根性タイプ”など、それぞれの意外な恋愛タイプが明らかとなった。
原作は、『花とゆめ』で2013年から連載されている福山リョウコによる人気少女マンガ。突然姿を消した幼馴染に想いを届けるため、歌い続けているヒロイン・ニノ(中条)と、彼女の声に惚れ込み、彼女を想って曲を書き続ける青年・ユズ(志尊)、そして幼い頃いつも一緒にいたニノをなぜか頑なに拒絶し続ける、ミステリアスな幼馴染・モモ(小関)の、不器用でピュアな彼らそれぞれの切ない片想いが交錯する“片恋”ストーリー。
「『覆面系ノイズ』の魅力を漢字一文字で表すと?」というお題に対して、キャストそれぞれが漢字一文字で本作の魅力を表現。中条は「鼓動の“鼓”です」と発表するも、大きなフリップに対して、小さすぎる“鼓”を書いた中条に、共演者からは「ちっちゃ!!」「コレ、鼓動鳴ってます?(笑)」と総ツッコミ。改めて、中条は「この映画は恋愛もそうですが、音楽も見どころなので、鼓動を刻むという意味では、距離が近くてドキドキするから鼓動もあがるし、音楽もリズムに乗って刻んでいるような思いで、“鼓”にしました」と説明すると、小関から「この余白があるっていうのは、余韻があるっていうことでしょ?」とフォローが入る。
“想”という字をフリップいっぱいに書いた志尊は、「この作品はみんなが片想いをしていて、想っている気持ちを相手に伝えられなかったり、どうやって伝えようか悩んで葛藤する姿が描かれている」と語り、「この映画を観て、想うことの大切さというか、想うことがエネルギーになって何かに繋がるなって思いました。恋愛や音楽、友情だけじゃなくて、背中をポンと押せるような作品になってるんじゃないかなという想いで、“想”です」とコメント。
小関は「僕は“響”。プロモーションのCMでも『響け〜♪』って言ってますが、自分の中でもすごく印象に残っていて。よく聞く言葉ではありますが、すごくいろんな意味合いがこもっている言葉だなと思っていて。もちろん、この映画を観て響いてほしいというのもありつつ、“自分の想い、響け!”という想いは大切にしないといけないなと思います」と語った。
また、真野は「この作品は、歌声や楽器だったり、音がきっかけでそれぞれの想いが変わっていくので、“音”」と発表すると、“叫”という漢字をチョイスした磯村は本当は叫びたいけど叫べない自分がいて、それをどうしたらいいのかというのが、この物語の軸にもなっている。叫びたい気持ちをそれぞれがどういう風に出していくのかというところにも注目してもらいたい」とアピール。“震”と書いた杉野は「みんなが恋をしているところを切り取っても、演奏しているシーンを切り取っても、すごく胸に来るものがあって、心震えるなと思ったので“震”です」と説明。
達筆な杉野の文字に対して、小関が「字、めちゃくちゃキレイだね!」と称賛。杉野が「そうそう」とまんざらでもない様子を見せると、磯村は「字的にはちょっと震えててほしかったけどね〜」とイジり、さらに志尊も「でもさ、ここに出てくる前、裏でけっこう震えてたよね?」と暴露。「ちょっと緊張してました」と照れ笑いを見せる杉野に、会場からは「可愛い〜」という声が漏れる。すると真野が「『可愛い』とか言うと、顔赤くなちゃうから」と呼びかけ、杉野は「『顔赤い』って言われるともっとダメになるから、止めて(笑)」と思わずフリップで赤面顔を隠すひと幕も。
そして、各々の個性が表れた同コーナーは、これで終わりではなく、実はキャストには内緒で筆跡診断が実施され、それぞれの恋愛タイプの分析結果が発表されることに。“意地っ張りタイプ”と診断された真野は『好きだと思っても素直に打ち明けられないで待つタイプ。でも、告白されると反発するかも』という結果に、「わかります。『好き』って言われても、本当なの?って思っちゃう。SNSが発達している今、LINEとかで言ってくる人もいるから、嬉しいけど、騙されたらどうしようって思っちゃう」とコメント。
『“アクティブな肉食系タイプ”。好きな人に自分からアプローチしてリードしたい。ただ、相手に束縛されるのは苦手。いわゆる亭主関白型』と診断された磯村。「がっつり行きますよ、豹柄着てね!」とボケると、監督から「そういう肉食じゃないでしょ!?」と突っ込まれ、さらに志尊から「え?磯村さん、どんな感じで行くんですか?」とムチャぶりが。そんな中、ノリノリで「僕は女性がいたら、女豹!ってやる」と豹ポーズを見せるも、ざわつく会場に対し、志尊が「現場でも磯村くんは、こういう立ち位置ですべり芸担当だったんです」と説明。「舞台挨拶では振らないって言ったじゃん!(笑)」と磯村が抗議するも、志尊は「大丈夫、いい感じ!」と満面の笑みを浮かべ、息ピッタリの掛け合いで場を盛り上げていた。
杉野は『入れ込み型熱中タイプ』だそうで、『この人と思ったら一途に思い続ける。ただ冷静な判断力と論理的思考もできるので、理性で抑えることもできる』との診断結果に、「本当にその通りだと思う。最後のどころにビビっときました」満足げにうなずき、「今日、親が観に来ているので、いい診断結果が出て良かった」と胸をなでおろす。『アバンチュール恋愛型タイプ』と診断された小関は、『危険な恋にも怖気づかず受け入れることができる。常に平凡では満足できない。結果、いい方向に実らせる受け皿も器もある』という。「危険は好きかもしれない。旅が好きなので、それとちょっと通じるものがあるかも」と自己分析すると、中条と志尊は「ロマンチックだもんね」と賛同していた。
『エネルギッシュなド根性タイプ』の志尊は、『積極的で豊かな表現力と真面目さで好きな人を射止めたら最後まで責任持って守りぬくタイプ』という男らしい診断結果に対し、「コレ、当たってると思います」とドヤ顔。これには男性陣も「一番いいじゃん!」(磯村)、「いい男!!」(小関)と茶々を入れる。『甘えん坊タイプ』と診断された中条は、『自ら進んで愛を注ぐというよりも受身的で愛されるほうが好き。甘え上手で周りからも自然に支えられながら恋が成就する』という診断に、「え〜、そんなことないです。甘えん坊じゃない」と否定。
そんな中条に対し、磯村は「けっこうイタズラっ子で、ちょっかい出したがりなところは甘えん坊に近いものがあるかも」と語ると、志尊も「甘え上手だとは思う。僕が普通に立っていたら、いきなり『壁ドン』をやってきて。そういうことを平気でやる天真爛漫な子」と中条の意外な一面を明かす。さらに、磯村から「イタズラする前の顔って、『へへへッッ』ってすごくヤンチャな顔をするんです」暴露されると、中条本人は「よく、小学5年生の男子って言われる」と無邪気な笑顔を見せていた。
最後に、中条は「みなさんが初めて観る方々なので、面白かったとしても、そして、ないとは思いますが、面白くなかったとしても、みなさんに『面白かった』と必ず伝えて、どんどん宣伝してください(笑)。楽器も歌もみんな本当に頑張った作品なので、たくさんの人に観てほしいです」と呼びかけた。
映画『覆面系ノイズ』は、11月25日(土)より全国ロードショー。