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2018/07/09 19:01
松居大悟ラジオ発の新作舞台『みみばしる(仮題)』、主演に本仮屋ユイカ
女優の本仮屋ユイカが、開局30周年のJ-WAVEと創設10周年の劇団ゴジゲンのコラボによる、舞台『みみばしる(仮題)』で主演をつとめることが明らかとなった。
作・演出は、劇団ゴジゲンの作家・演出家・主宰者であり、映画『アフロ田中』や『アズミ・ハルコは行方不明』、『君が君で君だ』の監督として、またドラマ『バイプレイヤーズ』 シリーズのメイン監督、ミュージックビデオ制作など数多くの作品を世に送り出す新進気鋭のクリエイター・松居大悟。
松居がナビゲーターを務める、J-WAVEの番組『JUMP OVER』(毎週日曜23:00〜23:54)では、“稽古場ラジオ”と題して、創作の様子をリスナーに発信し、リスナーの声を創作に反映させる取り組みが行われている。舞台作品のロゴマーク選定からオーディション、稽古まで、普段は参加することの叶わない舞台制作の過程を公開。リスナーと一丸となって本多劇場のステージを目指す。
また、同番組のオリジナルテーマ曲も担当し、俳優やアーティストにも人気の高いシンガーソングライター石崎ひゅーいが、本作で舞台の音楽監督に初挑戦することも決定している。
本作の主演には、2005年放送のNHK連続テレビ小説『ファイト』で主演を務めたほか、『王様のブランチ』(TBS)でのMCや、映画『スイングガールズ』出演や、昨年話題になった妄想歌謡劇団『上を下へのジレッタ』など、舞台でも大活躍している女優・本仮屋に決定。
作品にふさわしいフレッシュな才能を求めて、出演者オーディションが実施された本作。応募締切までに総数808名を記録。年齢・性別・演技経験不問での募集だったため、下は11歳から上は80歳の方の応募が集まり、プロの「俳優」はもちろん、「看護師」「助産師」「占い師」「鉄工所の従業員」等など職業もさまざま。プロアマ問わずの選考のため、この中から誰がキャスティングされるのかはまったく未定で、現在、松居を筆頭に青筋立てての書類選考中だという。
◆本仮屋ユイカ(主演)コメント
台本もない、キャストもわからない、どんな作品になるのか予想もできない…こんなにまっさらな状態でオファーをお受けしたのは初めてです。
女優という仕事は、いつも一番最後に参加する職種だと思っていました。本を作ってもらい、ロケ場所の確保や、セットを組んでもらい、最後にやっと参加できる。このJUMP OVERのように、作品の立ち上がりから参加できる仕事にはなかなか出会えないなと思い、そのプロセスをぜひ目撃したい! そこに参加したい! と思い、オファーを受けさせていただきました。また、同世代で魅力的な松居監督、JUMP OVERスタッフの皆様、そしてリスナーの皆様と一緒に作り上げる一体感やLIVE感をとても楽しみにしています。大好きなラジオと、大好きな舞台を両方いっぺんに楽しめちゃう! 私にとっては、超がつくほどご褒美なお仕事になりそうな予感です。
来年の2月、私たちの旅路が劇場でどんなゴールを迎えるのか、ぜひ観にいらしてください!
◆松居大悟(作・演出)コメント
オーディション資料とても熱量を感じました。出会えるのが楽しみです。そしてJ-WAVE30周年と同い年、ラジオ愛と舞台愛に溢れる本仮屋ユイカさんに座長をお願いしたいと思いました。"人に生きた声を届ける"というラジオと舞台の親和性。すべて白紙な状態での本仮屋さんの英断も頼もしく、これから音楽の石崎ひゅーいと共に、番組を通して舞台を作っていくつもりであります。見やすい優等生みたいな作品にするつもりはなく、テレビや映画で見られないような、演劇とラジオの面白さが詰まった不健康な作品にしたいです。しましょう。
劇のタイトルはとても仮ですが「みみばしる」にしてみました。由来は番組で話そうと思います。そんなわけで、毎週日曜に放送(稽古)しているので集合お願いします!
【公演概要】
タイトル:舞台『みみばしる(仮題)』
作・演出:松居大悟
音楽監督:石崎ひゅーい
出演:本仮屋ユイカ ほか俳優、 オーディションで選出されたリスナーキャスト数名
公演日程:2019年2月7日(木)〜17日(日)予定
劇場:下北沢 本多劇場
WEB:www.j-wave.co.jp/original/jumpover/stage/
制作:ゴーチ・ブラザーズ
主催:J-WAVE/ゴーチ・ブラザーズ