新人女優・真崎かれん、日中若手映画人合作のサイコサスペンスで初ヒロイン | ニュース | Deview-デビュー

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2018/06/29 20:01

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新人女優・真崎かれん、日中若手映画人合作のサイコサスペンスで初ヒロイン

映画『心魔師』10月27日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー。(C)2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社
映画『心魔師』10月27日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー。(C)2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社

 新人女優・真崎かれんが初のヒロインを務める、オリジナル・サイコサスペンス映画『心魔師』。10月27日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショーされることが決定。ヒロインの真崎をはじめとするキャスト、監督からのコメントが届いた。

 映画『心魔師』は、日中若手映画人合同プロジェクト第一弾。『ほんとうにあった怖い話 第31夜』『レンコーンの夜』など、ホラーの王道からシュールなコメディまで幅広いジャンルを横断する若手映画監督・今野恭成。彼と東京藝術大学大学院映像研究科時代の同期で、中国の若きプロデューサー、チョウ・ダンニがお互いの夢を実現。日本映画をこよなく愛する中国の新進気鋭のプロデューサー・劉雨星が長年温めてきた企画を日中の若き映画人2人が形にした。

 本作はオール日本ロケで仕上げは中国と、国境を飛び越えて製作。プロジェクトのトータルプロデュースを、これまで『Shall we ダンス?』『ウォーターボーイズ』『サバイバルファミリー』など数多くのエンターテインメントメジャー作品を作り続けて来たアルタミラピクチャーズが手掛け、『シンクロナイザー』に続き、インディペンデントの新たな道を開拓する。

 血液凝固を止める薬品を注射して失血死させるという猟奇殺人が発生。不眠症の刑事・今村はこの調査のために訪れた精神病院で患者の少女に出会う。怪しげな入院患者や医師、看護師に疑惑の目を向けるが、またも新たな死体が発見される……というストーリー。『羊たちの沈黙』や『CURE』を彷彿とさせる不安な映像世界と、謎が謎を呼ぶ意外な展開に中毒性があるサイコサスペンスとなっている。

 この迷宮に巻き込まれる主演の今村刑事に生津徹、ヒロインには新人女優・真崎かれん、その他に柳憂怜、小橋めぐみ、竹中直人らが脇を固める。なお同作は2018年第43回湯布院映画祭招待作品として出品される。

■監督・出演者コメント

●今野恭成監督「思いがけず中国の方々と映画を制作することになりました。日本の片田舎で起こる連続殺人事件を自由にアプローチをさせていただき、感謝しています。小道具の一つ、画の色の一つにいたるまで、二つの文化が溶けあった奇妙な映画を楽しんでもらえればと思います」

●刑事・今村修平役 生津徹
「この作品で、“人”というものの、“心”というものの怖さを、ゾクっとするくらい感じました。やっぱり、どこかで人って人を必ず求めて、それが意識的であれ、無意識であれ、そういう“人と一緒にいる”ってことはすごく大切なことだなって思いました。それは今村にとっては夕子。夕子にとっては今村。それは決して恋人とか家族とかではないけれども、ある人がいることによって、人間は“ああ生きていけるんだな”っていう事を演じながらすごく感じました」

●安藤夕子役 真崎かれん
「私が演じた夕子は病院の中でずっと暮らしています。孤独だろうなと思うけど、それを表面には出さず、会う人たちみんなに嬉しそうな態度で接するところが私は好きです。でもそれが逆に可哀想だなと思ったりもします。私はそんな夕子が悲しいなと思いながら演じましたので、そういったところ観ていただけたらと思います。そしてこの映画はあまり説明的なところが無いので、観た人はそれぞれ違う捉え方をすると思います。なので、観終わった後にみなさんで話してもらい、それぞれの違った感じ方を楽しんでもらえたらと思います。更に二度観るとまた違うと思います」

●刑事・田島勉役 柳憂怜
「この『心魔師』という映画は、中国のプロデューサーが暖めていた企画を日本を舞台にして日本人の若い監督とスタッフやキャストたちとで一緒に作りました。でも、国はどこであろうとも関係無く、いろいろなことにチャレンジし、前に進もうとあがいている、そんな人たちが集まって作った作品です。そんな映画がどんなふうにお客さんの目に届くのか、どんな結果をもたらすのか、どんなふうに広がって行くのかが楽しみです。そしてこの作品をスタート地点として今後スタッフやキャストのみんながどう活躍するか期待したいです」

●精神科医・谷役 阿部翔平
「私は谷という医師がよくわからないまま演じました。谷の人となりがよく見えないというか、現実感が薄い人というか。だからあまり現実的にみえないように演じました。自分ではそのアプローチが良かったのかどうかですら、まだわかっていません。ただただ今野監督の指示のもとこの役を全うしました。観た人から『谷っぽい』『谷っぽくない』と言われたら、どちらも『そうかも』と思うし、良いと思ってくれるのなら『どこが良い?』と逆に聞いてみたいです。出来上がった映画を観ると谷が作品の雰囲気に溶け込んでいて非常に心地よい気持ちになりました」

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  • 映画『心魔師』10月27日(土)より新宿シネマカリテほかにて全国順次ロードショー。(C)2018索斯光影(北京)影視文化伝媒有限会社

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