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2018/08/26 21:35
初のソロ写真集を発売した佐野勇斗、”第二の故郷”五島列島の魅力をアピール「アットホームな感じが大好き!」
ダンスボーカルユニット「M!LK」のメンバーとして、そして俳優としても活躍中の佐野勇斗が、26日に都内にて、初のソロ写真集『1stPHOTOBOOK 佐野勇斗』の発売イベントを開催した。
初のソロ写真集発売について、佐野は「全部大きく僕が写っているということで、恥ずかしさもあるけど、今回、素敵なチームで素敵な場所で作らせて頂いたので、たくさんの方に見てもらいたいです」とコメント。また、写真集のタイトルの名前部分は、書道6段の佐野による直筆だそうで、「親からもらった名前なので、初めての写真集は自分で書きたいなと思って僕が提案しました」と明かす。
佐野本人の希望で、俳優としてのデビュー作である映画『くちびるに歌を』(2015年公開)のロケ地・長崎県の五島列島で撮影された本作。五島列島を選んだ理由について、「海外とかいろいろな案もあったですが、自分のデビュー作である『くちびるに歌を』で、約2ヵ月間撮影した場所が五島列島で。当時から思い入れのある場所で、勝手に第二の故郷て呼ばせてもらっています」と語り、「僕が帰る度に、息子のように可愛がってくださるので、恩返しって言ったらおごがましいけど、僕の原点でもある場所で撮影させてもらって、少しでもみなさんに五島列島の魅力を伝えられたらという気持ちで選びました」と打ち明けた。
そして、「(『くちびるに歌を』の)撮影以来だったのですが、今回も仕事ではあるけど、プライベートみたいな感じで行かせていただいて。五島列島の人々の温かさに触れて、心が洗われる感じがして、行って良かったです」と笑顔を見せ、「五島列島は海や山とか、景色はもちろんキレイなんですけど、本当に人がいいんです。初めてお会いした方でも、"親戚の子が来た"という感覚で迎え入れてくださったり、アットホームな感じがして、それが大好き」と五島列島の魅力を語る。
印象に残っている撮影エピソードを聞かれると、「海でカメラマンさんとキャッチボールをしたこと」と述べ、「昔、お父さんとやった振りくらいのキャッチボールだったから楽しかったです。あと、4年前の撮影でお世話になった場所で、お店のマスターとお母さんと一緒に夜ご飯食べたことも思い出に残っています」と撮影を振り返った。
お気に入りカットについては、見開きで大きく掲載された海辺での横顔カットをチョイスした佐野。「顔についている砂がいいなと。20歳なんですけど、大人になりきれていないヤンチャな自分が表現できているかなと。背景の海もキレイだし、いろいろと含めていいなと思いました」と明かし、「『佐野くんの横顔が好き』と言ってくれる方もいるので、横顔を選びました」と満面の笑みを浮かべた。
前日の25日には、大阪と名古屋で同写真集の発売イベントを実施。「グループの活動で特典会とかやらせていただいているので、さほど変わりはなかったですが、映画とかで俳優としての僕を観て、知ってくださった方も来てくれたので、新鮮な気持ちでした」とコメント。また、M!LKのメンバーにはまだ写真集を見せていないらしく、「配ろうかなって思います!」と宣言していた。
ドラマ『トドメの接吻』をはじめ、映画『ちはやふる−結び−』、映画『羊と鋼の森』、映画『青夏 きみに恋した30日』(主演)、さらには、9月14日公開の映画『3D彼女 リアルガール』、2018年公開予定の映画『凛』と、今後も主演映画の公開が控えるなど、俳優としての活躍が目覚ましい佐野。現在の活躍ぶりについては、「今年はけっこう映画の公開も多く、『いっぱい出てるね』と言ってもらえるんですが、正直、僕の目指しているところにはまだまだ程遠いなと思っていて。頑張らなきゃ!という気持ちが強くなった1年でした」と回顧。さらに、事務所の先輩である山崎賢人との共演を振り返り、「すごく間近で先輩の存在を目の当たりにして、自分に足りないものがよくわかったので、これからもっと頑張ろうって思いました」と胸の内を明かした。
また、今後の目標について聞かれると、「朝ドラに出てみたいです。朝ドラはいろんな世代の方が見てくれるイメージがありますし、おばあちゃんが朝ドラが好きなので。おばあちゃんやおじいちゃんに見せてあげたい」と目を輝かせた。